「おーい! 今帰ったぜ、息子! …わっと!」
普段は何もない場所に黒い革靴があり、夏侯淵はうっかりそれに躓いてしまう。
「あ、惇兄が来てんのか。」
いけねぇいけねぇ、とぼやきつつ靴を直すと、二人の名前を呼びながら廊下を歩き出す。
すると、程なくして風呂場の辺りから夏侯惇の声が聞こえた。
「…淵か? こっちだ!」
脱衣所を通り抜け風呂場の扉を開けると、そこにはうつ伏せになって尻を突き出している夏侯
覇と、その後ろで硝子製の物体を構えている夏侯惇の姿があった。
「あっ、父さん!」
「…お? 惇兄、息子、何してんだ?」
「いい所に帰ってきたな、淵。今から仲権に浣腸するぞ。」
夏侯惇が平然とした風に言うと、夏侯淵は驚いたような表情で素っ頓狂な声を上げた。
「へっ…!? 浣腸ぉっ!?」
「……仲権、淵には浣腸を頼まなかったのか?」
「あっ…、うん、何か恥ずかしくて、言い出せなくて…。」
夏侯覇がそう答えると、夏侯惇は何かを思いついたように夏侯淵の方を見た。
「と、惇兄…?」
「…早く服を脱いで入って来い。」
そう言われた夏侯淵が慌てて服を脱ぎ中に入ると、夏侯惇は手に持っていた硝子製の浣腸器
を手渡した。
「ほら、入れてやれ。」
「え、えっ!? 俺っ!?」
「…仲権が待ってるんだ、早くしてやれ。」
夏侯惇が指をさしたその先には、物欲しそうに父を見つめる夏侯覇の姿があった。
「息子…。」
「父さん…、内緒にしててごめん。俺、浣腸されるの好きなんだ…。だから……」
夏侯覇はそう言うと、夏侯淵を肩越しに振り返りながら自ら尻たぶを広げてみせた。
「それ…、入れて欲しい…。」
晒された肛門には既に潤滑剤が塗られていて、物欲しげに蠢いていた。
夏侯淵はそれを見てごくりと喉を鳴らすと、意を決したように浣腸器を構えた。
「…じゃあ、入れるぜ、息子…。」
「うん! …んっv」
突き込まれた嘴管を、夏侯覇は痛がる様子もなく受け入れた。
夏侯淵は大きく深呼吸をすると、内筒を持つ手にゆっくりと力を込めた。
「っ…、ふあぁ……」
薬液が注入され体内に染み込んでいく感覚に、夏侯覇は悩ましげに息を吐き体を震わせた。
「あ…んっ! イイよ、父さん…、そのまま…。」
浣腸器の中身が腸内へと移るにつれ、快感と薬液の刺激とで肛門の収縮が激しくなる。
「んぁ…、お腹がいっぱいで…、気持ちイイ…v」
夏侯覇の表情は恍惚としていて、この責めで快楽を感じていると誰もが分かるような様子だっ
た。
そんな息子の姿をジッと見つめながら、夏侯淵は更に内筒を押し込んでいく。
「ふあぁ……、お腹痛くなってきたぁ…。まだお薬残ってる…?」
「…もう終わるぞ。…っと。」
程なくして内筒が押し切られ、浣腸器の中身が全て夏侯覇の中に収まった。
「ぁ……」
嘴管が抜き取られると、肛門は内容物を押し止めようと硬く窄まった。
「っく…、うぅ……」
夏侯覇はしきりに腰を揺らし、太股をグッと引き締めるような動きを繰り返す。
すると、それを見ていた夏侯惇が何かを取り出し夏侯淵に手渡した。
「…へっ? 何で今コレが出てくんだ?」
それは、所謂電動アナルパールと呼ばれる物だった。
真珠を模した大小六個程の玉が連なっていて、黒い持ち手の部分にスイッチが付いている。
何度も使った事のある器具だが、夏侯淵には今この状態で渡された意図が分からなかった。
「…どうした、淵。それでいつも仲権のケツを弄ってやってるだろう。」
「そ、そうだけどよ……、…っ! まさか……」
「…ふっ、そのまさかだ。」
つまり、今まさに内側から押し広げられようとしている肛門を、その玩具でこじ開けて刺激して
やれと言うのだ。
「そんな…、大丈夫なのかよ…!?」
「ああ。…ケツを叩いてやっても悦ぶんだが、最近はソレがお気に入りでな。」
夏侯惇が笑みを浮かべながらそう言うと、夏侯淵は恐る恐る夏侯覇の方に視線を戻した。
それを待ち構えていたかのように、夏侯覇は父の目を見て「お強請り」を始める。
「あ…うぅ……、と、父さん…、それで…、俺のお尻…、弄って…!」
「息子…」
「早くやってやれ。…お前がやらないなら俺がやるぞ。」
夏侯惇にそう言われてやっと決心がついたのか、夏侯淵は目の前でヒクヒクと蠢いている肛門
に玩具を押し当てた。
「あ…」
夏侯覇が笑みを浮かべると、夏侯淵は玩具を持つ手にグッと力を込めた。
「うぁ…っ!」
内容物を漏らすまいと必死に窄まっていた括約筋が押し拡げられ、玉の部分が一つ、二つと
内部に入り込んでいく。
夏侯覇はその球体が押し込まれる度に嬌声を漏らし、身体を震わせた。
「ふあぁ…、あっ…、入って来るぅ…!」
そのまま全ての球体を埋め込み一旦手を離すと、取っ手の部分が夏侯覇の荒い呼吸に合わ
せるように上下に動いた。
「大丈夫か、息子…」
「ん…、大丈夫…だから…、早く…、お尻虐めて…。」
その言葉を聞き、夏侯淵は再び玩具の柄をしっかりと握りしめた。
夏侯覇の様子を見ながら、少しだけ球体の部分を引き抜いてすぐに元に戻してみる。
「んうぅっ…!」
そうしながら徐々に動きを大きくしていくと、夏侯覇は腰を揺すりながら甘い声を上げ始めた。
「ひあぁ…っ!! す、凄い…、う…ぁっ…、お尻…、気持ちイイ…っ!!」
息子をもっと気持ち良くしてやりたいという思いに突き動かされるように、夏侯淵はスイッチに
指を掛け少しずつ上に引き上げていく。
機械音と共に玉の部分が振動を始めると、夏侯覇の全身が総毛立った。
「っ…、んん…っ!! お腹が…っ……」
強く振動する球体が手加減なしに腸内を擦ると、褐色に染まった液体が掻き出され漏れ出して
いく。
既に相当激しい便意に襲われているはずだが、夏侯覇はこの行為を制止するような言葉は一
切言わず、それどころか更に強い快感を求めるように尻を振っていた。
「あはぁ…っ…、父さん…っ! もっと…、ズボズボしてぇ…!」
そんな夏侯覇に煽られるように、夏侯淵の手の動きも荒々しくなっていく。
奥を抉るように激しく出し入れしたかと思えば、先端で敏感な部分を執拗に擦り上げる。
「う…あぁ……、熱い…っ! お尻熱いよぉ…、父さぁん…っ!!」
全身に汗を滲ませた夏侯覇が、口の端から涎を垂らしながら喘ぎ叫ぶ。
性器からは透明な液が滴り落ち、彼が感じている快楽がどれ程の物かを示していた。
「っ…、ううっ…! もう…、出ちゃいそう……」
浣腸をされてからかなり時間が経っていた事もあり、薬液が一際強く排泄を促してきたようだ。
肛門が意志とは無関係に痙攣し、色味の付いた薬液を吹きこぼし始めていた。
玩具だけでなく夏侯淵の手もその薬液にまみれてしまっていたが、それでも彼は手を止めなか
った。
「ひうぅ…っ!! だ、ダメっ…、もうダメぇ…! 出させてぇっ!!」
「…そろそろ限界のようだ。淵、抜いてやれ。」
行為に夢中になっていた夏侯淵は、夏侯惇に声を掛けられハッと我に返る。
「す、すまねぇ、息子っ!」
慌ててスイッチを引き下げ、既に力が入らなくなっていた肛門から玩具を一気に抜き取った。
「んひぃっ…! あ…ああぁ……、出る…ぅ…、出るぅっ!!」
びしゃ、と薬液が漏れ出したかと思うと、すぐに内容物が堰を切ったように吐き出された。
大量の薬液と玩具によって撹拌されたそれを排泄しながら、夏侯覇は身体をがくがくと痙攣さ
せて絶頂へと上り詰めていった。
「もっ……、らめぇ…、イクうぅ…っ!!」
床に白く濁った液が吐き出されたすぐ後、内容物の噴出も止まった。
「はぁ…、はぁ…っ……、ふぁ…?」
桃源を彷徨っていた夏侯覇を引き戻したのは、シャワーの音と湯の感触だった。
夏侯惇は当たり前のようにシャワーで排泄物を流し、それが終わると夏侯覇の目の前に自分
のモノを突き付けた。
「またひり出しながらイキやがったな、このマゾガキ。…まだ物足りないんだろう、どうして欲しい
のか言ってみろ。」
夏侯覇は夏侯惇の言葉に嫌な顔ひとつせず、突き付けられた肉棒を手で撫でながら慣れた風
に口上を述べる。
「おチ●ポ…、欲しい…です…。マゾガキの夏侯仲権に…、チ●ポ汁を恵んで下さい…。」
「……いやいやいや、エロ過ぎるだろ息子ぉ…。」
先程からずっと息子の痴態を見ていた夏侯淵の肉棒は、先端からじわじわと透明な液を滲ま
せ、触れずとも射精してしまいそうな程に張り詰めていた。
「ふっ…。淵、お前はそっちを使え。俺は仲権の口を使わせて貰う。」
その言葉を聞くや否や、夏侯覇は自分から伯父の肉棒にしゃぶりついていた。
「…何だ? そんなに欲しかったか、仲権。」
「んん…、はふっ…、おじさんのチ●ポ…、欲しかったのぉ…v」
「おいおい、惇兄のチ●ポだけで満足かぁ? 息子ぉ…。」
夏侯淵は少しの嫉妬を滲ませながら、眼前でヒクヒクと蠢く肛門に肉棒を押し付け、先走りの
液を塗りつけるように動かす。
「あうぅ…、ごめんなさい…! 父さんのチ●ポも欲しい…っ!!」
夏侯覇がそう答えると、夏侯淵は待ってましたとばかりに肉棒を突き込んだ。
「ひっ…、あぁ…っ!!」
「よっしゃ、今日もみっちり可愛がってやるからな、息子!」
「…俺も久しぶりだからな、手加減出来そうにない。覚悟しておけ、仲権。」
上も下も肉棒で塞がれ身体を乱暴に揺さぶられているにも関わらず、夏侯覇は嬉しげに笑っ
ていた。





淵ちゃんもすっかり馴染んでしまいましたーというお話でしたw
惇が居ない時は勿論親子水入らずでやっちゃってますよ、そりゃもうパコパコとww

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