授業ノート-解剖生理学03
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-LESSON1 組織-
 同じ構造と機能を持つ細胞群は、4種類の組織を形成しています。
1.上皮組織
2.支持組織
3.筋組織
4.神経組織

 組織は器官をつくり、器官が集まって器官系を形成し、器官系によって個体がかたちづくられています。
-LESSON2 上皮組織-
上皮組織
(細胞の配列) (細胞の形)
単層(濾過・拡散・吸収・分泌などの役割) 立方上皮
円柱上皮
扁平上皮
重層(保護の役割)
 上皮組織は細胞の配列と形を組み合わせて分類され、「単層立方上皮」、「重層扁平上皮」などと呼ばれます。また、分泌機能を持つ上皮組織を「腺(せん)」といい、外分泌腺(がいぶんぴつせん)と内分泌腺(ないぶんぴつせん)に分けられます。

●外分泌腺:導管をもち、体外・体腔・管腔に分泌しています。
 (例)唾液腺、涙腺、胃腺、汗腺

●内分泌腺:導管をもたず、血液中に分泌しています。
 (例)甲状腺、下垂体
-LESSON3 支持組織-
 支持組織は組織や器官の内や間で身体を支える役割を持ち、結合組織、軟骨組織、骨組織、血液、リンパに分類されます。血液・リンパは管腔を満たすことで管を支えます。
支持組織
支持組織 細胞
細胞間質 線維 せんい
基質 きしつ

1.結合組織:結合組織は全身に分布しており、線維の疎密で、疎性結合組織と密性結合組織に分類されます。
 ●疎性結合組織 そせいけつごうそしき:線維がまばらになっているもの。
 ●密性結合組織 みつせいけつごうそしき:膠原線維が主成分で、強靭結合組織ともいいます。
   ・膠原線維 こうげんせんい:引っ張りの力に対しての抵抗力があります。コラーゲン線維。
   ・弾性線維 だんせいせんい:弾力があり、動脈や皮膚に存在します。

2.軟骨組織:硝子軟骨、弾性軟骨、線維軟骨に分類されます。
 ●硝子軟骨 しょうし(ガラス)なんこつ:関節軟骨、気管軟骨など
 ●弾性軟骨 だんせいなんこつ:喉頭蓋軟骨、耳介軟骨など
 ●線維軟骨 せんいなんこつ:椎間円板など

3.骨組織:「骨学編」へどうぞ。
4.血液:「解剖生理学編04」へどうぞ。
5.リンパ:「解剖生理学編14」へどうぞ。
-LESSON4 筋組織、神経組織-
 別のページに書きます。

●筋組織は「筋学編」へどうぞ
●神経組織は「神経学編」へどうぞ
-LESSON5 発生-
 ヒトの体細胞の染色体数は46個で、44個(22対)の常染色体と、2個の性染色体とがありますが、精子と卵子は減数分裂によって半数(23個)になっています。卵管膨大部で受精がおこると、染色体数46個の受精卵となります。この受精卵の細胞が増殖して、組織や器官に分化していきます。
 ・増殖:細胞の数を増やすことです
 ・分化:特殊な機能を持つように変化することです
三胚葉に由来する組織・器官
外胚葉 がいはいよう 表皮、神経系(中枢神経・末梢神経)、感覚器
中胚葉 ちゅうはいよう 骨、軟骨、結合組織、筋、循環器、泌尿器、生殖器
内胚葉 ないはいよう 消化器、呼吸器