【ソーサリエ〜アガサとアガタと火の精霊】作品登場人物紹介


(1章までの人物)
*アガサ・ブラウン 12歳

アガサ

 物心ついた時から、火の精霊に付かれている少女。
 どうやら、正体は精霊使いらしい(?)
 赤毛に赤茶の瞳。両親にも家族にも似ていないことから「チェンジリング」にあったとも言われているが……。
 子供の頃から変人扱いされてきたせいか、物事にあまり動じない淡々としたところがあるのだが、実はかなり情熱家?
 努力と根性で乗り切るタイプ。  



*ブラウン家の人々
アガサには仲の悪い家族がいるが、おそらく全員変わり者。
工場で働く父・郵便局で働く母・パンクロック好きの兄・性格の悪い姉・ずるがしこい妹がいる。  

*フレイ(火の精霊)
アガサ付きの火の精霊。言葉が悪いのと、おせっかいがたまにキズ。しかも、かなりそそっかしいところがあるらしい(?)
真っ赤な髪の毛が逆立っていて、頭が通常の倍の大きさに見えるが、顔は小作り。白目の少ない真っ赤な目。透き通った羽を持つ。
おおざっぱそうに見えるけれど、実はとても女の子には気を配る。精霊なので、性別はない。  

*マダム・フルール 52歳
白髪のふっくらとした初老のご婦人。ソーサリエの学校の学長で、専属の精霊を持たない【無の精霊使い】
すべての属性の精霊を操ることができる、ソーサリエの中でも最も力ある存在。ミステリー好きでもある。
ただし、Hの発音ができない。
 

*ファビアン・ルイ・デ・ブローニュ 15歳
下界に戻ればフランス貴族・天空にあればソーサリエの学校始まって以来の秀才。
プラチナブロンドと水色の瞳を持つ。水の精霊・レインを付けている。
しかも美形ときたから、ミーハーな女生徒のアイドル的存在。別名【氷の王子】。
なぜか、アガサのことを探っているらしい? つながりがありそうだが、今のところ不明。  

*オール(水の精霊)
マダム・フルールが召還する水の精霊。  

*エアリア(風の精霊)
マダム・フルールが召還する風の精霊。

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(2章まで)
*イミコ・アイウチ(相内火美子) 12歳

イミコ

 アガサのルームメイトで日本人。
 かなり内気でおどおどした性格だが、なかなか優秀なソーサリエらしい。
 付いてる火の精霊の名はカエン。ソーサリエであることを知らなかったために、アガサ同様苦労して育った。
  赤茶けた髪の毛を持つため、下界では不良少女と呼ばれていた。
 が、本当は真面目な生徒で、いじめられっ子だった。
 それが、かなりのトラウマになっているようで、すぐに何かあると死にたがる。
 Hを発音できないマダム・フルールのせいで、なぜか「ヒミコ」が「イミコ」になっている。



*カエン(火の精霊)
イミコ付きの火の精霊。言葉は丁寧なのだが、内容は凶暴。
イミコとは正反対の性格で、常におかしな漫才状態になる。
真っ赤なストレートヘアーに火焔の模様が入った着物と帯。見かけ豪華な和風精霊。

*ジャン‐ルイ・ド・ヴァンセンヌ(ジャンジャン) 15歳
火のソーサリエであり、火の寮の生徒総監でもある少年。態度は紳士、打ち解けて気さく。
真っ赤な髪を短く刈り込んでいて、いつもはラフな格好をしているらしい。火の精霊・バーンを付けている。
ファビアンとは、遠戚関係にあるらしい? 一部の生徒に【燃える貴公子】と呼ばれている。

*プロフェッスール・モエ(モエバー) 50歳
ソーサリエの学校・火属性のすべてを仕切る教師の一人。女性。
性格があまりよろしくないらしく、生徒からは【モエバー】と呼ばれている。
痩せぎすで、カリカリとしてて、眼鏡を気にするのが癖。

*バーン(火の精霊)
ジャン‐ルイ付きの火の精霊。火の精霊には珍しいファニー・フェイスのクリクリ目。
しかし、過去には由緒あるソーサリエに付いていた経歴のある、えらい精霊らしい。

アリ・サファド・バルバル  14歳
鳶色の肌を持つ美形の少年国王。
北アフリカの片隅にあるバルバルというアラビア風の国出身。
だが、本人の美的感覚は通常とかなりずれているらしく、アガサに一目惚れ。
青の空飛ぶ絨毯と風の精霊フーリを付けている。

*イシャム・サラディン  19歳
太っちょ・ちょびひげ・ターバンの土のソーサリエ。
アリの奴隷でもあるのだが、態度はアリよりも大きい。なんせ、ソーサリエの学校一の古株である。
体の割に繊細な心を持っていて、傷つきやすい。が、立ち直りも早い。
本当の名前はヒシャムらしい。土の精霊ジンを付けている。

フーリ(風の精霊)
アリの精霊。アリに対する無礼をとがめる以外は、滅多に口を聞こうとしない内気な精霊。

ジン(土の精霊)
イシャムの精霊。チョコレート色の肌を持つふとっちょの精霊。得意は、イシャムにおべっかを使う事。

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