カルロス5世の宮殿
アルハンブラ宮殿に接してスペイン絶頂期に君臨したカルロス5世のが16世紀に建てさせた宮殿がある。イタリアルネッサンス様式の宮殿。四角い宮殿は、真中をくり抜くように円形の中庭がある。かってはここで闘牛が行われたという。この中庭を囲んで、二階建ての回廊があり、一階はドーリア式の大理石柱、二階はイオニア式。この中庭の中央に立って拍手をすると中庭全体にこだまして響く。演説の声が良くとおる会議場にもなった。
グラナダの町の全景
グラダナは約800年間近くイベリア半島を支配していたイスラム教徒が最後の拠点としたところ。13世紀にコルドバフェルナンド3世の手に落ちた後、イスラム教徒はグラナダに避難した。アルハンブラ宮殿の一角から町の全景を見ることが出来る。