護衛艦じんつう Destroyer "Jintsu"
 2002年8月3日


 護衛艦「あぶくま」型の2番鑑。装備など詳細はここを見てください。日本近海の防衛のため、地方に配備されている護衛艦です。

艦前景 艦の全景。船ってのはこの角度から見ると実にかっこいいですね。 艦後景 こっちは後ろから。旭日旗がひるがえっております。 ブリッジ ブリッジ。前の甲板にずいぶん広い空間が空いていますが、ここには後々短距離艦対空ミサイル「RAM)」というのが搭載される予定なのだそうです。
 搭載兵器の写真なぞはマニアの方々がとっくにあちこちでアップしておられますから、私は変わったところを一つ。艦内に掲示された各種の注意書きを集めてみました。最近街でみかける「〜してはいけません」「〜しましょう」などというやさしい言い方じゃなく、「するな」「せよ」とやくたいもない命令口調で、いっそすがすがしい感じがします。
高圧ガス取扱守則 高圧ガス取扱守則。ちなみに「規則」ではなくて「守則」となっています。ほかのプレートでもみなそうでした。軍隊用語なのかな。 ガス溶接及び切断作業安全守則 ガス溶接及び切断作業安全守則
高圧ガス容器安全守則 高圧ガス容器安全守則 チャフ弾安全守則 チャフ弾安全守則。チャフとはレーダー電波を攪乱して誘導ミサイルなどの追尾から逃れるために散布する細かい金属片のこと。このチャフ弾を発射せざるを得ない状況というと、もうかなりやばいわけです。
洋上給油安全守則 洋上給油安全守則 燃料搭載安全守則 燃料搭載安全守則。こいつはみんなテープ貼りなのが気になります。全面的に改訂されたのでしょうか。
ダビット・デリック安全守則 ダビット・デリック安全守則。ダビット(Davit)はボートや錨をつるすための吊り柱、デリック(Derrick)は船に荷物を吊り上げるためのクレーンみたいなもの。ということだそうです。 舷梯揚降安全守則 舷梯揚降安全守則
複合型作業艇揚げ降ろし用デッキクレーン(中折式)安全守則 複合型作業艇揚げ降ろし用デッキクレーン(中折式)安全守則 立ち入り禁止 立ち入り禁止の注意
重量物取扱安全守則 重量物取扱安全守則。安全帽というのはヘルメットのことでしょうか。 魚雷発射管脇の注意書き 魚雷発射管の脇に3連発。
水上発射管安全守則 水上発射管安全守則。やはり魚雷関係の注意書きでしょう。艦長の許可を得ないとできない操作があるのですね。 魚雷発射管操作盤 魚雷発射管に装着された操作盤。装填表示板に示された黄色い丸は訓練用弾、赤い丸は実弾という意味なのでしょうか。
短魚雷安全守則 短魚雷安全守則。訓練用魚雷揚収時は・・・という記述があるので、訓練用の魚雷は使用後引き揚げて再利用しているんですね。 空気充てん口安全守則 空気充てん口安全守則。魚雷発射用の圧縮空気を入れるためのものでしょう。
短魚雷安全守則 これも短魚雷安全守則。「自滅スイッチ」というのがあるらしい。自爆スイッチのこと? 火薬庫安全守則 火薬庫安全守則。「庫内には二人以上で入れ」という記述が特筆されます。頭のいかれたやつが一人で入ってドカーン・・・というのを防ぐためでしょう。
SPAT安全守則 SPAT安全守則。SPATって何でしょう。さすがにわかりません。どなたか教えてくださいませんか。 高性能20mm機関砲(砲側)安全守則 高性能20mm機関砲(砲側)安全守則。「高性能」という言葉にぐっときます。
電子機器安全守則 電子機器安全守則 索具取扱安全守則 索具取扱安全守則。2の「わがねた」ってどういう意味でしょう。もしかして誤植?
ストッパー安全守則と重量物取扱安全守則 ストッパー安全守則に重量物取扱安全守則 空気充てん口安全守則 空気充てん口安全守則。こちらのはテープ貼りではありません。
塗具庫安全守則 塗具庫安全守則。つまりペンキ置き場ということ?確かに換気には注意ですね。でないとラリっちゃう。 総員離艦安全守則 いよいよ注意書き集の白眉、総員離艦安全守則。チャフ撒いても20mm機関砲でも食い止められなかったミサイルが艦に着弾して、いよいよ沈む・・・というときに読む守則なんでしょうか。実に緊張感がみなぎっています。第1に「あわてるな」というのがストレートです。この注意書きが永遠に役に立たないことを祈ります。

 護衛艦が停泊している港には、いろいろな船が行き来します。

ジェットフォイル ジェットフォイル。これももともとはベトナム戦争のころ、ボーイング社が兵器として開発したのだと聞いたことがありますが、真偽の方はいかがか。 小樽行きカーフェリー 小樽行きのカーフェリー。さすがにでかい。3分割撮影して合成しました。 警備用の覆面艇かも? 一見ごく普通の漁船みたいですが、実はこういうのが護衛艦周辺警備用の覆面パトカーならぬ覆面艇だったりするのです。

渡邊文士氏のサイト「現代兵器を学ぶ」より。


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