「夏侯覇殿、準備は出来ていますか?」
「あぁ、バッチリだぜ!」
姜維が牢屋の中を見ると、鍾会は夏侯覇の手によって手枷を嵌められた状態になっていた。
それに加え、両足首も鉄の棒に括り付けられ四つん這いのような格好にされていて、その場か
ら一歩も動くことが出来ないようになっていた。
「ふふっ、これはなかなか…。貴方に任せて良かった。」
「くっ……、姜維…っ! 今度は何をする気だ…!!」
鍾会を捕らえてから何度か犯したが、一向に素直になる気配はなく、今回も反抗的な目つきで
姜維を睨みつけている。
尤も、そんな態度が姜維の嗜虐心を更に煽ってしまう事に、鍾会は気付いていなかったが。
「…夏侯覇殿、例のものを。」
「了解!」
いそいそと盥を抱えて運ぶ夏侯覇の姿を見ながら、姜維は鍾会の口元に肉棒を突き付ける。
「っ…!!」
「口を開けて下さい。…あぁ、噛んだりしたら歯を全部抜きますからね。」
姜維が怒気を含んだ声で言うと、鍾会は恐怖からか大人しく口を開け、押し込まれるモノを口
腔に迎え入れた。
「うぅ…っ!」
喉奥をグイグイと突き上げられると、苦しそうに呻きながら嫌々舌を絡ませる。
すると、その様子を眺めていた夏侯覇が見ていられないとばかりに身を乗り出した。
「それじゃダメだぜ。もっと思いっきり咥えて、喉の奥にチ●ポを擦りつけるようにするんだよ。」
「っく…、うぅ……」
「あはは…、夏侯覇殿、鍾会殿は慣れてないんですから、貴方と同じようには出来ませんよ。」
「そうだな、それじゃしょうがないな!」
夏侯覇はあっけらかんとした風に話しているが、言葉の節々に羨ましげな響きが見え隠れして
いる。
それでも姜維の邪魔をすることなく補佐に徹しているのは、紛れもなく調教の成果だろう。
「…では夏侯覇殿、そろそろ。」
「おう!」
姜維が意味ありげに笑うと、鍾会は何をするつもりだと言わんばかりに上目遣いで睨みつけ
る。
しかし姜維は、それを無視するかのように夏侯覇の方に視線を向けた。
夏侯覇は楽しそうに笑いながら、先程用意した盥の中で何やら液体を掻き混ぜていた。
「よし…、こんなもんか。」
そう呟くと、側に置いてあった硝子製の浣腸器を手に取り、盥の中の液を吸い上げていった。
限界まで液を詰め込んだそれを持ち上げると、鍾会の尻たぶの合間に狙いを定め、躊躇うこ
となく嘴管を差し込んだ。
「んっ…、うぅ…っ!?」
自分が何をされているのか分からないまま、鍾会は必死に尻を揺すって逃れようとする。
姜維はそんな鍾会の髪を鷲掴みにし、思い切り引っ張り上げた。
「ぐ…っ!!」
「…大人しくして下さい。」
すると鍾会は、目に涙を溜めながらしぶしぶといった様子で抵抗を止める。
「そうそう、そのままな。…絶対気持ちよくなれるからさ。俺が保証するぜ。」
夏侯覇はそう言いつつ、浣腸器を押して薬液をじわじわと注入していく。
そうしながら突き立てた嘴管で中をこね回すと、鍾会の身体はブルブルと震えた。
「ぅ…、んんっ……」
「夏侯覇殿、何をしているのか鍾会殿に説明してあげて下さい。」
「分かった!」
夏侯覇は元気良く返事をすると、浣腸器を押す手を緩めることなく興奮気味に話し始めた。
「鍾会、何されてるかまだ分からないか? …これは浣腸だ。しかも、普通のヤツじゃないぜ。
ちょっと特別な物を使ってネバネバにした特製の浣腸液さ。結構強力だから、腹ん中が凄いこ
とになっちまうだろうなぁ。初めての浣腸でこれを味わえるなんて、鍾会は幸せ者だぜ。」
「う…ぅっ…!!」
やっと自分が何をされたのか理解した鍾会は、涙を零しながら弱々しく頭を振った。
姜維の手が軽く髪を掴んでいるためか、激しい抵抗は出来ずそれが精一杯のようだ。
夏侯覇はその様子を確認すると、残りの薬液を一気に鍾会の腸内に押し込んだ。
「うぐ…っ!!」
注入を終えて嘴管を引き抜いていくと、薬液の粘度を物語るように銀色の糸が伸びる。
「っく…、っ…!?」
浣腸の効果が現れ始めたのか、鍾会は落ちつきなく尻をもじもじと動かしている。
姜維は何食わぬ顔で奉仕を続けさせながら、その様子を愉しそうに眺めていた。
「どれくらい我慢できるのか…楽しみですね。」
「姜維も意地が悪いなぁ、どうせそのまま出させる気なんてないんだろ?」
「あはは…、ばれてましたか。」
「…だって、姜維…、俺に…した時も………」
自分が同じ責めを受けた時の事を思い出したのか、夏侯覇は頬を赤く染めて俯いてしまう。
「…その時どんな風にされて、どんな気持ちだったのか、鍾会殿に教えてあげて下さい。」
姜維がそう言うと、夏侯覇は一瞬驚いたような表情になったが、すぐに笑みを浮かべて鍾会に
言い聞かせるように話し始めた。
「へへっ…、じゃあ、鍾会は特別だから教えてやるよ。…俺さ、この浣腸入れられた後、城の中
庭を散歩させられたんだ。首輪はめられて、鎖で引っ張られながら四つん這いで歩かされたん
だぜ。ケツに栓されてたから出したいのに出せなくて凄い辛かったはずなのに…、頭ん中真っ
白になるくらい気持ちよくて……」
その時の快感を反芻しているのか、夏侯覇は恍惚とした表情を浮かべている。
「ぅ……」
鍾会はそんな事は聞きたくないとばかりに首を振るが、彼の身体はその意志とは真逆の反応
を見せ始めていた。
「あれ…? 鍾会、勃ってるじゃん。俺の話聞いて興奮したの? …それとも、早速浣腸で感じ
てるとか?」
「…まぁ、どちらにせよ結構な変態ではありますけどね。」
馬鹿にしたように言われ、鍾会は悔しげに眉を顰めるが、今の状態ではどうする事も出来なか
った。
薬液のもたらす便意に耐えながら、姜維の指示通り奉仕を続ける事しか出来ない。
「…お尻の方はどうなっていますか?」
「んー…、今んとこちゃんと閉じてるよ。でもさっきよりヒクヒクしてる。」
「ふふっ、かなり薬液が効いてきたようですね。」
今すぐにこの場で出してしまえば楽になれる事は分かっているはずだ。
しかし、人前で排泄行為をするなど、プライドの高い鍾会にとっては精神がおかしくなりそうな
程の屈辱だろう。
その矜持を表すかのように、肛門はギュッと閉じたまま一向に内容物を漏らす気配はない。
「…どうしても漏らしたくないみたいですねぇ。それなら手伝ってあげましょうか。」
姜維が目配せをすると、夏侯覇はすぐにその意図を理解して、予め用意していた玩具を手に
取った。
その玩具は、太さはそれ程でもないが一面に柔らかい突起が生えていて、出し入れすれば相
当な刺激を送り込む事が可能な代物だ。
「ここでこれ使うのか…、さすが姜維は容赦ないぜ。」
「…こういうタイプには容赦なしでやった方が良いのですよ。」
「むぅ…、俺の時にも容赦なしだった気がするけど?」
夏侯覇はそう言って唇を尖らせながら、目の前に晒されている肛門にその玩具を押し付ける。
不穏な空気を感じ取った鍾会は、呻き声を上げながらその玩具から逃れようとするが、夏侯覇
はそれをあっさりと押さえ付けて一気に玩具をねじ込んだ。
「んううぅーーっ!!」
激しい便意を堪えるために強く閉じていた肛門を抉られ、鍾会は肉棒を咥えたまま大きな叫び
声を上げた。
「よーし、すぐ気持ちよくしてやるからな!」
夏侯覇は恐ろしいほどに無邪気な笑みを浮かべ、深々と埋め込んだ玩具をこね回す。
粘度の高い浣腸液によって刺激を受け続けている腸壁を擦られ、鍾会は身体を小刻みに震
わせながら呻いた。
「…鍾会殿、口の方を疎かにしてはいけませんよ。」
「うぐ…っ…、う…、んうぅ……」
喉奥を肉棒の先端で小突かれると、鍾会は仕方なしに奉仕を再開する。
動き自体はぎこちないが、あの傲慢な鍾会が便意に耐えながら必死に肉棒を咥える姿は、姜
維の興奮を煽るには充分過ぎる程だった。
「…あっ、鍾会、気持ちよくなってきたみたいだな。」
夏侯覇が手を動かす度、肛門がヒクヒクと玩具を締め付けるような動きをしている。
それに加え、性器からは透明な液が垂れていて、鍾会が今どう感じているのかがはっきりと分
かる。
「そうみたいですね。…夏侯覇殿、もっと激しくしてあげましょうか。」
「よーし…!」
姜維に促されると、夏侯覇は玩具の持ち手にあるスイッチを引き上げ、同時に激しく抽送をし
始める。
「う…ぐっ!! うう…っ!!」
粘液にまみれた玩具が振動音と水音を立てながら、鍾会の身体を苛んでいく。
玩具が出入りする度に僅かな隙間から粘液が漏れ出し、先走りの液と混ざり合って床に滴る。
「っ…、ぐ…、ふ…うぅ…!」
「あっ…、凄い…、鍾会の身体、ビクビク震えてる……」
夏侯覇は興奮した面持ちで、玩具を小刻みに動かしたり大きく抉り上げたりして刺激を送り続
ける。
すると、少しずつ鍾会の身体の痙攣が大きくなっていき、絶頂寸前まで昂ぶっている事が端か
ら見ても分かる程にまでなった。
「なぁ姜維、どうする? このままイかせてもいい?」
「そうですね…、じゃあ、イかせてあげましょう。」
姜維はそう言いながら嗜虐的な笑みを浮かべ、鍾会の頭を両手で掴んで無理矢理肉棒を突き
込み始めた。
夏侯覇もそれに負けじと、今まで以上に激しく玩具を動かす。
「んぐっ…!! ぅ…、ぐぉ…、ごほっ…!!」
口内を好き勝手に蹂躙した事で、今までなりを潜めていた射精欲が急激に高まっていく。
「…っ、出しますよ…、こぼさず飲んで下さい。」
「んぅ…、ごぼ…っ、んんんーーーっ!!」
姜維は鍾会の喉奥に自分のモノをめり込ませ、叩き付けるように射精した。
鍾会はそれと同時に身体を大きく痙攣させ、性器から白く濁った液を吐き出していた。
「っく……、う…ぇっ…、ごほ…っ……」
射精を終えた肉棒が抜き取られると、飲みきれなかった液が口の端を伝って床に垂れた。
「あーあ、こぼしてしまいましたね。まぁでも、初めてにしては頑張った方でしょうか。」
姜維が揶揄するように言うと、先程まで絶頂の余韻に浸っていた鍾会の表情が険しくなった。
それは姜維に対しての怒りからではなく、薬液が腹の中で一層強く排泄を促してきた苦しさに
よるものだった。
「ひぅ…っ…、い…、嫌だ……、厠…に……」
「…夏侯覇殿。」
姜維はそんな鍾会の哀願を無視するように夏侯覇に視線を向け、止めをさせと言わんばかり
に目配せをする。
「えへへ〜、ごめんな、鍾会。…姜維の命令だから、抜いちゃうぜ!」
夏侯覇は愉しそうに言うと、根元まで埋め込まれていた玩具を一気に引き抜いた。
「ひあぁ…っ!!」
栓の役割をしていた物がなくなった肛門は、口を開けたままドロドロと液を垂れ流している。
夏侯覇はその様子を見ながら、粘液が垂れている場所に盥を滑り込ませ、鍾会の耳元で囁い
た。
「…もう限界だろ? 出しちゃっていいんだぜ。」
「そんな…、いや…だ……、あっ…、ああぁ…っ!!」
微かに褐色に染まった液がビュッと吹き出したかと思うと、そのすぐ後に更に多量の粘液が漏
れ出し、排泄物と共に盥に叩き付けられた。
「う…あぁ…、み…、見るな…!! 見るなぁーーっ!!!」
鍾会は体を震わせながら、排泄の音を消そうとするかのように、耳を劈く勢いで叫び声を上げ
ていた。
「あははは…! 『選ばれた人間』も、お腹の中に詰まっている物は同じなのですね。」
姜維の言った言葉も聞こえない位の大声で、鍾会は狂ったように叫び続けた。
暫くしてその叫び声も小さくなり、排泄が粗方収まったところで、鍾会の上半身がガクンと頽れ
それきり反応を示さなくなった。
「…失神したみたいですね。」
「ど、どうしようか、姜維……」
他人の排泄を間近で見て興奮しているのか、夏侯覇は震える声で姜維に話しかける。
姜維はそれほど間を空けず、ニコリと笑ってこう返した。
「叩き起こすに決まっているでしょう。私はまだ満足してないんですから。」
「…ぷっ、あっははは…! 姜維ってホント容赦ないよなぁ。…でも俺、姜維のそういうとこ……
好きだぜ。」
姜維の股間で硬くなり反り返っている肉棒を見つめながら、夏侯覇は物欲しそうに舌なめずり
をする。
「ふふっ…、ありがとうございます。あはははは……」
そう言って顔を見合わせ笑う二人の会話を、意識を手放している鍾会は知る由もなかった。





今回、覇ニーが更にノリノリで責めていますが、覇ニー自身はSじゃなくて、自分が同じ事をさ
れるのを想像しながら責めてる生粋のM設定ですw(生粋て) あ、姜維さんはドSです。

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