「あぁんっ…! おじさん…っ!」
「このエロガキめ、朝っぱらからこんな物着て誘ってきやがって…!」
夏侯覇は全裸に首輪とエプロンのみという出で立ちで、キッチンの調理スペースに手をついて
尻を突き出すような格好をしていた。
一方夏侯惇は、そんな夏侯覇の腰をしっかりと掴みながら、彼の内部に肉棒を激しく突き込ん
でいた。
「おじさんっ、もうダメっ…! イクうぅ…っ!!」
「くっ…!」
絶頂によってきつく締まる夏侯覇の内部に搾り取られるように、夏侯惇も精を吐き出した。
「ああぁ……、出てるぅ…、おじさんの…チ●ポ汁ぅ……v」
全てを出し切った肉棒が抜かれると、夏侯覇は鼻に掛かったような声を出しながら笑みを浮か
べた。
「ふぁ……」
「…お前…、そんなエロい声を出されたら、またヤリたくなるだろう。」
すると、夏侯覇はビクッと肩を震わせ、慌てたように夏侯惇の方に向き直った。
「だ、ダメっ!! また朝食抜きになっちゃう! …でも今から準備するの大変だよぅ…。」
「ははっ…、そうだな。すまん、手伝うから勘弁してくれ。」
二人は急いで後始末をして朝食の準備を始めたが、結局食べ終わる頃には昼を過ぎていた。
「お、おじさ〜ん……」
食事の後リビングのソファに寝転んでいた夏侯惇の耳に、戸惑ったように呼ぶ声が聞こえた。
体を起こして振り向くと、夏侯覇が何かを抱えながら困惑の表情を浮かべていた。
「どうした、仲権。…それは?」
「…えっと…、探し物してたら…出てきたんだけど……」
「そうか、見せてみろ。」
夏侯惇は「どうせ大した物ではないだろう」と高を括っていたが、それを見た瞬間思わず絶句し
てしまった。
「っ…!?」
それは所謂ゲイ向けのDVDで、父親が息子を犯すという内容の物だった。
しかも、夏侯覇が持ってきた数枚のDVDが全てそのような内容で、中には強姦やSMといった
過激な物まであったのだ。
「(何だこれは…! 淵の奴、まさか……)」
「おじさん…、これって…、やっぱ、そういう事……?」
「……」
幾ら共に育ってきたも同然の従兄弟とはいえ、性的な話をした事は殆どなく、ましてやお互い
の性的嗜好を話した事などない為、真意の程は本人に詰問でもしないと分からない。
だが、夏侯淵が息子である夏侯覇に対して親子以上の情があるとすれば、今までの過保護振
りに合点がいく事も確かだった。
「……そういう事、だろうな…、多分。」
「っ…、父さん……」
複雑な表情のまま俯く夏侯覇の頭を、夏侯惇は宥めるように撫でる。
「これは見なかった事にして、元に戻しておけ。」
夏侯惇はそう言ってDVDを手渡したが、夏侯覇はそのパッケージを見つめたまま動かない。
「仲権…?」
「……ねぇ、おじさん…、ほんのちょっとだけで良いから、一緒に見てくれないかな……」
それを聞くと、夏侯惇は一瞬驚いたような表情を浮かべた後、ふぅ…と息を吐いた。
「…まさか、興味があるのか?」
「……ん。」
夏侯惇は「親も親なら子も子だな」という台詞を呑み込みつつ、ソファからやおら立ち上がりDV
Dプレイヤーの電源を入れた。
「ほら、見たいやつを入れろ。」
「…うん。」
夏侯覇は震える手でDVDを選びながら、何故一緒に見て欲しいなどと言ってしまったのか…と
少しだけ後悔をしていた。
「(うぅ……、俺、近親とかそういうの、考えた事もないのに……)」
それでも強い好奇心には勝てず、一番興味を惹かれたタイトルの中身を取り出し、そそくさとプ
レイヤーに入れた。
再生ボタンを押し、テレビの正面に座っていた夏侯惇の隣に陣取って画面を見つめた。
「仲権、こういう物を見た事はないのか?」
「え…っと、その…、ネットで少しだけ…。買うのも借りるのも恥ずかしくて…。」
「…そうか。」
そんな話をしている間に、画面の中では父親役の男が息子役の男の寝込みを襲おうとしてい
る場面になった。
それからすぐに行為が始まると、夏侯覇の大きな瞳が画面に釘付けになった。
「ぁ……」
押さえ込まれて身体を弄られる男に自分を重ねているのか、夏侯覇は太股をもじもじと動かし
ながら恍惚とした表情を浮かべていた。
「(…こいつ、興奮してやがる。)」
画面に映る絡みを見ても何とも思わなかった夏侯惇だったが、甥が興奮している姿には情欲
をそそられてしまったようだ。
「おい、仲権。」
映像に見入っていた所に突然声を掛けられ、夏侯覇は肩をビクンと震わせる。
「っ…、な、何……」
夏侯覇は慌てたように声のした方に顔を向けたが、気付いた時にはもう、伯父の頭の向こうに
天井が見える状態にされていた。
「え…、お、おじさん…!?」
今流れている映像と同じように夏侯覇の身体を押さえ込み、耳朶に舌を這わせて軽く甘噛みを
する。
「ひゃっ…!」
「…淵に襲われるのを想像して興奮したんだろう?」
「っ……、ち、違うよぉ…、んぁっ!」
ズボンの上から局部を確かめるように触れられると、夏侯覇の身体から力が抜けていく。
夏侯惇はその隙を突いてズボンと下着を脱がし、足を開かせ恥ずべき場所を露わにさせた。
「あっ…、おじさんっ…、こ、これ…は…、違うのぉ……」
「何が違うんだ。お前はあの二人を自分達親子に置き換えて興奮しているんだろう?」
すっかり硬くなっていた性器を指摘されるようにつつかれると、夏侯覇はそれ以上否定する事
が出来なくなってしまった。
「ぁ…うぅ……、父さん……」
「…まぁいい、淵の事は後でじっくり話し合おう。今はこっちに集中しろ。」
夏侯覇の耳元でそう囁き、性器をやんわりと掌で包み込んで竿の部分を軽く扱くと、程なくして
先端から透明な液が滲み出した。
「んっ……」
そこでふと画面に目をやると、息子役の男が上体を突っ伏して尻を突き出した格好で秘部を弄
られているのが映っていた。
「おい、仲権。…同じ格好になれ。」
「ふぇ…?」
夏侯惇が画面に向かって顎をしゃくると、夏侯覇は言われた通りその男と同じポーズをとった。
「よし…。」
夏侯惇はそれを見て満足気に笑い、夏侯覇のモノの先端から滲む液を指に纏わせた。
そして、もう片方の手で尻たぶを広げると、その合間で慎ましく窄まっている肛門に滑った指を
這わせる。
「あっ……」
ここ数日の行為ですっかり挿入される感覚に慣れていた肛門は、多少無造作に突き込まれた
指も悦んで受け入れた。
「んぁっ…!」
ひくひくと蠢いて締め付けてくる感触を楽しみつつ、括約筋を解すように指を動かすと、その刺
激に反応して更に多量の液が性器から滴り落ちた。
夏侯惇はそれを再び指に絡め、今度は指の数を増やして激しく内部を掻き回し始めた。
「うあぁ…っ! お、おじさんっ…!」
敏感な部分を擦り上げると身体を震わせて悦び、わざと外した場所だけを擦れば求めるように
腰を動かす。
自分の思い通りの反応を示す夏侯覇の様子に、夏侯惇は思わず口元を歪ませた。
「ふっ、良い反応だ。…お前がこんな淫乱だと、淵が知ったらどう思うだろうな。」
「……っ!」
揶揄するように言われ、夏侯覇は身体を硬直させながら引きつったような声を漏らした。
夏侯惇は指を動かしながら、追い打ちをかけるように画面を見ながら呟く。
「…彼奴みたいに、襲われるかも知れんな。」
「あ……」
夏侯覇の双眸が画面を捉えた瞬間、内部が指をキュッと締め付けた。
「…ん? どうした、こんなに締め付けて。」
くつくつと押し殺したような笑いが聞こえると、夏侯覇は恨めしげに後ろを振り向いた。
「あうぅ……、おじさん、酷い…! 父さんの事は、後でって……」
「…あぁ、そうだったな、すまん。」
夏侯覇を虐めたいと思うあまり、自分の言った事を忘れてしまっていた。
少しだけ反省をしながら、夏侯惇は指を引き抜いて代わりに肉棒を押し付けた。
「ぁ…」
「気持ちよくしてやる。それで許せ。」
肉棒の熱を感じ取った肛門が先端に吸い付くような動きをすると、夏侯惇はそれを合図に夏侯
覇の内部に押し入った。
「ひあぁ…っ!」
一気に根元まで押し込まれると、夏侯覇は背中を反らせながら嬌声を上げた。
肉棒の感触をしっかりと覚えさせられた内部は、突き込まれたモノを歓迎するように締め上げ
ていた。
「…動かすぞ。」
「っく…、あぁん…っ!」
軽く抽送されただけでも、夏侯覇は全身が総毛立つほどの快楽を感じていた。
卑猥な映像を流しながらの性交という特殊な状況に、普段よりも反応が敏感になっているよう
だった。
「何だ、いつもより反応が良いな。」
「んっ…、あぁ…っ! おじさぁん…、俺…、何か…分かんないけど…、奥の方がムズムズして
…っ、もっと、激しくして欲しいのぉ…!」
「…ったく、しょうがないエロガキだな。」
夏侯惇はそう言いながらも楽しそうな笑みを浮かべ、夏侯覇に覆い被さるようにして腰を密着
させた。
「んひぃ…っ!!」
更に奥まで肉棒を打ち込まれ、夏侯惇の下で小さな身体がビクンと跳ねた。
それを押さえ込むように腕を回してそのまま抽送を始めると、夏侯覇の口から一際扇情的な声
が漏れる。
「ふぁ…、んんっ、お尻っ…、イイ…っ! 気持ちイイよぉ…!!」
「…もっと良くしてやる。」
夏侯惇は夏侯覇の耳元でそう囁くと、身体に回していた手で胸の辺りをまさぐり、ツンと尖って
存在を示していた突起を探り当てる。
そこを親指で押し潰すようにしたり、抓み上げてから爪で刺激したりすると、それに呼応するよ
うに内部がヒクヒクと蠢いた。
「ひぁんっ…! そ、そこも…、気持ちイイっ…!」
「…ふっ、どこもかしこも敏感だな、お前は。」
一頻り胸の突起を弄り回すと、今度はその手を下半身に滑らせていき、透明な液を滴らせる
性器の先端に触れる。
「ひぁっ…! お、おじさん、今は…、そこだめぇ…、感じ過ぎちゃう…っ!!」
その制止を無視するように性器を握り込み擦り上げると、夏侯覇の身体がガクガクと痙攣し始
めた。
同時に内部もこれまで以上に締め付けを強め、彼が絶頂する寸前だという事を伝えるかのよ
うだった。
夏侯惇はそれを感じ取ると、ここぞとばかりに抽送を速め、自らも射精欲を高めていく。
「あ…あぁっ…、おじさ…ん…、だめ…、だめぇっ!!」
「遠慮するな、このままイッてもいいぞ。」
その台詞が聞こえた瞬間、夏侯覇は嬌声を上げながら伯父の手に精を吐き出した。
「ふぁ…、あああぁっ…!!」
「……っ!」
搾り取るように蠢く内部の感触に促され、夏侯惇も腸内の奥深くに欲望を叩き付けた。
「んあぁ……、チ●ポ汁ぅ…、熱いよぉ……」
熱い飛沫を感じながら絶頂の余韻に浸る中、流しっぱなしにしていた映像の卑猥な声が耳に
入り、夏侯覇は再び身体が疼くのを感じていた。
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