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No.020 9月市議会(第3回定例会)のご報告
議会報告



9月議会では、アスベスト(石綿)問題対策と防災対策の2点について質問しました。 今議会は、市長不在のため永並・古田土両助役が答弁しました。

※一般質問の全文をご覧になりたい方はこちら


1.アスベスト(石綿)問題対策について

アスベストは耐熱性、絶縁性、遮音性等に優れているため、古くから広い用途に利用されてきました。しかし、アスベスト関連企業における従業員や家族、周辺住民の健康被害の深刻な実態が明らかになり、市民の間には不安が広がっています。

日本共産党武蔵野市議団は、8月2日市長に、アスベスト対策に関する申し入れを行いました。市民の健康を守る立場から質問しました。

梶雅子の質問
(1)市が実施している耐震診断と同じように、武蔵野市民が実際に住んでいる、マンションをはじめ、すべての民間住宅を対象に、アスベスト使用の有無の調査、除去工事をできるよう市として対策を講ずるべきと考えますが、見解は。 (1)他の自治体でやっている動向を見て検討したいので、時間をほしい。
(2)解体工事などで除去されたアスベストを含む廃棄物は、許可を受けた受け入れ業者に持ち込むことになっているようです。実際の管理はどうなっているのか、安全に行われているのか、市は実態の把握をしていますか。 (2)都条例で届け出義務がある。書類を添付することになっている。
(3)アスベストは、吸い込んでから20〜30年以上も後に肺がんや中皮腫を引き起こします。石綿に関するすべての健康被害者を救済する新たな救済制度(公害健康被害者補償法の適用も含む)が実現するまで、以前アスベストにさらされる様な現場で働いていた人や居住していた人などで健康に不安を抱いている人の健康診断に対する市の助成を考えられないか伺います。 (3)市内には、今までないので、関わった人を把握するのは困難。それぞれとの機関で、相談にのっている。国は対策を急いでいるので、その方向で検討します。

2.防災対策について

7月23日の地震では、関東地方全体で交通機関が大混乱し、エレベーター閉じ込め事故が多数起きました。

私は市民の安全と生命を守る立場で、今年の3月議会、6月議会と防災に関する一般質問をしてきました。

武蔵野市が直接管理するものではありませんが、市民の安全と生命を守る立場で、今回も次のことを質問しました。

梶雅子の質問
(1)吉祥寺駅の周辺には、多数の大規模店、JR・京王線の線路下の店舗、通称ハモニカ横丁などがあります。各大規模百貨店は自衛消防組織があり、地震発生時にはお客さんを店内の安全な場所に誘導することになっているようです。通称ハモニカ横丁は直ちに地域から出ることとしています。市として、安全と生命を守る立場で、吉祥寺駅周辺の不特定多数の人々の避難・誘導の責任体制を確立することが急務だと思います。その対策を示してください。 (1)それぞれに自衛組織がある。市の防災計画の見直し作業をしているので、盛り込んでいく。
(2)井の頭公園は広域避難場所になっています。動物舎の耐震性の調査と対策について市はどのような方針を持っているのか、自然文化園管理者との協議はなされているのでしょうか。 (2)耐震上、問題はない。
(3)消防署は市内の建物のエレベーターの形式まで把握することは困難といっています。市は市内の建物のエレベーターの実態を把握していますか。早急に市の責任で実態調査をすることを要望します。 (3)5階以上の建物に設置されている。市内には1243基あり、そのうち892基が地震感知運転装置をつけている。



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