今回は、「負担増から市民を守る対策について」と、［吉祥寺東部地域のまちづくりについて］、「市議会議員選挙で配布された出所不明の謀略ビラについて」の３点の質問をしました。 ※一般質問の全文をご覧になりたい方はこちら

１．負担増から市民を守る対策について 今年は定率減税の全廃と老年者控除廃止による課税額経過措置２年目の負担増によって大増税になる上、税源委譲に伴う住民税（市民税・都民税）の大幅増となっています。 そのうえ、武蔵野市の場合は、国民健康保険税の所得割額は市民税所得割額によって計算されるため、市民税の大増税に連動して、国民健康保険税、介護保険第２号被保険者のうち、国保加入者の介護保険料も大幅負担増となります。 安倍自民・公明政権は、庶民には耐えられない増税・負担増を。大企業・大資産家には大減税という「逆立ち」政治をしています。 このような時だからこそ、地方自治体が国の悪政から市民を守る防波堤としての役割を果たすことが必要です。 市独自に、高齢者、市民の負担軽減にあらゆる手立てをつくすべきです。そこで、質問しました。

（１）介護保険の利用料の軽減の実施・拡充について、 �@利用者負担７％助成を復活させることを求めます。 �A「介護保険利用者負担額助成事業」の対象要件・サービス対象の拡大を求めます。		（１）�@この間、さまざまな議論をし、いったん廃止した。３年間は変えられないが、事業の見直しのときに検討する。 �A拡大することは、考えていない。
（２）国民健康保険加入者の介護保険料の負担軽減を求めます。		（２）国民健康保険税には、一般会計から繰り入れをしている。この運用を見守っていきたい。
（３）市独自の高齢者支援のための制度の創設を求めます。練馬区や板橋区で実施されているような独自の制度に、武蔵野市らしいメニューを盛り込んで、高齢者支援のための制度をつくることを求めます。		（３）高齢者福祉に現金給付は考えていない。サービス給付を重視していきたい。

２．吉祥寺東部地域の まちづくりについて

(１）「ヨドバシカメラ吉祥寺」が、６月２３日に開店予定です。駅からの歩道上の自転車や、放置自転車の地域が広がることが心配です。また、高架下をＪＲ利用者の自転車置き場にするようにＪＲと交渉するなど具体的対策を求めます。		（１）当面、放置自転車指導員を増やして対処する。先方にも監視員を置くようにいっている。ＪＲには強く申していく。
（２）いわゆる「近鉄裏」といわれた地域の風俗店の抜本的な取締りと、東部地域の具体的なまちづくりについて、どのように考えるのか。		（２）本町コミセンを含む具体的な地区計画を考えていきたい。

３．「市議会議員選挙で配布された出所不明の謀略ビラ」について さる市議会議員選挙で、選挙の投票日の直前に、何者かによって、本間まさよ候補者に対して誹謗中傷をおこなう、発行者不明の謀略ビラが境南町を中心に大量に配布されました。 こうした謀略ビラの配布は、市民の代表をえらぶ公正な選挙を汚し、明確な公職選挙法違反そのものです。そこで質問しました。

（１）この謀略ビラについて、あらためて、選挙管理委員会に対して、問題点を伺います。		（１）公職選挙法４１条違反のおそれがあると、武蔵野警察・連絡本部に届けをだした。
（２）二度とこうした選挙を汚す行為が行われないよう、具体的な対策を求めます。		（２）投票率のアップを重視しているが、今回のような場合は、警察と綿密に連携して取り締まっていきたい。