Fanfic

相変わらずな一日

「ふーっ」

やっとバイトの大掃除が終わった四月一日はため息をつく。

「全く、なんで俺がこんな事しなきゃ…」

「四月一日サボりー。主様に報告♪×2」

「うわぁぁぁぁぁぁー!それだけは勘弁(かんべん)してくれよー」

「四月一日、いい身分ねえ・・・」

「ゆ、侑子さん!」

「ほら、早く除夜の鐘つきに行くわよ」

「・・・嫌っす」

「百目鬼君の家に行くの、そんなに嫌?」

「嫌っつうか!あいつの顔見てるとムカつくんすよ!!」

「いいじゃない、ひまわりちゃんに会えるチャンスなんだし」

「そうっすよね〜♪」

<本っ当ーに単純ねえ、四月一日は・・>

「ところで四月一日。何故除夜の鐘をつくか知ってる?」

「へ?あれに意味なんてあるんすか?」

「あるわよ。大晦日に除夜の鐘をつくのは、1年間の悲しい気持ちなんかを浄化する為にあるの」

「へえー、そうなんすか。侑子さんって何でも知ってるんすねー」

思わず納得する四月一日。

「と、いうわけで」

「はい?」

「帰ったら"千葉ミルフィーユ"作ってね」

「何で俺が!いちいち作んなきゃなんないんすか!大体お店で買えばいいでしょう?」

「やっぱり出来立てが欲しいわよね、モコナ」

「おう!」

「何で・・・」

「あら、だってさっき『除夜の鐘について』教えて"あげた"んだから対価を貰うのは当然でしょう」

「・・・・そういう人っすよね、侑子さんは・・」

「何か文句ある?」

「あああああああー!いつになったらこんな変な体質じゃなくなるんだー!」

・・・・大晦日もやはり四月一日は叫んでいた。

そしていつものように一日が終わる・・・。

〜Fin〜

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