CDUのチラシを配るお兄さん。 |
ここでもチラシ配りか・・・と思ったら集会に便乗して全然関係のない商売をはじめてます。背中の星条旗と日章旗が謎。 |
西ドイツ国旗を抱えてそそり立つおじさん。 |
もう大喜びで旗振りつつ広場を歩き回ります。 |
いよいよ集会のはじまりです。まずは前座でギター抱えたヒゲ面のお兄さんが出てきて歌います。 |
ヒアリングに自信がないのですが、"Wir hier sind ein Staaten.Wir hier sind ein Volk."というような歌詞でした。第2フレーズの「我らは一つの民族」のところでは会衆こぞって大合唱となります。政治的状況は全然違うんですが、かつてヒトラーが"Ein Volk! Ein Reich! Ein Fuehrer!(一つの民族、一つの帝国、一人の総統!)"と叫んだときも多くのドイツ国民がこんな風に盛り上がったんだろうなと思うと、一介の外国人としてはいくらかの怖さも感じました。 |
そしてついにブラント御大が登場ですが、あまり遠くて御尊顔を拝することはできません。
演台にECの旗がかかっております。 |
なにしろ巨大なドイツ人の群れに身長170pそこそこの私が放り込まれてますので、前がよく見えないのです。 |
広場はかなりの人員収容力がありそうですが、ほとんど立錐の余地もないまで人が集まりました。集会は1時間ほどで終了です。 |
しかし、集会が終わってもなかなか人々は帰らず、そこここでかたまって広場に残っています。 |
いつまでも熱く政治談義を繰り広げているのです。いかにもドイツ人らしい光景。日本でも政治家の演説に人が集まることはありますが、そのあとはすぐ解散というのが普通でしょう。だいたい街に適当な広場もないし。 |