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侑子さんと四月一日君

おでんの早食い

侑子
「どうしたの四月一日?さっきからずっと考え込んでるみたいだけど」
四月一日
「あ、侑子さん。実は、今度のクリスマス、ひまわりちゃんに何をプレゼントしようかわからなくて…」
侑子
「クリスマス?まだずいぶん先じゃない」
四月一日
「でも、『光陰矢のごとし』っていうじゃないですか。今のうちから考えておこうと思って」
侑子
「そうねぇ…あたしの経験からすると、あの年頃の女の子が欲しがりそうな物といえば、やっぱあれかな?」
四月一日
「えっ?何ですかそれ?」
侑子
「教えて欲しい?」
四月一日
「(必死の形相で)もちろんです!!」
侑子
「じゃあ、あれ」

(そう言いながら侑子が指差した先にあったのは、さっき四月一日が狐のおでん屋からもらってきた、熱々のおでん)

侑子
「いつもはちょうどいい温度なのに、今日はどういうわけだか、熱すぎて食べれないのよ。あたしは冷蔵庫の中の残り物ですますから、あれ、四月一日が食べてちょうだい。3分以内で食べれたら、教えてあげる」
四月一日
「えっ?3分?それはちょっと…」
侑子
「対価よ、対価。教えて欲しいんでしょ?」
四月一日
「わ、わかりました!!食ってみせますよ!!そのかわり、ちゃんと教えてくださいよ!!」
侑子
「(いつの間にかストップウォッチを手にしている)じゃあ、よーい、スタート!」

(猛烈な勢いでおでんを食べ始める四月一日)

四月一日
「(ハフハフ言いながら)くっ…はふい…へも、ひふぁふぁりひゃんほふぁふぇひふぉ…」
(訳・くっ…熱い…でも、ひまわりちゃんのためにも…)

(四月一日、あっという間におでんをたいらげる)

四月一日
「よ〜し、完食!!」
侑子
「へぇ〜。『中身は』ジャスト3分で食べちゃったじゃない」
四月一日
「約束どおり、教えてくれるんですよね?」
侑子
「あれ〜?誰が『器は食べなくてもよろしい』と言った?残念でした〜」
マル&モロ
「残念でした〜×2(ハモる)」
四月一日
「(殺気に満ちた目をしながら小声で)イツカ…コロス…」

〜Fin〜

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