「ぅ…、ん……?」
夏侯惇は目を覚ましてすぐ、自分の股間の辺りに違和感を感じた。
何事かと上体を起こして見てみると、そこには嬉しそうに肉棒を舐める甥の姿があった。
「んっ、ぷは…。おじさん、おはよーございますv」
「…一体何事だ、仲権。」
夏侯惇が呆れたように言うと、夏侯覇は肉棒を手で扱きながら困ったような表情を浮かべる。
「だってぇ…、おじさん寝てるのにおチ●ポおっきくなってたんだもん…。だから、スッキリさせて
あげたくて……。」
「(…ああ、そういえば、コイツとヤッてる夢を見ていた気がする…。)」
昨日、夏侯覇との行為で何度も射精したにも関わらず卑猥な夢を見てしまった事を自覚する
と、夏侯惇は情けないやら恥ずかしいやらで大きな溜め息を吐いた。
「…おじさん?」
「……すまん、仲権。続けてくれるか。」
伯父の様子を心配そうに見ていた夏侯覇は、そう言われた途端満面の笑みを浮かべた。
「えへへ…、了解です!」
再び肉棒を口に含むと、雁の辺りに舌を這わせ、くびれの部分を掃除するかのように丁寧に
嘗め回す。
それが粗方終わると、裏筋の方を舐めながら根元まで口腔に収めていき、時々思い出したよ
うに鈴口を舌で刺激する。
「ん…、っ…うぅ…、ふぅっ…v」
「…ちょっと待て。お前、随分慣れてるようだが…、何処で覚えた?」
夏侯惇がそう言うと、夏侯覇は慌てて肉棒から口を離し、狼狽えながら必死に弁明し始める。
「ぷはっ…、べ、別に変な事してたわけじゃなくて…、ネットとかにある小説やら何やらの見よう
見まねで……」
「…お前…、そんなもの見てたのか…。」
「あっ………、うぅ〜……」
耳まで真っ赤にして恥ずかしがる夏侯覇の姿に、夏侯惇はまた昨日と同じ衝動が沸き起こる
のを感じた。
「…何度も止めてすまんな。続けてくれ。」
「ん…。…早くスッキリさせないと、おじさんが会社に遅れちゃう…。」
「…あぁ、その事なんだが、後で孟徳に礼を言っておけ。お前の面倒を見ると言ったら『休め』と
言われてな、お陰で五連休だ。」
それを聞いた夏侯覇は暫くぽかんとしていたが、言われた事の意味を理解すると嬉しそうに笑
った。
「本当に…!? 嬉しい! じゃあ後で孟徳おじさんに電話しとく!! …とりあえず、今はこっ
ちを何とかしなきゃv」
夏侯覇は心底嬉しげな表情を浮かべたまま、三度肉棒を口に含んだ。
もう遠慮はしないと言わんばかりに、舌を先端に纏わせながら激しく頭を揺り動かす。
「っ…!」
懸命の奉仕を受け、燻っていた射精欲があっという間に膨らんでいく。
「仲権…っ、出る……」
「いいよ、口に出してv」
夏侯覇は一旦肉棒を吐き出してそれだけ言うと、また根元まで一気に咥えこみ、精液を求める
ように強く吸い上げた。
「くっ…!!」
肉棒が軽く痙攣するような動きをしたかと思うと、すぐに喉の奥に熱い粘液が叩き付けられた。
「んんっ…! んっく……。」
夏侯覇は嫌な顔ひとつせず、口内に放たれた精を胃に流し込んでいく。
射精が終わると、夏侯覇はゆっくりと肉棒を吐き出していき、最後に先端を軽く吸い上げて尿
道に残っていた僅かな精も呑み込んだ。
「ん…、ぷは……。えへへ…、おじさんのチ●ポ汁、おいしかったv」
「(っ……、何て事言いやがる…、エロガキめ……)」
「…あ、あれ…? また硬くなってる…? おじさんのチ●ポ…元気すぎるよぉ…。」
再び鎌首をもたげてきた肉棒をうっとりと見つめていた夏侯覇が、それを再び口に含もうと顔
を近づけたその時。
ピンポーン。
「…んっ?」
「……客か。」
来客だと理解すると、夏侯覇はガバッと跳ね起きて慌てて身だしなみを整えた。
「おじさん、ごめん! 俺が出てくる! ちょっと待ってて!」
「ああ。……こいつをどうしたものか…。」
そうは言っても自分で慰める訳にもいかず、ひとまず深呼吸をして気持ちを静め、何とかズボ
ンの中に局部を押し込め、夏侯覇の帰りを待った。
それから二、三分程経った頃、階段を上がってくる音が聞こえ、すぐに部屋の扉が開いた。
「おじさん、お待たせ! あのさ、孟徳おじさんから荷物が届いたんだけど、何だろ?」
「何ぃ? 孟徳から…?」
何となく嫌な予感がしたのか、夏侯惇は夏侯覇の持ってきた荷物を床に置くように言うと、自分
が開けると言ってガムテープを剥がし始めた。
「お、おじさん…、それくらい俺がやるって……」
「いや、孟徳の送ってきた荷物なんぞ危険すぎる!」
「(………孟徳おじさん…、普段何やらかしてんのさ……)」
夏侯覇がそんな事を考えている間に包装が解かれ、中身が二人の目に晒された。
「……んん?」
「………仲権、やっぱり孟徳に礼は言わんで良い。」
嫌な予感はやはり的中していて、夏侯惇は呆れたように溜め息を吐いた。
荷物の中身は、所謂アダルトグッズと言われる物だった。
ローションやらバイブやらの隙間に曹操直筆の手紙が入っていて、そこには「好きに使え。」と
記されていた。
「孟徳の奴…、こういう事だけは妙に鋭い……。」
「……」
眉間を押さえる夏侯惇の向かいで、夏侯覇は箱の中身を手に取って興味深そうに見ていた。
「…仲権?」
「おじさん…、俺、孟徳おじさんによーくお礼言っとくよ。…こういうの興味あったんだけど、恥ず
かしくて買えなくてさ…。こんなにいっぱい貰えるなんて、すっごい嬉しい!」
「……そうか、お前がそう言うなら良しとするか。」
「えへへ…。…ん? これ、何……、あっ…!」
夏侯覇の手に握られていたのは、チェーンと引き手が付いた革製の首輪だった。
「あぅ…、首輪なんて……」
それを見た途端、夏侯惇の心の中で欲望が蠢いた。
あろう事か、その首輪を夏侯覇に嵌め、奴隷のように扱ってやりたいと思ってしまったのだ。
「あっ……、お、おじさん…、何で……」
先程静めたはずの肉棒が痛い程に勃起し、ズボンを下から押し上げていた。
それを見た夏侯覇は、戸惑ったような表情を浮かべ、夏侯惇に恐る恐る問い掛ける。
「おじさん…、こういうの好きなんだ…?」
「……自分でも信じられんが、そのようだ。」
はぁ…と息を吐きながら俯く夏侯惇の顔と首輪との間で暫く視線を往復させた後、夏侯覇は意
を決したように自ら首輪を嵌めた。
「仲権…?」
「こんなの付けた事ないし、ちょっと怖いけど…、俺、おじさんになら…、何されても良いから。」
そう言うと夏侯覇は、おずおずと引き手の部分を持って夏侯惇に差し出した。
…その瞬間、夏侯惇の中で何かがぷつりと切れた。
引き手をグッと引っ張って夏侯覇を引き寄せると、ズボンの中で窮屈そうにしていた肉棒を取
り出し、口元に突き付けた。
「お、おじさん……?」
「口を開けろ。」
夏侯覇が戸惑いながらも口を開けると、夏侯惇は肉棒をねじ込むようにして咥えさせた。
「んんっ…!!」
そのまま頭を両手で掴み、半ば無理矢理に口内を犯し始めた。
夏侯覇は伯父の強引なやり方に困惑しながらも、身体の中心が急速に熱くなっていくのを感じ
ていた。
「(…っ、どうして…、こんな事されてるのに……)」
そう思いつつも、段々強くなってくる身体の疼きに耐えられず、手を下着の中に滑り込ませて自
ら肉棒を扱き始めてしまった。
「んっ…、んうぅ…っ…!」
「何だ、我慢出来なくなったか? このマゾガキ。」
酷い言葉を掛けられたにも関わらず、下半身が痺れるように疼いてしまう。
夏侯惇はそれを見透かしたかのようにニヤリと笑うと、夏侯覇の口内を犯しながら次の命令を
下す。
「もっと舌を動かせ。出来るだろう?」
「っく……、ふ…うぅ……」
夏侯覇は言われた通り、口腔を出入りしている肉棒に舌を纏わせる。
普通に咥える時とは勝手が違うのか、その動きは先程よりも辿々しく拙い物だった。
それでも、懸命に肉棒を咥え込み奉仕をする様子は、否が応にも夏侯惇を昂ぶらせた。
「…いい眺めだ。」
夏侯惇が喉の奥を一突きするごとにチェーンがじゃらじゃらと音を立て、それによって夏侯覇
は今の自分の状態を嫌でも思い知らされる。
「(これじゃ…俺、おじさんのペットみたいだよぅ……)」
それを自覚した瞬間、夏侯覇は自分の身体の奥が強く疼いたのを感じた。
その疼きに促されるように肛門に指をねじ込み、粘着音を響かせながら内部を抉り立てる。
「ん…くっ…、ふぅっ…!」
「…仲権、そろそろ出してやるから、全部飲めよ。」
夏侯惇がそう言うと、夏侯覇は口内で暴れる肉棒に必死に吸い付き、先走りの液を舐め取る
ように舌を絡めた。
「う…うぅっ、んぶっ…、はふっ……」
「くっ…!」
夏侯惇は低く呻いたかと思うとすぐに夏侯覇の頭を押さえ込み、喉に一際深い突きを喰らわ
せ、そのまま熱い飛沫を叩き付けた。
「んぐぅっ!!」
その瞬間、夏侯覇は自らの内部を強く抉り、夏侯惇とほぼ同時に絶頂に達していた。
「ううぅ…っ!! んんっ、んぐっ、ごくっ…。」
夏侯覇は絶頂感に身を任せながらも、喉の奥に容赦なく流れ込む精をしっかり受け止めて胃
に流し込んでいく。
「…っ、良いぞ、仲権…!」
全てを口内に注ぎ込んだところで夏侯覇の頭から手を離し、ゆっくりと肉棒を引き抜いていく。
すると夏侯覇は、抜き取られるぎりぎりの所で鈴口を吸い上げ、尿道に溜まった残滓も全て口
内に収めた。
「ん……、チ●ポ汁…おいひぃ……v」
「……」
恍惚としたまま精液を咀嚼して呑み込む甥の姿に、夏侯惇の肉棒はまた硬さを取り戻してしま
う。
「……いやいやいや、おじさん…、元気すぎるって……」
夏侯覇はそう言いつつも嬉しげに笑うと、自身の精液で汚れてしまったズボンと下着を脱ぎ去
った。
そして、そのまま後ろを向いて四つん這いになり、自ら尻たぶを広げながら尻を突き出した。
「っ…、仲権……」
「おじさん…、今度はこっちにちょうだい…v」
その誘いを断れるはずもなく、夏侯惇は欲望に突き動かされるまま目の前に晒された肛門に
肉棒を押し付ける。
「あっ…v」
「(やれやれ…、今日は朝食抜きだな……)」
夏侯惇はそんな事を考えながら、夏侯覇の身体を肉棒で貫いていった。
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