姜維くん（in魏）に捕まった孔明・その２。

「あ…っ！？　そ、そんなの…、入れないで下さ……、ひあっ…！」

諸葛亮の抗議する声を無視するように、玩具が窄まりの部分を押し広げてズブズブとめり込ん
でいく。

その玩具は普通より大きめの物だったが、先程の浣腸で肛門が解れていたこともあり、すんな
りと根本まで飲み込まれた。

「う…うぅ……、こんな…、酷いです……」

口ではそう言っているが、諸葛亮のモノはまた熱を持ち、透明な液を垂らしている。

諸葛亮がこの状況で悦んでしまっているのは一目瞭然だった。

姜維が玩具を軽く動かしただけで、諸葛亮は激しく反応を示した。

「あぁ…っ！　そ、それ…、だめです…っ！」

諸葛亮の身体は玩具の刺激に呼応するように、びくびくと震えている。

姜維はそんな諸葛亮の様子を見ながら、喜々として玩具を操り始めた。

「んあぁ…っ！　こ、こんなの…、あひっ…、耐えられないです…っ！！」

グチャグチャと玩具が出し入れされるたび、諸葛亮は悲鳴のような嬌声を上げる。

「うぁっ…、あっ、ひあぁ…っ！　や、止めて…下さい……」

諸葛亮は必死に官能を押さえ込もうとしているが、姜維はそれを許さないと言うように玩具を激
しく動かす。

「ああぁ…っ！？　嫌…です…、やめて下さい…！　んうっ…、私…もう……」

「なんだ？　もうイクのか…、早いな。」

「うぅ…、っく……、嫌…、嫌あぁ……っ！！」

絶頂へと追いやられ、諸葛亮は身体を硬直させてギュッと目を瞑る。

しかし、達する寸前を見計らったように、玩具は諸葛亮の中から抜け出てしまった。

「ひぁ…っ！　あ……、え……っ？」

絶頂の直前で引き戻され、諸葛亮は戸惑ったような目で姜維を見た。

「…これはお仕置きだ。簡単にイかせたりしないからな。」

「お前のような淫乱には、こうした方が堪えるだろう。」

先程まで玩具をくわえ込んでいたその穴に指を這わせながら、姜維はニヤッと笑った。

諸葛亮はそんな姜維をキッと睨みつけ、最後の力を振り絞るようにして叫んだ。

「わ、私は…、淫乱じゃ…ありません…！」

「ははっ、面白い。どこまで抵抗できるか試してやろう。」

「な…っ！？　ひ…、あぁ…っ！！」

玩具が再び根本まで埋め込まれ、諸葛亮は叫び声を上げる。

一度絶頂しかけた身体は敏感に反応し、勃ち上がったモノからは透明な液が滴る。

「ひぃ…っ…！　だ、駄目です…、あはぁ…っ！　私…、また……」

今度も、ギリギリの所まで追いつめてから玩具を引き抜く。

姜維は、諸葛亮が一瞬だけ不満そうな表情をしたのを見逃さなかった。

「うぅ……、な、何でも、ありません……」

「い、嫌ぁ…っ、止め……、ひいぃ…っ！！」

玩具で腸内を掻き回し、達しそうになったら抜き取る。

何度も何度もそんな事を繰り返すうちに、諸葛亮の理性は段々すり減っていった。

「あぁ…、ん…っ…、もう、イキたい…、イかせて下さい…！！」

「は、はい…。私…もう、変に…なりそうです…。早く…、その玩具で……」

諸葛亮は腰をもじもじと動かしながら、虚ろな目で姜維を見つめる。

姜維は笑みを浮かべながら、手に持った玩具を窄まりの部分に押しつけた。

「はい…、姜維殿の言う事…聞きますから…、イかせて…下さい……！」

姜維の問いかけに対し、諸葛亮はすぐさまコクコクと首を振って頷き返した。

それを見た姜維は、してやったりとでも言うような笑みを浮かべた。

「それじゃあ、私の質問に答えてもらおうか。」

自分をここまで追いつめてまで聞きたい事と言えば、国や軍の機密しかないだろう…、そう思
い、諸葛亮は諦めたように項垂れた。

しかし、姜維の口から出た言葉は思いもよらないものだった。

「じゃあ、１つ目の質問だ。…この穴で男をくわえ込んだ事はあるのか？」

「なっ…！？　そ、そんな事を聞いて…どうするというのですかッ！！」

諸葛亮がそう叫ぶと、姜維は不快そうに眉を寄せ、それまで入口でゆるゆると動かしていた玩
具を一気に突き入れた。

「ぐ…っ…！！　い…、ぁ…っ……」

諸葛亮は姜維に急かされるまま、恐怖と快感に震えながら声を絞り出した。

「わ、分かりました…、答えます…、答えますから…、乱暴にしないで下さい…！」

涙を浮かべ、体を震わせながら、ぽつりぽつりと消え入りそうな声で話し始める。

「……私、は…、そのような経験は……、ありません……」

「ほう…、意外だな。それにしては感度が良いな……くくっ。」

嘲るように言われ、諸葛亮の中に恥ずかしさと悔しさが込み上げてくる。

それでも、今の状況では抗議することも出来なかった。

「次の質問だ。…オナニーはどの程度しているんだ？」

「な……、何て事を…聞くのですか…！　そんなの…、言えません…っ！！」

「……していないとは言わないのか。」

それなら白状させるまで、と言わんばかりに、姜維は玩具に手をかける。

くいくいと軽く回すように動かして、ゆっくりと引き抜いていく。

空っぽになったソコは、寂しそうにひくひくと蠢いている。

諸葛亮はもどかしそうに腰を動かしながら、欲情の涙をたたえた瞳で姜維を見つめていた。

「っ…、う…うぅっ…、その、玩具……、抜かないで…下さい……」

「…は、はい…。言います…から……」

命令されるまま、自分の恥ずべき秘密を話さなければならない…。

眩暈がするほど恥ずかしかったが、屈服を躊躇する余裕など、もう持ち合わせていなかった。

「…政務とか…仕事でストレスが溜まったら…、時々……」

「ふむ…。どんな風にしているのかも話してもらおうか。」

「…そ、そんな…事…、恥ずかしい……」

「言わないなら、この玩具はお預けだぞ。」

物欲しそうにしているその穴を、玩具の先端がつつく。

催促するように先端を少しだけ潜り込ませると、諸葛亮は顔を真っ赤にしながら話を続けた。

「ぁ…っ、……私…、……か、浣腸を…自分でしていました……。」

「思った通りだ。やけに慣れているようだったからな。…きっかけは？」

「…一回だけ、他の人から浣腸をされて…、それで……」

「あぁ、それで癖になったんだな。…それから？　まだ話すことがあるだろう？」

「う…うぅ……、…浣腸した後…に…、我慢するのが、気持ちよくて…、せ、栓を…、したり…、
指…とか、玩具を入れて……、っ…く、ぅ…あぁ……、もう、許して……」

どんなに親しい仲だったとしても、とても言えないような秘め事を全て話してしまった。

その事がかなり精神的に堪えたらしく、諸葛亮はボロボロと涙を零しながら、譫言のように謝罪
の言葉を口にしていた。

「う…っく、っ…、ごめんなさい…、もう、しませんから……、ぐす…っ…、許して、下さい…」

「私…、もう…あんな浅ましい事は、やめます…、だから…許して…、誰にも言わないで……、
う、わあぁ……っ！！」

そして、腰をつき出した格好のまま、顔を床に擦りつけるようにして泣き崩れてしまった。

…どうやら諸葛亮は、姜維が自分を侮蔑しているのだと思っていたようだ。

とても普通とは言えない自慰行為に、自分自身でも良心の呵責を感じていたからだろう。

「落ち着け。…お前を侮辱しているわけではないし、言いふらすつもりも毛頭ない。お前に興味
があったから聞きたかっただけだ。」

罵倒されるのを覚悟して身構えていた諸葛亮が、戸惑ったような視線を姜維に向けた。

「これが最後の質問だから、ちゃんと答えろ。…お前、本当は凌辱されてみたいと思っていたん
じゃないのか？」

…正直、そういう自覚はあった。しかし、自尊心の強い諸葛亮は、そんなはずはない…とずっと
自分に言い聞かせてきた。

だが今は、素直に認めて楽になってしまいたい、という思いの方が強くなっていた。

「は…い、そういう気持ちは……、ありました…」

「そうか…。それを誰にも言えなくて、自分でしていたんだな。」

諸葛亮の目にまた涙が滲んで、ぱたぱたと床に雫が落ちた。

「もう泣くな。私がお前を満足させてやろう。…但し、私の言う事を聞くのが条件だがな。」

「……？　私の、事…、軽蔑したり…しないんですか？」

「…いや？　寧ろ今の話でもっとお前に興味がわいたぞ。」

何で軽蔑なんかする必要があるんだ、と言いながら姜維は笑っている。

…彼は…私の、誰もが眉をひそめるような浅ましい欲望を受け入れてくれるというのか。

それを理解した瞬間、ずっと心にかかっていた靄が晴れ、気持ちが軽くなっていくようだった。

もう、姜維に対しての嫌悪感も憤りも、諸葛亮の中には残っていなかった。

「…あ、ありがとう、ございます…。私…、貴方の仰せの通りにいたします…。だから…、もっと
……して、下さい…。」

そう言うと姜維は、手に持っていた玩具をポイッと放り投げた。

それを見ていた諸葛亮が怪訝な顔をすると、姜維はくくっと笑った。

「そんな顔をするな。かわりにもっといいモノをやる。」

耳元でそう囁かれ、諸葛亮の顔に煙るような笑みが浮かんだ。