Fanfic

ぷらねっとな人々

(追っ手の兵士の目をかわすために、狭い石畳の路道を右へ左へと曲がりながら駆け抜けていく、サクラとケイ。怪我をしているケイがサクラの軽快な速さに付いていってるのもあって、なんとか追跡の目をかわすことに成功する)

サクラ
「こっちだ!」
ケイ
「何処へ行くんだ、サクラ」
サクラ
「"自由の神殿"に。ほら、あの建物がそうだ」

(サクラ、家々の間から見え隠れしている古びた建物を指差す。それを目指して二人は路道を走る。ちょっとした噴水の広場を抜け、神殿の階段を駆け上がる。入り口の近くには、右ひじを肩と同じ高さにまで上げ、そこから右手をあごの下に当てながら、前方に一歩踏み出している謎の人物の石像が建てられている)

サクラ
「ここに入るには、王家の人間だけが代々受け継いできた、秘密の合言葉を言う必要があるんだ」
ケイ
「秘密の合言葉…?(ゴクリとつばを飲み込む)」
サクラ
「(ぴたりと閉ざされた入り口の扉に向かって指差しながら)志村ー!! うしろー!!」

(と、その声に反応するかのように、入り口の扉が開く)

ケイ
「……」
サクラ
「さあ、入るぞ! って、どうした?」
ケイ
「いや、何かが根本的に違ってるような気がするんだが…」

〜Fin〜

▲Page Top(T)

←Back(B)

© 2003-2006 sarasa