■『図解 理学療法技術ガイド 第3版』 |
|
編 石川齊、武富由雄
発行 株式会社文光堂
対象:学生〜理学療法士
入手時期:2年後期
むずかしさ★★
おすすめ度★★★
理学療法士としての心構え・マナーから、評価、治療まで各項目ごとに詳しく書かれた本です。1100ページを超える情報量は、調べ物をするときにとても役に立ちます。辞書代わりに使うのもいいと思います。 |
|
■『アドバンス版 図解理学療法技術ガイド』 |
|
編 細田多穂、中山彰一
発行 株式会社文光堂
対象:学生〜理学療法士
むずかしさ★★
おすすめ度★
各技法の入門編といった感じで、治療アプローチごとにまとまっていて、構成としては読みやすいです。写真もあるので形をまねるだけなら簡単ですが、本当に理解して実践するのは経験を積まないと至難です。
実習で実践するには高度すぎるので、調べものをするときや資格をとってからにしたほうが吉です。 |
|
■『理学療法士イエロー・ノート 専門編』(第2版) |
|
編 柳澤健
発行 株式会社メジカルビュー社
対象:学生
入手時期:2年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★★
理学療法についての情報が、これ1冊に網羅されています。ちょっとした確認に便利です。「広く浅く」的な内容なので他の本を持っていることが前提にはなりますが、サブテキストとして充分合格点です。
重要なポイントだけを書いてあるので、「何を勉強したらいいのかわからない」という人にもおすすめです。 |
|
■『理学療法ハンドブック [改訂第4版]』(第1〜4巻) |
|
編 細田多穂、柳澤健
発行 協同医書出版社
対象:学生〜理学療法士
むずかしさ★★★
おすすめ度★★
第1巻は評価、第2巻は治療、第3・4巻は疾患別各論になっています。とにかくすごいボリュームです。中身は役立つことばかり書かれているので、金銭面と読み通す忍耐力があれば(私はところどころ読んだだけですが……)。
臨床ではもちろん、レポート作成にも使える本だと思います。
予習のために読み通すのは根気がいるので、復習や疑問を解決するときに利用していくのがよいと思います。 |
|
■『標準理学療法学 専門分野 日常生活活動学・生活環境学』 |
|
監修 奈良勲
編 鶴見隆正
発行 株式会社医学書院
対象:学生〜理学療法士
むずかしさ★★
おすすめ度★★
前半はADLの評価とADL指導、後半は生活環境の評価と住宅改修となっています。
全体的に「さらっと」書いてあるような文章です。ADL動作も、生活環境も、患者様の個人差が大きい分野なので、「基本を押さえる」という点では良い本だと思います。時々見返すと、新たな発見をすることもある本です。 |
|
■『最新版 テクニカルエイド -福祉用具の選び方・使い方-』 |
|
編 作業療法ジャーナル編集委員会、松尾清美、窪田静
発行 株式会社三輪書店
対象:学生〜理学療法士・作業療法士
むずかしさ★★
おすすめ度★
タイトルにもあるとおり、選び方・使い方(利点や欠点)が書かれているので、福祉用具の導入を考えるときには参考になるのではないでしょうか。
「作業療法士の分野だからあまり知らなくてもいい」というわけにはいきません。最低限、杖の部分は読んでおかれることをお勧めします。
福祉用具のカタログではありません。 |
|
■『ID触診術』 |
|
編 鈴木重行
著 鈴木重行、平野幸伸、鈴木敏和
対象:学生〜理学療法士
入手時期:2年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★★
全身の主な筋(96箇所)の触診方法をカラー写真つきで載せています。起始・停止・神経支配・作用は他の本にも載っていますが、血管支配・筋連結という項目が書いてある本は初めて見ました。
触診の入門編的な内容ですが、ある程度の解剖学の知識と触診技術は必要です。
DVDの頸部・体幹・上肢編と下肢編も発売されました。 |
|
■『IDストレッチング』 |
|
編 鈴木重行
著 鈴木重行、平野幸伸、鈴木敏和
発行 株式会社三輪書店
対象:学生〜理学療法士
入手時期:資格取得後
むずかしさ★★
おすすめ度★★
全身81箇所の筋の他動的なストレッチ方法がカラー写真付きで載っています。ホームエクササイズ・自主トレなどで自動的なストレッチを行う場合には、『アクティブIDストレッチング 』という本があります。
本の前半にはストレッチと痛み、評価についての考え方が載っています。 |
|
■『運動療法のための機能解剖学的触診技術 上肢』 |
|
監修 青木隆明
著者 株式会社メジカルビュー社
対象:学生〜理学療法士
入手時期:3年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★★★
筋やランドマークに対して、触診法だけでなく、解剖学・運動学の視点からも特徴が書かれています。触診しながら身体のことについて知ることができる本です。触診法は写真入りで載っています。 |
|
■『運動療法のための機能解剖学的触診技術 下肢・体幹』 |
|
監修 青木隆明
著者 株式会社メジカルビュー社
対象:学生〜理学療法士
入手時期:3年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★★★
筋やランドマークに対して、触診法だけでなく、解剖学・運動学の視点からも特徴が書かれています。触診しながら身体のことについて知ることができる本です。触診法は写真入りで載っています。 |
|
■『標準理学療法学 専門分野 臨床動作分析』 |
|
監修 奈良勲
編 高橋正明
発行 株式会社医学書院
対象:学生〜理学療法士
入手時期:3年前期
むずかしさ★★
おすすめ度★★
正常な起居動作・歩行と、各疾患の起居動作・歩行が写真入りで書かれており、一般的な動作パターンを見るのに便利です。実習のときなど、動作分析を細かく記述しなくてはいけないときなどに大いに参考になります。 |
|
■『標準理学療法学 専門分野 物理療法学』 |
|
監修 奈良勲
編 網本和
発行 株式会社医学書院
対象:学生〜理学療法士
むずかしさ★★+α(物理)
おすすめ度★
物理療法の内容を網羅しています。作用、適応と禁忌、治療の手順なども書かれており、これ1冊あれば十分だと思います(深い部分までは記載されていませんが)。ただ、物理が苦手な人には難解です。 |
|
■『ポケット版 PT臨床ハンドブック』 |
|
編 亀田メディカルセンターリハビリテーション事業管理部
発行 株式会社三輪書店
対象:学生〜理学療法士
入手時期:資格取得後
むずかしさ★★
おすすめ度★★★
病態・障害像をつかみ、評価により疾患を判別し、適切な治療を行っていく……という理学療法の流れに沿ったポイントが書いてあります。この本が1冊あると、臨床で便利です。ポケットサイズなので、持ち運びもしやすいです。 |
|
■『理学療法リスク管理マニュアル[第3版]』 |
|
編 聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーション部理学療法科
発行 株式会社三輪書店
対象:学生〜理学療法士
入手時期:資格取得後
むずかしさ★★★
おすすめ度★★
各疾患ごとの注意点と、理学療法施行時のリスク管理について記されています。様々な文献からひいてきた豊富なデータをまとめあげているので、1冊あると安心できます。疾患単独ではなくて、多臓器・他疾患との関連も述べられており、多角的な見方ができるのもポイントです。 |
|
■『動画でわかる呼吸リハビリテーション』(第3版) |
|
編 高橋仁美ら
発行 株式会社中山書店
対象:学生〜理学療法士・他職種
入手時期:資格取得後
むずかしさ★★
おすすめ度★★★
カラーで写真も豊富なので見やすいです。治療だけでなく、解剖・生理や疾患についてや、運動療法以外の治療法(栄養療法・酸素療法・薬物療法など)やADL指導にも触れられています。動画のDVDもついてます。呼吸リハビリテーションをどうやって勉強するか迷ったなら、この本をどうぞ。 |
|
|
■『系統別・治療手技の展開 改訂第2版』 |
|
編 奈良勲ら
発行 協同医書出版社
対象:理学療法士
入手時期:資格取得後
むずかしさ★★
おすすめ度★
感覚器系、結合組織、リンパ系、筋系、神経系、関節系と、それぞれの系統別に治療手技を掲載しています。
いわゆる「特殊手技」になので学生向けではないと思いますが、実習先が特殊手技を熱心に取り組んでいる場合には参考書としてよいかもしれません。 |
|
■『コアコンディショニングとコアセラピー』 |
|
監 平沼憲治、岩崎由純
編 蒲田和芳、渡辺なおみ
発行 株式会社講談社サイエンティフィク
対象:理学療法士・他職種
入手時期:資格取得後
むずかしさ★
おすすめ度★
いわゆる「コア」については科学性の薄いスポーツ関連の本も多数出版されていますが、この本は概念・定義・理論に不十分ながらも触れています。また、医療行為として行う「コアセラピー」も掲載しています。興味深い内容ですが、学生向けではないので星1つで。 |
|
■『リハビリテーション効果を最大限に引き出すコツ』 |
|
編 山ア裕司、山本淳一
発行 株式会社三輪書店
対象:学生〜理学療法士
入手時期:資格取得後
むずかしさ★
おすすめ度★
運動療法・ADL訓練において、どれだけ患者のやる気を引き出させるかという、心理的なテクニックが書かれています。
後半に筋力や可動域の基準値(例えば「この位筋力があれば歩行が自立できる」など)がまとめられているのが結構参考になります。 |
|
■『知ってるつもりのリハビリテーションの常識非常識』 |
|
編 安保雅博、橋本圭司
発行 株式会社三輪書店
対象:学生〜理学療法士・他職種
入手時期:資格取得後
むずかしさ★★
おすすめ度★★
疾患別・障害別の常識・非常識はもちろん、連携・教育や関連領域、地域支援の範囲もカバーしています。「常識・非常識」なので、もちろん自分が知っている内容もあるかと思いますが、知らなかった内容や誤解していたことなど、新たな発見ができる1冊です。 |
|