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侑子さんと四月一日君

脳に直接ひびく声

(学校が終わり、侑子宅へと向かう四月一日)

四月一日
「さーて、今夜のおかず、どうすっかなー今日はずいぶんと寒いし、鍋物にでもすっかな?」
侑子の声
(ちょっと! 四月一日!!)
四月一日
「え?」

(突然、どこからともなく聞こえてきた侑子の声に驚き、思わず立ち止まる四月一日)

四月一日
「(あたりを見回しながら)侑子さん?どこにいるんですか?」
侑子の声
(大至急来てちょうだい!!)

(四月一日、侑子の声が直接自分の脳にひびいていることに気がつく)

四月一日
「(頭を抱えながら)な、何だ!? 脳に直接…!?」
侑子の声
(携帯が見当たらなくてさっきからずっと探してるんだけど、なかなか見つからないのよ!! 大至急来て、探すの手伝ってちょうだい!!)
四月一日
「あ…あの…?侑子さん…?これって…」
侑子の声
(ああ、これ?まあ、いわゆる、『テレパシー』ってやつよ)
四月一日
「テ…テレパシー!?」
侑子の声
(ほら、よく言うでしょ?人間は追い詰められるととんでもない能力を発揮するって。あたしの『一刻も早く四月一日に来て欲しい』っていう気持ちが起こしたのよ、多分)
四月一日
「うわ!? 脳に直接ひびくからうるせぇ!!!」

(頭を抱えながら、絶叫する四月一日。下校途中にたまたま通りかかったさくらと知世、少しはなれた場所からこの様子を見ている)

さくら
「ほええ〜あのお兄さん、怖すぎるよ〜」
知世
「一人で何をなさっているのでしょう…?」

〜Fin〜

作者からの一言

この話は、2月中旬に書いたものです。

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