Fanfic

山崎君が行く!!

山崎、裁判にかけられる

(ここは裁判所。被告席には、なぜか山崎が座っている)

検事
「被告人・山崎貴史は数々のウソ話でクラスメートたちをだまし続けた、いわゆる詐称罪≪さしょうざい≫により、本日、ここに提訴≪ていそ≫します」
裁判長
「被告人。今検察官が言った事に、ウソはありませんか?」
山崎
「確かに、僕はウソ話ばかりしています。でも、まさかこんな風に裁判沙汰≪ざた≫になるとは思ってもいませんでした」
裁判長
「弁護人。あなたの意見は?」
弁護士
「被告人と同意見です」
裁判長
「それでは、ただいまより証人喚問≪しょうにんかんもん≫を行います」

(まもなく、証人喚問が始まったが、出てくる証人はみんな、そろいもそろって山崎に不利な証人ばかり)

検事
「では、あなたは被告人のウソ話を信じ込まされそうになった、というわけですね?」
さくら
「はい。もし千春ちゃんが止めてくれなかったらわたし、もう少しで信じ込まされるところでした」
知世
「山崎君がつくウソは、本当の話っぽく聞こえる話ばかりでしたわ」
利佳
「毎回毎回ツッコミを入れている千春ちゃんの身にもなって欲しかったです」
千春
「なにせ、あいつの知識の量ときたら、半端じゃないから、止めるのにも精一杯だったんです」
奈緒子
「でも、よくネタが尽きないよね〜 とも思ったりもします」
小狼
「おれたちも、日本の習慣について、危なく間違った知識を身につけるところでした」
苺鈴
「よくよく考えてみればおかしいのよね! なにが『日本人はおじぎをするのと同時に、相手を頭のてっぺんからつま先まで見ているんだ』よ!」
山崎
「ちょ…ちょっと待ってよみんな! なんで僕に不利な証言ばっかりしてるんだよ!!」
さくら
「だって、本当の事だもん。ね〜?」

(証人たち、一斉に首を縦に振る)

山崎
「(必死の形相で)弁護士さん! 助けてください!!」
弁護士
「さすがの私でも、君のような被告人は弁護しかねるね」
山崎
「そんな!!」
裁判長
「(木槌≪きづち≫をたたきながら)判決。被告人に死刑を申し付けます」
山崎
「い、いやだ〜〜〜!!! 死刑だなんて絶対にいやだ〜〜〜〜!!!!」

(2人の裁判所職員に連れて行かれる山崎)

山崎
「いやだっ!!!!」

(山崎、ガバッ!!と起きだす。自分の叫び声で目が覚めたのである)

山崎
「な…なんだ…夢か…(額の冷や汗をぬぐいながら)あ〜びっくりした…」

〜Fin〜

▲Page Top(T)

←Back(B)

© 2003-2006 sarasa