how to セパレート押さえ編


  巻きロックって、難しいと思ってました。
  特にニットでフリフリ〜、とさせるやつ。
  そこで何とか苦手意識を克服できるようにがんばってみました。
  本などに載っているやり方と違うところもあるかと思いますが、ご了承くださいませ。。。
  カラフルな生地を使ったのでページが重いかなー。ごめんなさいね(^_^;)
ロックの準備をします。
ベビーロックの衣縫人を使っています。
送り目ダイヤルは「巻きロック側」の1〜2の間に。
これは試し縫いをして好みのところを見つけてください。
かがり幅は「M」にします。でも私はたまに忘れます(^_^;)画像でも忘れてます(爆)
巻きロックは生地が外れやすいので右に寄せながら縫っています。
だからメスはロックしておくと余計な所を切ってしまわずに安心です。
2本針ロックの場合は左の針を外して1本針にします。
画像にはないけれど、ニットをフリフリにしたい時は差動レバーを0.6に。
もしこれでもフリフリ加減が足りないな〜、と思ったら、生地を少し引っ張りながら縫うという荒業もよくやります(笑)
布帛に巻きロックをかける場合はNまたは1.3で大丈夫です。
次に糸の準備をします。
上ルーパーをウーリー糸にします。
あと、これは好みですが下ルーパーもウーリー糸にすると裏返してもきれいかも。
針糸は90番などの細い糸を使ったほうが仕上がりがきれいだと思います。
糸調子は上ルーパー糸をゆるめに、下ルーパー糸を少しきつめにします。
画像では上ルーパー糸はでっかい工業用のを使っています(^_^;)
糸も↓と違って白がセットされてますが、お気になさらずに…。
試し縫いをしたら本番いってみましょう。
これは輪にしたものに巻きロックをかけています。
どこでもいいので(脇がいいかな…)針を落とし、縫い始めます。
縫ってる最中。
差動をきかせると生地が縫い目から外れやすいのですが、こんな感じで左手で生地を右に寄せながら縫うとあまり外れないと思います。
おっ、外れる。。と思っても、あわてず騒がず押さえを少し上げてちょっと生地を右に戻してあげればおっけー。
輪になっている物は、縫い終わりを少し重ねて縫います。
空環を少し残して切っておしまい。
裏にして、空環を毛糸針などで縫い目に通して切るときれいに仕上がると思います。
最後に。
巻きロックをかけてみても、どうもフリフリ加減が足りない。。。と感じるかもしれません。
上の画像は縫い終わった状態。びろびろと広がっています。
下の画像はそれを洗濯した後。
こんな風にくるくるフリフリになるんですよ〜。
生地によっては仕上がりに差ができると思いますので、不安でしたら試し縫いしたものをちょっと濡らしてみてくださいね。