Fanfic

ぷらねっとな人々

(サクラ、自分が肩から掛けていたマントをはずして、両手で裂き、それをケイの傷口にあてがう)

サクラ
「…頼むからさっさと逝かないでくれよ…後味が悪いから」

(止血の作業を終えると、腰の袋から気付け用の薬酒を入れた子瓶を取りだし、ケイに飲ませようとするが、薬酒はケイの口に入らず、そのまま地面にこぼれ落ちる)

サクラ
「飲み込めないのか・・・」

(サクラ、ケイに口移しで飲ませようとして、薬酒を口に含《ふく》むが、うっかり、そのまま飲んでしまう)

サクラ
「にゃ?うっかり私が飲んじゃったにゃ。失敗しちゃったにゃ。にゃははは…」

(ほっぺたを赤く染め、しばらくその場にボーッとたたずむサクラ)

サクラ
「にゃ?そもそも私、ここでにゃにしてたんだっけにゃ?忘れちゃったにゃ。でもまあ、多分そにょうち思い出すにゃ」

(その時、1匹の蝶《ちょう》が、サクラの目の前を通りすぎる)

サクラ
「にゃ?チョウチョさんだにゃ」

(そのままフラフラと、夢見心地のまま、蝶を追い始めるサクラ)

サクラ
「にゃははは…待ってにゃ〜」

(あっという間に、サクラの姿はケイの視界から消え去ってしまう)

ケイ
(おい!!俺はいったいどうなるんだよ!!!)

〜Fin〜

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