図書館・参考文献一覧(順不同)
HP作成日以来に私が読んだ医療に関する本、ならびにHP作成上の参考文献一覧です。
個人的な判断(学生にとって使える本か)で、内容の難しさ・おすすめ度(3段階)を設定してみました。
「まえいき」トップページ> 授業ノート> 図書館(参考文献)
-入門書・ガイド本-
■『まるごとガイドシリーズ5 資格のとり方・しごとのすべて 理学療法士まるごとガイド』
監修 日本理学療法士協会
発行 ミネルヴァ書房

対象:一般向け
読んだ時期:入学前
むずかしさ★
おすすめ度★★

 「理学療法士」を知るための、初心者に最適の本。理学療法士という仕事についての、基礎中の基礎を網羅。「ルポ」や「インタビュー」のページでは、現場の雰囲気が伝わってきます。
■『言語聴覚士・理学療法士・作業療法士の仕事がわかる本』
編 法学書院編集部
発行 株式会社法学書院

対象:一般向け
読んだ時期:1年後期
むずかしさ★
おすすめ度★★

 リハビリ関連職の仕事、資質、なる方法、インタビューで構成されています。学校受験から各職につくまでのプロセスがわかりやすく書かれています。
■『介護とリハビリの仕事と資格』
著 東潔
発行 同文舘出版株式会社

対象:一般向け
読んだ時期:1年後期
むずかしさ★
おすすめ度★

 「資格のとりかた」よりも、「介護とは何か」、「介護に大切なことは何か」ということに重点を置いた構成です。ベテランの方もきっと初心に立ち戻れる1冊です。
 初版2000年発行なのでちょっと古いかもしれません。すでに「引く手あまた」の時代は終わったのでは……。

-リハビリテーション・理学療法-
■『日常生活指導のためのリハビリ・テクニック』
著 林泰史
発行 文光堂

対象:一般向け
読んだ時期:1年後期
むずかしさ★
おすすめ度★

 絵が多くて、読みやすくわかりやすい構成です。歩く・座る・立つ・移動するということが、世界を広げていくんだということを知りました。
 「老化は姿勢からはじまる」、「欧米で『寝たきり』という言葉がないのは椅子のおかげ」という部分に妙に納得してしまいました。
■『リハビリを学ぶあなたへ 目の高さで話そう 福祉・スポーツ教育論』
著 原田律子
発行 教育史料出版会

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★
おすすめ度★★

 著者のリハビリ専門学校や養護学校での体験を綴り、教育の心構えを提示しています。「相手の目の高さで考える」、「自主性・個性を尊重し相手に合わせる」、「甘えさせても甘やかしてはいけない」、「言葉というものの持つ難しさ」などのフレーズは、著者自身の体験談を用いているため、大きな説得力があります。
 読後には、「身体を動かす(動かせる)って、すばらしいことなんだ!」と実感してしまいました。

-解剖生理学-
■『シグマベスト 理解しやすい生物I・II』
編 水野丈夫・浅島誠
発行 株式会社文英堂

対象:高校生
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★

 高校の参考書です。内容はそれなりに高度。高校レベルに戻って理解することも重要です。高校の参考書だから仕方がないですが、植物とか自然環境とかの部分はいらないなぁ……。
■『解剖学はおもしろい 死体からDNAまでの秘密』
著 上野正彦
発行 青春出版社

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★★

 「死後」の世界を扱う「法医学」の観点から、「生」をとらえた解剖学が書かれています。読み物としてもおもしろく、専門知識がなくても、人体のことがわかってくるような気がします。
 ただ、私にとっては具体的な身体の構造がイメージしづらかったので、もう少し図をふやして欲しいと思いました。初心者は解剖図必携?
■『絵でわかる体のしくみ』
著 松村譲兒
編集 講談社サイエンティフィク
発行 講談社

対象:一般向け
読んだ時期:1年後期
むずかしさ★★
おすすめ度★★

 人間の体を組織ごとに、図を使ってわかりやすく解説しています。
 タイトルを見ると簡単そうですが、中身のほうは結構本格的な解説がされています。ある程度解剖・生理学を勉強していないと、しっくりきません。
■『好きになる解剖学』
著 竹内修二
編集 講談社サイエンティフィク
発行 講談社

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★
おすすめ度★★★

 講義形式で説明がわかりやすく、ところどころおやじギャグもあり、非常に読みやすい本です。
 自分の身体を動かして覚える方法が載っていることと、図の多さが勉強には効果的です。気軽に勉強できます。
■『好きになる解剖学 Part2』
著 竹内修二
編集 講談社サイエンティフィク
発行 講談社

対象:一般向け
読んだ時期:資格取得後
むずかしさ★
おすすめ度★★★

 Part2は骨・筋肉を中心とした、理学療法士にぴったりな内容となっています。明快な内容で、気を張らずに授業とは別の視点から勉強することができます。
■『好きになる人間生物学』
著 吉田邦久
編集 講談社サイエンティフィク
発行 講談社

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★★

 上に挙げた本と同じ形式の、「好きになる」シリーズです。相変わらず読みやすいです。
 こちらは流行り物(DNAとか健康とか環境問題とか)を解説しています。
■『骨の健康学』
著 林拳史
発行 岩波書店

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★

 骨についての知識(構造、機能、病気と治療法)がまんべんなく書かれています。人の身体は骨が基本なのだと思うようになりました。
■『からだを読む』
著 養老孟司
発行 筑摩書房

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★
おすすめ度★★

 口から肛門までの通路について綴っていく、医学エッセイです。「実体や現象を言葉として表現する難しさ」には考えさせられます。
 著者の「専門的な細かいことはわからない」という姿勢に共感をおぼえました(笑)。
■『からだのしくみ事典』
著 浅野伍朗
発行 成美堂出版

対象:一般向け
読んだ時期:1年後期
むずかしさ★
おすすめ度★★

 カラーイラストをふんだんに使って、見開きで1つのテーマを解説しています。人体の各器官をまんべんなく扱い、そこに起こる病気まで書いてあります。
 イラストはわかりやすいのですが、その分、文章での説明不足があるような気もします。

 
-整形外科-
■『筋ジストロフィーってなあに?』
編 河原仁志
発行 診断と治療社

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★
おすすめ度★★

 筋ジストロフィーは遺伝的に筋線維が壊れやすくなる病気だそうです。子どもの心理的背景を考え、柔軟にいろいろな手段を提案していくには、それだけの知識が必要であることを思い知らされました。
 リハビリに関連しますが、「障害者スポーツ」に興味を持ちました。
■『骨・関節の病気100態 ケーススタディQ&A』
著 廣畑和志
発行 株式会社メジカルビュー社
発売 株式会社グロビュー社

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★
おすすめ度★★

 新聞のコラムに掲載されていたそうで、読みやすい文章でした。肩関節・脊椎・股関節・膝関節の悩みが多く感じられました。臨床でもそうなんでしょうか?
■『Q&A 整形外科100の常識』
著 松井達也
発行 株式会社文芸社

対象:一般向け
読んだ時期:2年後期
むずかしさ★
おすすめ度★

 読んだ時期が時期だけに、スラリと読めましたが、「患者様に説明するときにどう表現すればよいか」は参考になりました。
 昔からの迷信や、最新の薬品や治療法がすべて正しいと思い込んでいる方も多いようです。確かに、筆者の言われるとおり、正しい情報を発信していく必要がありますね。医師だけではなくて、理学療法士も。
■『膠原病がわかる本』
著 宮坂信之
発行 株式会社法研

対象:一般向け
読んだ時期:1年後期
むずかしさ★★
おすすめ度★★

 「膠原病」が気になったので読んでみました(私も「高原病」だと勘違いしていた一人です)。原因不明で漠然としていた「関節リウマチ」、「全身性エリテマトーデス」のことが少しわかった気がします。
 リハビリの方法まで載っているので、結構おすすめの本です。
■『メディカ・マイブックシリーズ11 楽しく学べる はじめての整形外科看護』
監修 落合芙美子
発行 株式会社メディカ出版

対象:一般、看護師
読んだ時期:1年後期
むずかしさ★★
おすすめ度★★

 臨床の看護師用の本ですが、牽引療法、ギプス、褥瘡、リスク管理など、理学療法士にもためになります。とてもわかりやすく読みやすい本ですが、多少の専門用語が使われていて一般向けではないので、むずかしさは星2つで。
 「『仕事いやいや病』にかかったときは思いっきり先輩の悪口を言うこと」って、公式に書いていいものなんでしょうか(笑)。
■『コリや痛みを一気に解消! おとなの姿勢入門』
著 福田千晶
発行 株式会社山海堂

対象:一般向け
読んだ時期:1年後期
むずかしさ★
おすすめ度★★

 健康な姿勢を保つには、特に身体の前後のバランス(腹筋)が大切だという内容です。
 色々な姿勢(座位、立位、歩行など)について触れていて、専門用語もないので気軽に読めます。
■『痛い腰・ヒザ・肩は動いて治せ』
著 島田永和
発行 朝日新聞出版

対象:一般
読んだ時期:資格取得後
むずかしさ★
おすすめ度★★

 安静よりも動いて機能改善していく……。リハビリを勉強しているのなら当たり前のように感じることですが、なかなか一般には浸透していないようです。
 真新しさはありませんが、患者様への対応や指導方法など、参考になる部分、考えさせられる部分がかなりあります。
 どちらかというと、医療従事者よりも患者さんに読んでもらいたい本です(笑)
■『新・ひざの痛い人が読む本 「変形性膝関節症」痛み解消Q&A』
著 井上和彦 福島茂
発行 株式会社講談社

対象:一般
読んだ時期:資格取得後
むずかしさ★
おすすめ度★★

 Q&A方式で、変形性膝関節症全般について書かれています。一般向けの本ですが、解剖・生理や診断、治療方法、治療費についてなど、なかなか専門的な内容が載っています。
 患者様に聞かれそうなことに対して、専門的な回答が載っているので、そのまま臨床で活用しちゃいましょう(笑)

-その他医療関連-
■『詳しくわかる 「痛み」を抑える薬』
著 谷藤泰正 井上大輔
発行 株式会社法研

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★

 薬剤や痛みがわかりやすく書かれており、図や表も効果的に使われています。
 薬の事は難しかったのですが、全体的に読みやすかったのでいろいろ参考になりました。
■『痛みをとる薬 西洋薬・漢方薬による鎮痛療法のすべて』
著 尾山力
発行 保険同人社

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★

 左の本と似た構成ですが、漢方薬を取り上げているのがおもしろかったです。漢方薬は独特で、扱いも難しそうでした(名前も難しい漢字だし)。
■『会話でわかる 血管の病気の治し方』
著 平井正文
発行 株式会社東洋書店

対象:一般向け
読んだ時期:1年後期
むずかしさ★
おすすめ度★

 動静脈の病気の発生・検査・治療法を、医者と患者の会話形式で読みやすく書いてあります。すべてハッピーエンドなので、自分を患者の立場として読んだときには安心感があります。
あとは別の本で心疾患を抑えれば、循環器疾患については完璧(?)です。
■『ドライマウス あなたの口、乾いていませんか』
著 斎藤一郎
発行 株式会社日本評論社

対象:一般向け
読んだ時期:1年後期
むずかしさ★
おすすめ度★

 食生活・ストレス・薬の使用などでなりやすいそうです。一種の生活習慣病なのでしょうか。理解できなかったのが、ドライマウス患者増加の原因=「人類の宿命」という部分でした。??

-相補・補完・代替・統合医療-
■『痛みに勝つ:ナチュラルな方法』
著 レオン・チャイトー
日本語版監修 宮崎東洋
発行 産調出版

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★

 エクササイズなどを取り入れつつ、痛みを色々な側面からとりあげています。それぞれの療法やエクササイズには医学的な根拠が書いてあるので、なるほどと納得してしまいます。
 それでも、個人的に感じている心理・精神系療法の胡散臭さはぬぐいきれませんでした。
■『自分を守る患者学 なぜいま「統合医療」なのか』
著 渥美和彦
発行 PHP研究所

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★★

 「相補・代替医療」、「近代西洋医学」、その上の「統合医療」について書かれています。
 個々の療法の解説に終わらず、医療の現状を重点に考察しているので、この本を読んでから他の各療法を学ぶと効果的だと思いました。最初に読んでおけば……。
 内容は確かに10年先を行っていて(先取りしていて)、ついていけない部分もありました。

-福祉・介護・バリアフリー-
■『福祉住環境コーディネーター3級検定試験 集中レッスン』
編著 コンデックス情報研究所
発行 成美堂出版

対象:一般向け
読んだ時期:2年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★★

 医療福祉介護系の学校に通っていれば、すんなり簡単に読めます。難しいのは環境整備の部分です……。
 ページ数もちょうどよく、値段的にもおすすめです。問題つきなので、問題集を買う必要もありません。
■『福祉住環境コーディネーター2級検定試験 集中レッスン』
編著 コンデックス情報研究所
発行 成美堂出版

対象:一般向け
読んだ時期:資格取得後
むずかしさ★★
おすすめ度★★

 3級と同様、疾患・障害についてや福祉機器などはすんなり読めるのですが、問題は建築や法律・制度の部分です……。
■『だれにとっても使いやすい バリアフリー生活用品100選』
著 高嶋健夫
発行 日本経済新聞社

対象:一般向け
読んだ時期:2年前期
むずかしさ★
おすすめ度★

 著者の視覚障害の経験をふまえて、生活用品の紹介だけでなく、活用法、買い方、探し方まで載せています。
 教育玩具の「ひらがな学習機」で、点字シールを配布しているとは思いませんでした。
■『介護をこえて 高齢者の暮らしを支えるために』
著者 浜田きよ子
発行 日本放送出版協会

対象:一般向け
読んだ時期:2年前期
むずかしさ★
おすすめ度★

 高齢者を支える生活用品を、その人の立場にたって紹介しています。「介護」にばかり目が行っており、高齢者の「主体性」を重視しない社会の現状がよくわかります。

-人類学・教養-
■『顔を科学する! 多角度から迫る顔の神秘』
編 馬場悠男 金澤英作
発行 株式会社ニュートンプレス

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★

 ひとことで言ってしまえば、「脳が大きくなり、顎は小さくなっている」という内容です。科学的には美容と健康が両立できないものだということだそうです。美人薄命……。
 前半の顔のつくりの部分は、解剖学なんかに生かせそうでした。
■『ヒトの誕生 二つの運動革命が生んだ<奇跡の生物種>』
著 葉山杉夫
発行 PHP研究所

対象:一般向け
読んだ時期:1年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★

 こちらもひとことで言うと、「二本足で立つことからすべては始まった」という内容です。原核生物からヒトまでの流れを追っていて、進化の過程がよくわかります。
 ネアンデルタール人の扱いがかわいそうになってきました……。