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山崎君が行く!!

葬式のお札

さくら
「(ため息をつきながら)あ〜あ…空からお金が降ってこないかな〜」
知世
「どうかなさったんですか?」
さくら
「欲しい物がいろいろあるのに、お小遣いがすっごいピンチなんだよ〜。知世ちゃんがうらやましいな〜。お小遣いいっぱいもらってるんでしょ?」
知世
「あら、そんな事ないですわよ」
山崎
「そうそう、お金といえば、こんな話を知ってる?」
知世
「あら、山崎君」
山崎
「中国では、お葬式で遺体を火葬にする時に、一緒に紙のお札も燃やすんだ」
さくら
「ええ〜!?もったいな〜い。燃やすぐらいならわたしにも一枚わけてよ〜」
知世
「でも、何でそんな事をするんですか?」
山崎
「亡くなった人が、あの世に行ってもお金に困らないように、という意味をこめて燃やすんだよ」
さくら
「な〜んだ。それなら納得」
知世
「日本語にも『地獄の沙汰も金次第』という言葉がありますからね」

(次の瞬間、ゴスッ!!という鈍い音が響き、山崎が倒れる)

千春
「(金属バットを持ちながら)また性懲りもなく、さくらちゃんと知世ちゃんにウソを教えてたのね」
さくら
「ほえ?またウソだったの?」
知世
「千春ちゃんがいなかったら、また信じこまされるところでしたわね。いつもありがとうございます」
小狼
「どうした?何かあったのか?」
さくら
「あ、李君。実はかくかくしかじか…」
小狼
「ああ。葬式で燃やす紙のお札なら、実際にあるぞ。普通に買い物とかで使われるお札とは別に、葬式で燃やす専用のお札が作られてるんだ」
知世
「まあ。それでは、今日の山崎君の話は、実話だったのですね」
千春
「ど〜しよ…わたし、力いっぱい殴りつけちゃった…」
さくら
「山崎君?(山崎の体を揺さぶりながら)山崎君!?ほええ〜!!気絶しちゃってるよ〜!!」

〜Fin〜

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