【ソフト名称】 WebToFile 【バージョン】 Ver 2.02 【公開日】 2004/11/04 【ファイル名】 ttf_202.exe(344KB) 【著作権者名】 高山好 【動作環境】 Windows 98/98SE/ME/2000/XP 上の Internet Explorer 4.0 以上 【開発環境】 Windows 2000 上の Visual C++.net 【ソフト種別】 フリーソフト ------------------------------------------------------------ 【はじめに】 ダウンロードしていただきありがとうございます。 WebToFile は Internet Explorer の右クリック拡張メニューに、 テキストをファイルに保存・追加する機能 画像・リンクをファイルに保存・追加する機能 Webページの全部・一部をファイルに保存・追加する機能 リンク先をフォルダに保存する機能 Webページの全部・一部とそのリンク先を保存する機能 を追加するサーバーDLLです。 ファイルの保存ダイアログを利用しますが、ファイル名や正確な拡張子を自動的 に付けたり、前回保存したフォルダを記憶したり、アーカイブファイルに追加す る機能があるので、スクラップ感覚でウェブ上の様々なデータを収集することが できます。 Webページの保存については、サイトのできる限り正確なスナップショットをロー カルに作成します。IEの保存機能で正確に保存できないページでも保存できます。 Webページを保存する際にリンクのアドレスを絶対参照に書替えるので、保存し たローカルファイルから確実にリンク先にジャンプすることができます。 リンク先を保存することもできるので、サイトを丸ごとダウンロードしたり、気 になる部分をリンク先と共にダウンロードして、後からゆっくりローカルで閲覧 することができます。 リンク先をフォルダに保存することもできるので、簡易ダウンローダとして使う こともできます。 右クリックメニューが使えないページを保存する機能もあるので、手間をかけず にWeb上の様々なデータを収集することができます。 【0.目次】 【1.構成ファイル一覧】 【2.インストール】 【3.アンインストール】 【4.通常の使い方】 【5.右クリックメニューが使えないWebページの取得】 【6.アーカイブファイルの編集】 【7.設定の変更】 【8.挿入するURL・日時の編集】 【9.サポート方法】 【10.使用条件など】 【11.更新履歴】 【1.構成ファイル一覧】 WebToFile.dll 本体DLL msvcr70.dll VC++ランタイムライブラリ Install.exe インストールプログラム regsvr32.exe レジストリサーバープログラム Config.hta 環境設定用HTAファイル Config.js 環境設定用スクリプトファイル Cash.htm 環境設定用HTMLファイル Base.htm ページ取得用HTMLファイル Console.htm ページ取得用HTMLファイル Blank.htm ページ取得用HTMLファイル Edit.htm 追加ファイル編集用HTMLファイル ReadMe_WTF202.txt 本テキストファイル 【2.インストール】 開いている Internet Explorer を全て閉じます。 TextToFile をお使いの場合は、アンインストールしてください。 wtf_202.exe をダブルクリックで実行し、表示された[ファイルの解凍]ダイ アログで、必要ならインストール先フォルダを変更して、[OK]をクリックし ます。 ファイルの解凍後、自動的にインストールプログラムが起動するので、 [インストールの確認]ダイアログで[はい]をクリックします。 [インストールの確認]ダイアログで[いいえ]をクリックした場合は、後でイ ンストール先フォルダ(デフォルトは C:\Program Files\WebToFile です)の Install.exe を実行してください。 【3.アンインストール】 開いている Internet Explorer を全て閉じます。 [スタートメニュー]−[設定]−[コントロールパネル]の [アプリケーションの追加と削除]を実行し、一覧にある、 [WebToFile Ver 2.01]の[変更と削除]ボタンをクリックします。 アンインストールプログラムが起動するので、[アンインストールの確認]ダイ アログで[はい]をクリックします。 【4.通常の使い方】 Internet Explorer のWebページで、必要ならマウスのドラッグで選択して、 保存したい部分を右クリックします。 ページ全部を保存したい場合は、何も選択せずに、ページの地の部分(画像・リ ンクなどがない部分)を右クリックします。 フレーム表示されている全てのページを取得したい場合は、適当なページの地の 部分を右クリックしてメニューを実行し、[保存するページの確認]で、トップ ページを選択します。 指定部分を新規に保存する場合は、メニューの [テキストをファイルに保存(&N)] [指定部分をファイルに保存(&S)] [リンクをファイルに保存(&L)] をクリックします。ファイルの保存ダイアログが表示されるので、保存先のフォ ルダを選択し、必要ならファイル名を変更して、[保存]をクリックします。 指定部分を既存のファイルに追加する場合は、メニューの [テキストをファイルに追加(&N)] [指定部分をファイルに追加(&P)] [リンクをファイルに追加(&K)] をクリックします。ファイルの保存ダイアログが表示されるので、必要なら追加 するファイルを変更して、[保存]をクリックします。 存在しないファイルを指定した場合は、新規にファイルを作成して追加します。 指定部分に含まれるリンクのリンク先の画像などをフォルダに保存する場合は、 メニューの [リンク先をフォルダに保存(&D)] をクリックします。フォルダ選択ダイアログが表示されるので、フォルダを選択 し、必要ならフォルダ名を変更して、[保存]をクリックします。 新規にフォルダを作成しないで保存する場合は、フォルダ名を [.] にします。 保存先に同名のファイルがある場合は、別名で保存します。 指定部分とそれに含まれるリンクのリンク先を保存したい場合は、メニューの [指定部分とリンク先を保存(&B)] をクリックします。ファイルの保存ダイアログが表示されるので、保存先のフォ ルダを選択し、必要ならファイル名を変更して、[保存]をクリックします。 データを保存するフォルダとファイル名を決定すると、リンクのアドレスの書替 え・構成ファイルのダウンロード・書替えたデータの書込が実行されます。 実行中は処理状況がステータスバーに表示されます。マウス操作はできませんが、 [ESC]キーによる中断と[ALT+F4]キーによるウィンドウの終了ができます。 【5.右クリックメニューが使えないWebページの取得】 [スタートメニュー]−[プログラム]−[WebToFile環境設定]の [フレーム起動]ボタンをクリックして、[WebToFile操作用フレーム]を表示 します。 [WebToFile操作用フレーム]の下フレームの[URL]欄に取得したいWebページ の URL を入力し、[表示実行]ボタンをクリックします。 上フレームにWebページが表示されたら、下フレームの地の部分を右クリックし てWebToFileのメニューを実行します。 フレーム表示ができないWebページの場合は、[WebToFile環境設定]の[URL]欄 に取得したいWebページの URL を入力し、[表示実行]ボタンをクリックします。 新しいウィンドウに制限が解除された状態で指定したWebページが表示されるので、 右クリックしてWebToFileのメニューを実行します。 [URL]欄に入力したURLがフレーム表示のページの場合は、[リンクリスト]も 表示されます。これは、右クリック禁止でフレーム表示されていると、ソースを 調べない限り各ページのURLが分からないことへの対策です。[リンクリスト]で 取得したいページのURLを調べて、上記の操作を実行してください。 Webページの中には、リンク先をスクリプトでアドレスバー無しのウィンドウで 開くようにしてURLを隠しているものもあります。上記の操作を実行すれば、こ のようなページでも、リンク先が通常のウィンドウに表示されるようになります。 [WebToFile環境設定]には、起動時にクリップボードのデータを[URL]欄に 自動的に貼付ける機能があるのでご利用ください。 【6.アーカイブファイルの編集】 右クリックメニューの[〜に追加]を実行すると、指定部分はアーカイブ用の HTMLファイルに保存されます。 このアーカイブファイルでは、画像やリンクは保存時の形式で、Webページは フレーム内に表示さます。 追加したデータの右下の[〜の編集]をクリックすると、新しいウィンドウに編 集用のページが表示されます。 [WebToFile追加データ編集]では、左側の [順番][フレームの幅][フレームの高さ][削除] の値を変更し、右側の指定部分を右クリックして[追加データを編集(&E)]を 実行することで、追加したデータの表示順やサイズを変更したり、削除することが できます。 アーカイブファイルの右下の[全フレームサイズの自動調節]を右クリックして [追加データを編集(&E)]を実行することで、Webページが表示されているフレー ムのサイズを自動的に調節することができます。 【7.設定の変更】 開いている Internet Explorer を全て閉じます。 [スタートメニュー]−[プログラム]か[デスクトップ]の [WebToFile環境設定]を実行します。 [WebToFile環境設定]の各項目を設定して、[設定]ボタンをクリックします。 各項目に加えた変更を取消して元の設定値を読込む場合は、[リセット]ボタン をクリックします。 各項目の意味は以下の通りです。 [メニューの文字列1]〜[メニューの文字列9] 右クリックメニューへの表示の有無 表示する場合の文字列 を設定します。 [追加する位置]〜[編集メニューの表示] データを追加する場合の 追加する位置 追加するフレームの幅 追加するフレームの高さ 追加するデータのファイル名を指定するかどうか 追加するデータのファイル名をクリップボードから取込むかどうか 追加用のアーカイブファイルに編集メニューを表示するかどうか を設定します。 追加するデータのファイル名は指定しない場合は自動的に付けられます。 指定する場合は、ファイルの選択ダイアログで、アーカイブファイル名の拡張子 の前に[]で囲んで指定します。 例えば、指定した画像を image というファイル名で archives.htm に 追加したい場合は、ファイルの保存ダイアログのファイル名欄に archives[image].htm と入力します。 [リンク先の取得]〜[取得の制限] [指定部分とリンク先を保存(&B)]を実行する場合の 取得するリンクの深さ 取得先の制限 を設定します。 [新規フォルダに保存] [リンク先をフォルダに保存(&D)]を実行する場合に新規にフォルダを作成するか どうか設定します。 [ファイル名の文字数] 保存する場合に自動的に付けられるファイル名の文字数を、1〜150半角文字 の範囲で設定します。 [URL・日時の挿入(テキスト)] テキストを保存する場合の、 URL・日時を挿入する位置 表示するデータのフォーマット を設定します。 [URL・日時の挿入(Webページ)] Webページ・画像・リンクを保存する場合の、 データの種類毎にURL・日時を挿入するかどうか URL・日時を挿入する位置 表示するデータのフォーマット を設定します。 [追加]にチェックを入れると、ファイルに追加する際に、必ず挿入するように なります。 [スクリプトの停止] Webページのスクリプトを無効にするかどうかを設定します。 スクリプトを有効にすると、表示が崩れたりエラーが出ることがありますので、 通常は無効にしてお使いください。 [改行の調節] 改行が連続している部分の余分な改行を削除するかどうか設定します。 【8.挿入するURL・日時の編集】 挿入するURL・日時のデータのフォーマットは以下の規則に従います。 TTL ページのタイトルを出力する URL ページのURLを出力する FLN 保存ファイル名を出力する YY 西暦を出力する(文字数で桁数を指定) MM 月を出力する(文字数で桁数を指定) DD 日を出力する(文字数で桁数を指定) wW 曜日を出力する(小文字は英語表記・大文字は漢字表記) hh 時を出力する(文字数で桁数を指定) mm 分を出力する(文字数で桁数を指定) ss 秒を出力する(文字数で桁数を指定) {} 囲まれた部分をそのまま出力する \r 改行コードを出力する \t タブコードを出力する \ 次の1文字をそのまま出力する GET() インストールフォルダの括弧内のファイルのデータを読込む 【9.サポート方法】 プログラムの修正版を、 みくらす堂 http://www11.plala.or.jp/micras/ で公開しておりますので、お使いになる前に修正版の有無をご確認ください。 プログラムや使用法に関するお問い合わせ、バグの報告、ご感想、ご要望などあ りましたら、 WebToFile障害報告用メールフォーム http://www11.plala.or.jp/micras/webtofile.html みくらす堂のご意見板 http://cgi32.plala.or.jp/micras/filesafe/tfsafe.cgi/e-board.html  への書込か、メールで、 高山好 k_tkym@vmail.plala.or.jp までお願いします。 【10.使用条件など】 本作品はフリーソフトですので、商用以外でしたら自由に頒布していただいて構 いません。ただし、その際は、添付ファイル一式を頒布するようにしてください。 本作品の著作権は高山好に帰属しています。プログラムの改造や一部の添付ファ イルの頒布はご遠慮ください。 【11.更新履歴】 2004/10/28 Ver 2.01 初公開 2004/11/04 Ver 2.02 URL・日時の表示の不具合を修正 ローカルファイルのデータを取得できない不具合を修正 スタイルシートをうまく取り込めない不具合を修正 環境設定で追加フレームの幅を設定できない不具合を修正 データのダウンロード中に反応しなくなる不具合を修正 IEで保存したファイルに対応