6月18日の文教委員会で、11、479名もの署名が寄せられた「弁当も選択できる中学校給食の実施に関する請願」は、自民クラブ・島崎議員、近藤議員、民主党・川名議員、市民クラブ・山下議員の反対で不採択にされました。賛成は共産党・向谷議員、市民の党・山本議員、無会派・三宅議員です。
この間、文教委員会は二つの市民団体からだされていた「弁当も選択できる中学校給食の実施に関する請願」と「選択制中学校給食の実施に関する陳情」について中学校給食を求める同趣旨の請願と陳情として一緒に審議をすすめてきました。
6月議会で、新しく文教委員会に共産党議員が入り、中学校給食に賛成していた議員が委員会の過半数を超えました。「いよいよこれで中学校給食の請願・陳情が採択される」と市民の期待も高まっていました。
しかし、18日の文教委員会では自民ク、民主党、市民クは共産党が筆頭紹介議員になっている「弁当も選択できる中学校給食の実施に関する請願」については不採択、「陳情」については採択という市民からみておよそ理解できない党利党略の態度をとりました。しかも、自民ク、民主党、市民クは「請願」については議員に討論すらさせず、自分たちも何の理由もしめさずに反対しました。そのうえ、自民ク、民主党、市民クは「陳情」についても、わざわざ「陳情中の具体的な要望は別として」という陳情の趣旨を骨抜きにするかのような「付帯意見」までつけたのです。
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