次の日、夏侯覇の姿は再び化学準備室の前にあった。
何故かというと、昨日の行為の後郭淮に「また明日、同じ時間にここに来て下さい」と言われた
からだ。
しかも、部活のユニフォームを着てくるように、という命令付きでだ。
「(…どうしよう、また…、昨日と同じ事、されちゃうのかな……)」
幾ら嫌がったところで、郭淮が夏侯覇の恥ずかしい姿を収めた携帯電話を持っている時点で
彼に拒否権はなかった。
「(……でも、俺…)」
弱みを握られていなかったとしても、拒否は出来なかっただろう…と夏侯覇は思っていた。
…何故なら彼は、昨晩、次は何をされてしまうのだろうか…などと考えながら自慰をしてしまっ
たからだ。
「(…まさか…、俺……、期待してる…のかな……)」
扉に触れるか触れないかの所で手を制止させたまま尻込みしていると、突然勢いよく扉が開い
た。
「わっ!?」
「…先刻から扉の前で何をしているのですか? 早く入って下さい。」
「えっ…、何で分かったの?」
「…磨りガラスに影が映っていたので。」
郭淮はそう言うと、夏侯覇の手首を掴んで半ば強引に部屋に引き入れ、扉に鍵を掛けた。
「せんせ……、んっ…!」
夏侯覇は何かを言おうとしたが、強い力で壁に押し付けられそのまま唇を塞がれてしまった。
間を置かず郭淮の舌が唇を割って進入し、夏侯覇の舌を絡め取るように動く。
「っく…、ふぁっ……」
夏侯覇は嫌がる素振りも見せず、郭淮にされるがまま身を任せていた。
それをいいことに、郭淮は口腔を好き勝手に蹂躙し、剰え反応し始めていた夏侯覇の局部を
布の上から撫で上げた。
「んんっ…!」
それだけで頭の奥が痺れ、身体から力が抜け、郭淮に寄り掛かるような体勢になってしまう。
郭淮はその様子を見て笑みを浮かべると、弛緩した夏侯覇の身体を軽々と持ち上げ、部屋の
隅に用意しておいた机の上に仰向けに寝かせた。
「ふぁ……、先生…?」
足を広げて下さい、と耳元で囁かれ、夏侯覇は恥じらいながらもその命令に従う。
すると郭淮は、股間の部分に顔を近付けてじっくり観察した後、そこに鼻を押し付け思い切り
息を吸い込んだ。
「ひぃっ!? な、何するんだよ…っ!!」
「ふむ…。ちゃんと洗濯はしているようですね。」
匂いを嗅がれている事に気付くと、夏侯覇は身を捩ってそれから逃れようとする。
しかし、不意に布の上から性器に舌を這わされ、その抵抗はぴたりと止まってしまった。
「あっ…!? やだっ…、くすぐったい…っ、先生…!」
竿の部分を舌でつついたかと思うと、陰嚢の部分を啄むようにして刺激を与える。
布越しの緩やかな愛撫に、次第に夏侯覇の中でもどかしさが募っていった。
「っ…、うぅ……、先生…っ、これじゃ…、やだぁ…! 直接…触って欲しいっ…!」
夏侯覇が思わず自分から求めるような言葉を口走ると、郭淮は頗る嬉しそうに笑った。
「ふふっ…、仕方ありませんねぇ。…では、下の方だけで構いませんのでご自分で脱いで頂け
ますか?」
その言葉に、夏侯覇は一瞬だけ困惑した表情を浮かべたが、それでも快楽が欲しいという欲
求には勝てなかったようで、すぐさまベルトを外しユニフォームのパンツを下着と一緒に脱ぎ捨
てた。
「これで…、いい…?」
「ええ。…そのまま足を開いていて下さいね。」
望み通り性器に直接触れられ、夏侯覇は期待に体を震わせた。
「(……あ、あれ…?)」
だが、先端を抓まれ竿に舌を這わされても、彼は心の奥で一抹の物足りなさを感じていた。
何故だろうかと昨日の事を思い返してみると、すぐにその理由が分かった。
「せ、先生……、違う…、そこ…じゃ、ない……」
「…どうしました?」
夏侯覇がもどかしさを感じていた事は、郭淮にも何となく分かっていたようだ。
しかし、彼は敢えて知らぬ振りをし、夏侯覇が自らして欲しい事を口にするのを待っていた。
「……そこ…じゃ…、なくて…、お…、お尻の…方を…、弄って…っ!!」
夏侯覇が顔を真っ赤にしながら言うと、郭淮は性器に這わせていた指をそのまま下方に下ろし
ていき、毛を掻き分けるようにして窄まりの部分に触れた。
「あ……」
「ここを弄って欲しいのですね?」
そこを指で圧すように刺激すると、夏侯覇はこくこくと必死に頷いた。
すると郭淮は、昨日と同じスポイト状の道具を取り出しその中身を夏侯覇の内部に注入した。
「ふぁ……」
すぐに指が進入し、ローションによって滑った腸内を我が物顔で動き回る。
「あっ、んん…っ!」
夏侯覇の内部は待ってましたと言わんばかりに指に吸い付き、きゅうきゅうと収縮を繰り返す。
郭淮は様子を見ながら括約筋を慣らすように動かした後、指を二本に増やしてゆっくりと抽送
を始める。
「ふあぁ…っ、せんせぇ…!」
「…もう前よりこちらの方が感じるようになるとは…。やはり素質があるようですね。」
郭淮はそう言いながら、根元まで埋め込んだ指で肛門を左右に開いていく。
滑りを帯びて赤く充血した粘膜がヒクヒクと蠢く様が、郭淮の眼前に晒された。
「ひ…っ! お、お尻…、拡がっちゃうよぉ…!」
「…でも気持ち良いのでしょう? ほら、ここも反応していますよ。」
ユニフォームの薄い布を押し上げるように膨れていた胸の突起に、郭淮の指が触れる。
その瞬間、そこから電流が走ったかのような快感が伝わった。
「んひっ…!? そ、そこ、だめぇ…!」
「おや、ここも敏感なのですねぇ。…そうだ。」
郭淮は夏侯覇の胸の突起が見える位置までユニフォームを捲り上げ、自分の頭に挿していた
駒込ピペットのゴムキャップ部分を取り外した。
そして、夏侯覇の胸の突起に狙いを定め、それを素早く吸い付かせた。
「ひゃぁっ!! な、何…!?」
「…うーん…、もう一つ用意しておけば良かった…。」
そう言って口惜しそうに溜め息を吐くと、吸い付かせたゴムキャップを二、三度指で弾く。
「うぁっ…! やっ…、だめぇ…!」
胸への刺激に呼応するように腸内が締まり、郭淮の指を艶めかしく締め付けた。
それに気をよくしたのか、郭淮はゴムキャップを弾きながら夏侯覇の内部を掻き回し始めた。
「う…あぁっ…!! せんせ…っ、それ…だめぇ…!!」
腸内を蹂躙していた指が三本に増やされ、内部が強く擦られる。
その度に快楽が背筋を伝わって脳内で弾け、夏侯覇は次第に何も考えられなくなっていった。
「あっ…、あぁっ…!! せんせぇ…、もう……、だめぇ…っ!!」
だが、今にも達しそうになった時、それを許さないというように指が抜き取られてしまった。
「え…っ!? な、何で……」
熱く疼いている尻を揺すりながら涙目で訴える夏侯覇に、郭淮はにこりと笑ってみせた。
「…まだイクのは早いですよ。これからが本番です。」
その言葉が何を意味するのかすぐに理解し、夏侯覇は郭淮のズボンを押し上げているモノに
期待するような視線を向ける。
「…おや、そんな物欲しそうな顔をして…。少し待って下さいね。」
郭淮はそう言いながら肉棒を取り出し、たっぷりとローションを塗って馴染ませる。
その間にも、夏侯覇は待ちきれないといった様子で尻をもじもじと動かしていた。
「ぁ…、うぅ……、先生…っ! おチ●ポ…、入れてぇ…!」
「…そう急かさずとも、すぐに入れてあげますよ。」
ぐちゅ…と粘着音を響かせながら郭淮のモノが挿入されると、夏侯覇は身体をゾクゾクと震わ
せながら嬌声を上げた。
「っ…、あぁ…っ!」
自ら膝の裏に手を添えて足を持ち上げ、受け入れる体勢を作って肉棒を貪欲に呑み込もうと
する。
郭淮は夏侯覇のそんな仕草に興奮を覚えつつ、一気に根元まで自身を突き込んだ。
「んあぁっ…!!」
夏侯覇の内部は恐る恐る肉棒を締め付けていて、快楽を感じてはいるがまだ行為自体には慣
れていない事を示していた。
「…夏侯覇殿、落ち着いて。」
「あうぅ…、せんせぇ……」
内部の痙攣が収まってきた所で、ゆっくりと抽送を始める。
すると、先程まで戸惑ったように蠢いていた内部があっという間に馴染み、郭淮の動きに合わ
せるように収縮し始めた。
「あ…んっ! 気持ちいい…、もっと…v」
「(凄い…、これ程とは…。)」
この行為に対する夏侯覇の適応力の高さに、郭淮は思わず感心すると同時に調教のやりが
いも感じていた。
「(ふふ……、素晴らしい…。)」
そろそろ激しくしても大丈夫だろうと判断した郭淮は、夏侯覇の太股に手を添え、激しく腰を打
ちつけ始めた。
「あひぃっ…! んぅっ…、あっ、そこ…っ、いい…!!」
敏感な部分を繰り返し雁で引っかかれると、夏侯覇は喉を引きつらせながら身悶えた。
彼の昂ぶりに呼応するように、腸内も積極的に肉棒に絡みついていく。
「っ…、この締め付け…、とても二度目とは思えない…。」
熱い粘膜にねっとりと絡みつかれ、郭淮の射精欲が急激に高まり肉棒が脈打ち始める。
「あっ…!? な、何…っ!? 先生の…おチ●ポ…、ビクビクして…っ……」
それが射精の前兆だと理解すると、夏侯覇の内部はその拍動に反応して締め付けを強めた。
「ふふ…、こんなに吸い付いて…。中に出して欲しいんですね?」
「あ…、ぁ……、欲しい…っ! 中に…、出してぇ…っ!!」
夏侯覇がそう答えると、郭淮は射精に向けて更に強く肉棒を突き込んでいく。
「ふあぁ…っ、んっ…く…、気持ち…いいよぉ…、せんせぇ…!!」
「夏侯覇殿…っ!」
夏侯覇はがくがくと身体を震わせながら、射精の瞬間を今か今かと待ち構えていた。
しかし、与えられる強い快感に耐えられず、郭淮の精を受け止める前に絶頂へと一足飛びで
駆け上っていってしまう。
「あ…っ、だめぇっ…! イクうぅっ!!」
「っ…! くぅっ…!!」
絶頂によって腸内が一際強く締まり、郭淮にとどめとも言える快感を送り込んだ。
郭淮はそれに逆らう事なく、夏侯覇に強く腰を押し付けてそのまま腸内の奥深くに欲望を吐き
出した。
「うあぁ……、中…、出てるぅ……」
搾り取るように蠢く内部の感触を堪能しながら、全てを吐き出していく。
射精しきった所で肉棒を抜き取ると、白く濁った粘液が肛門から溢れ、机を伝い床にボタボタと
落ちていった。
「ふぁ……」
「(…ふふ。開発しがいのある素晴らしい身体だ…。もっと気持ち良い事を覚えさせて、私から
離れられないようにしてあげましょう…。)」





覇ニーのユニフォーム姿にムラムラしちゃいかんのか? いいでしょ。…というお話(?)

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