※姜覇です。2話の数日後という設定。軽めのスパンキング有り。おk?



「あっ…! 夏侯覇殿、こんな所に居たのですか、探しましたよ。」
城の中庭にある東屋で頬杖をついてぼーっとしている夏侯覇を見つけ、姜維は小走りで近づ
いていく。
「……」
「…夏侯覇殿?」
姜維はすぐに、夏侯覇の様子がおかしい事に気付いた。
いつもは姜維の姿を見た途端自分から走り寄って行くのだが、今日の夏侯覇は姜維を一瞥し
ただけですぐに目を逸らしてしまった。
「……放っといてくれよ。」
「…夏侯覇殿、どうしたのですか?」
「何でもないっ…、一人にしてくれよ…!」
夏侯覇は視線を落としたまま、震える声でそう呟いた。
彼の大きな瞳には涙が溜まっていて、今にも泣き出しそうに見えた。
「…何でもないはずないでしょう?」
放っておいてくれと言われて、はいそうですかと行ってしまうほど姜維は薄情ではない。それが
懇意な間柄の人物ともなれば尚更だ。
「………話してくれませんか? そんなに私、信用ないですか?」
姜維がそう言いながら隣に座ると、夏侯覇は微かに肩を震わせ、少し間をおいて呟いた。
「……違うよ…。姜維の事、大好きだって言っただろ…。」
「…それなら、話して下さい。」
すると、夏侯覇は俯いたまま視線を右往左往させ、暫くの沈黙の後決心したようにポツリポツ
リと話し始めた。
「……俺、姜維に…、捨てられるんじゃないかって、思って……」
「…? 何故、私が貴方を捨てなければならないのですか?」
「だ、だって…、姜維…、鍾会を捕まえてから凄く楽しそうだっただろ…? …鍾会は俺と違って
美人だし、肌も綺麗だし……、っく…、うぅ…、このまま鍾会が…奴隷になるって言ったら……、
ぐすっ……、俺なんか…もう、いらなくなるんじゃないかって……!!」
夏侯覇の瞳から涙が零れ、膝の上で握りしめられている手の甲に落ちた。
「夏侯覇殿…」
ここ数日間どことなく元気がないとは感じていたが、ここまで酷く思い詰めていた事は予想外だ
ったようだ。
自分が鍾会を構っている間、夏侯覇はずっと陰で悩んでいたのかと思うと、さすがの姜維にも
罪悪感が湧いてくる。
「申し訳ありません…、不安にさせてしまいましたね…。」
姜維はそう呟くと、夏侯覇の頭に両手を添えて自分の方を向かせ、涙でぐしゃぐしゃに濡れて
いる瞳を見つめながら言い聞かせるように言葉を紡いだ。
「…いいですか、夏侯覇殿。これだけははっきり言っておきます。私が貴方を捨てる事など、あ
り得ません。…何故なら、貴方を愛しているからです。」
「ぁ…、えぇっ……!!?」
姜維の言葉を聞いた途端、夏侯覇は頬から耳まで真っ赤に染めて狼狽えだした。
普段は見ることの出来ないその様子に、姜維は思わず笑いをこぼした。
「ふふっ、貴方は本当に可愛いですね。…貴方も知っての通り、調教は私の趣味みたいなもの
なので、そんなに深刻に考えないで欲しいんです。私の一番のお気に入りは、他でもない貴方
ですから。」
「あぅ……、ご、ごめんっ! 本当にごめん、姜維…! 疑ったりして……、っ、んっ…!!」
姜維は自分の唇を夏侯覇の唇に押し当て、これ以上の謝罪は必要ないという意志を示す。
夏侯覇はそれを感じ取ったのか、何も言わず唇を開いて姜維の舌を迎え入れた。
しかし、そのまま長椅子に押し倒されそうになると、夏侯覇は姜維の身体を手で押し返した。
「ちょっ…、待った!!」
「っと…、何ですか?」
「……久しぶりにご奉仕させてくれよ、…ご主人様。」
「…そんな荒っぽくご主人様と言われても………まぁ、新鮮で良いですけどね。」
姜維は仕方ないなという風に笑いながら、夏侯覇の身体から手を離し、椅子の背もたれに身
体を預ける。
すると夏侯覇は、待ってましたと言わんばかりに姜維の前に跪き、洋袴をずらして勃起したモノ
を取り出した。
「それじゃ、いただきます…、んっ…。」
夏侯覇は心底嬉しそうな表情を浮かべると、それを躊躇い無く口に含んだ。
先端に吸い付いたかと思うと、そのままズルズルと根元まで咥えこみ、喉の奥に擦りつけるよ
うに頭を動かす。
「っ…、相変わらずお上手ですね、夏侯覇殿…。」
姜維にそう言われ頭を撫でられると、夏侯覇は肉棒にむしゃぶりつきながら甘えるように鼻を
鳴らした。
「んん…っ……」
暫くはそうやって大人しく肉棒をしゃぶっていたが、どうしても我慢が出来なくなったらしく、自分
の洋袴の中に手を入れ秘部をまさぐり始めた。
「んぅ…、っく…、ふ…うぅ……」
「……」
いつもの姜維ならば止めさせている所だが、今回ばかりは夏侯覇のやりたいようにやらせてお
く事にしたようだ。
「んぐっ…、ふぅ……」
口腔に溜まった液を呑み込み、一旦頭を引いて肉棒を吐き出していく。
そして、根元を指で小刻みに扱きながら、縦笛を吹くように先端を舐める。
肉棒を舐めるくぐもった音と、夏侯覇が自身の秘部をまさぐる音が重なって姜維の耳に入る。
「…こういうのも、良いものですね。」
すると、夏侯覇は肉棒の先端を咥えたまま、何かを訴えるように姜維を上目遣いで見た。
「……どうしました?」
「ん…、ぷは…。あ、あのさ……、前みたいに…、その…、お仕置き…、してくれないのかな…、
って……」
「…あぁ、成る程。」
まだ調教途中だった頃、奉仕の最中に勝手な事をした時に、「お仕置き」と称して鞭で叩いた
り、きつめの浣腸を施したりしていた。
どうやら、夏侯覇はそれを求めてわざわざ怒られるような事をしていたようだ。
「ふふ…。可愛いことをしてくれますね。」
姜維がニヤニヤと何かを企むような笑みを浮かべると、夏侯覇は恐怖と期待が入り混じったよ
うな表情を浮かべた。
「あ…ぅ……」
「自分からお仕置きを求めるとは…、もっと厳しく仕付ける必要がありますねぇ。」
そう言うと姜維は、懐に忍ばせていた馬上鞭を取り出し、夏侯覇の眼前に突き付けた。
「下のものを脱いで、机に手をついてお尻を突き出して下さい。」
「えへへ…、了解!」
普通ならば鞭を突き付けられたら怯えるものだが、夏侯覇は目を爛々とさせて姜維の言う通り
に尻を突き出し、罰を与えられるのを今か今かと待ちわびていた。
姜維はそれを確認するとやおら立ち上がり、夏侯覇の後ろの方に移動してまじまじと尻の辺り
を見つめた。
「…相変わらず、逞しく生い茂っていますねぇ。」
そう言いながら尻たぶに手を添えてグイッと割り開き、肛門の周りに生えている毛を鞭の先端
でなぞった。
「うぅ…、そ、それは…、姜維がそのままにしておけって言ったんだろ…っ!」
「おや、口答えをするのですか?」
姜維はわざとらしく溜め息を吐いてみせると、鞭を大きく振り上げる。
鞭が空気を切るとすぐに乾いた音が響き、夏侯覇の臀部に赤い跡が浮かび上がった。
「あぅ……」
そのまま同じように二、三発打ち付けると、夏侯覇はもじもじと腰をくねらせた。
「っく…、ふぁ……」
「鞭で叩かれて感じるとは…、もっときついお仕置きが必要でしょうか。」
そう言ってはいるが、勿論酷い事をするつもりはなく、夏侯覇を悦ばせてやりたいと思っている
だけだ。
今、夏侯覇がどう扱われたがっているのか、ずっと調教を施してきた姜維には分かっていた。
「…もう少し足を開いて下さい。」
そう命令された夏侯覇がおずおずと足を広げると、姜維は自らの唾液で濡らした指を肛門に
潜り込ませた。
「んひっ…!」
腸内で指を蠢かせながら背中を鞭で打つと、夏侯覇の身体はその度にブルブルと震える。
それに加え、硬く勃ち上がったモノの先端からは透明な液が垂れ、叩かれれば叩かれるほど
その量が増しているように見えた。
「あはは…、これではお仕置きになりませんねぇ。」
「う…うぅ…、ごめん…、姜維…。でも…、叩かれたとこ…、熱くて……」
夏侯覇は姜維の指をギュッと締め付けながら、複雑そうな表情で熱い吐息を漏らしている。
姜維はその様子を見ながら指を抜き取ると、代わりに硬くなっていた肉棒を押し付けた。
「今日は特別に、これで仕付けてあげます。」
「あ…っ、そ、それ…、だめ…っ…、うあぁ…っ!!」
一気に肉棒が突き入れられると、夏侯覇の身体がビクビクと震え、白く濁った液が床に吐き出
された。
「…入れただけでイッてしまったのですか?」
「っ……、はぁ、はぁ……、ごめん…、我慢出来なくて……」
そう言いつつも、腸内は奥深くまで呑み込んだ肉棒を急かすように何度も締め付けている。
姜維はそれを感じ取ると、そのまま肉棒で奥を抉り、手加減なしで中を擦り始めた。
「あぁっ…!? ま…、待って…、今は……、ふあぁ…っ!」
達したばかりで敏感になっている所を責められ、夏侯覇は体を震わせながら背筋を仰け反ら
せた。
肉棒で中を擦り上げながら再び背中を鞭で打ち始めると、更に大きな嬌声が辺りに響いた。
「ふふっ…、そんなに大きな声を出したら、皆に気付かれてしまいますよ。」
「ぁ…、あぁ…っ…、そ、そんなの…、どうでもいい…!! ふあぁっ…! もっと…叩いてぇ…、
姜維のチ●ポも…もっと欲しいッ!!」
その言葉を裏付けるように、夏侯覇は熱く火照った粘膜を肉棒に強く絡ませながら、強請るよ
うな視線を姜維に向ける。
「…まったく、貴方という方は…、こんなにイヤらしくて可愛くて……、やはり手放す事など出来
ません。」
姜維はそう言うと、夏侯覇の望み通りにその身体を蹂躙していく。
夏侯覇の中は鞭で打たれる度に肉棒に強く吸い付き、射精を求めるように蠢いた。
「んあぁ…っ! 姜維…、姜維っ…、ずっと…、一緒…に……」
「ふふっ…、勿論です。…誰に何と言われても、金品を積まれたとしても、絶対に手放したりす
るものか…!」
姜維はそれを示すように、思う存分夏侯覇の中で抽送を繰り返す。
夏侯覇はというと、身体を断続的に痙攣させながらその激しい動きを受け入れていた。
「ん…くぅっ…、ああぁっ…! チ●ポ凄いぃ…っ! 気持ちいいよぉ…!!」
夏侯覇は姜維の抽送の動きに合わせ、締め付けを強めたり緩めたりしている。
その刺激は姜維に更なる快感を送り込み、燻っていた射精欲を高まらせた。
「ひぅっ…、チ●ポが…ぴくぴくしてるぅ…!」
射精の予兆を感じ取った夏侯覇は、物欲しげな視線を姜維に向けながら腸内で肉棒を扱き上
げる。
「分かっています。…中に出してあげますよ。」
「ふぁ……、姜維…、嬉しい…。」
「…では、いきますよ。ちゃんと受け止めて下さいね。」
自身の肉棒にまとわりついてくる粘膜を削ぎ落とすかのように激しく抽送し、今までよりも幾分
強めに鞭を打ち付ける。
「んひぃっ…! だ、だめ…、俺…っ、またイッちゃう……」
「ふふ…、良いですよ、イキたいならどうぞ。」
姜維はそう言いながら腸壁を繰り返し抉り、思い切り鞭を振り下ろす。
そして、そのまま腸内の一番奥まで肉棒を埋め込み、急速に膨れあがった射精感を堪えるこ
となく解き放った。
「あ…ぁ……、い、イクうぅっ!!」
腸内に熱い液が溢れるのとほぼ同時に、夏侯覇も身体を大きく震わせて欲望を吐き出した。
姜維は自分のモノをきつく締め上げてくる腸内の感触を堪能しながら、最後の一滴まで絞り出
していく。
「…っく、ぁ……、いっぱい…出てる……」
「っ…、ふぅ……」
射精を終え肉棒を抜き取ると、夏侯覇はまた何かを求めるように姜維に視線を向けた。
「…どうしました? 夏侯覇殿。」
「……もう、抜いちゃうのか…? 俺、もっと…姜維のチ●ポ汁欲しいのにぃ…。」
精液にまみれた肛門を自ら晒しながら強請る夏侯覇の姿には情欲をそそられたが、姜維はそ
の衝動をグッと押さえ込み、身なりを整えつつ提案をする。
「勿論、私もまだ満足していません。…そこで、物は相談なのですが、続きはあちらでするとい
うのはどうですか?」
姜維の指さした先は、鍾会が閉じこめられている檻のある方向だった。
それだけで姜維の思惑が分かったのか、夏侯覇は悪戯っぽい笑みを浮かべてみせた。
「へへっ…、姜維もよくそういう事思いつくよなぁ。…でも、“そういう事”なら喜んでお供するぜ、
ご主人様v」
夏侯覇は楽しそうに笑いながら自らも身なりを整えると、姜維の腕にじゃれるようにしがみつい
て目的地へと歩き始めた。





姜維さんはドSだからね、調教が趣味とか言っちゃうんだよ!(姜維に謝れ)
でも、なんだかんだで本命は覇ニーv …でお願いします。士季ちゃんは…2番目でw(おい)

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