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ペケホリ裏話

(くそ〜あの野郎…)

俺は今、侑子さんの家で洗濯をしながらブツブツと独り言を言っていた…

(な〜にが『栗入れろ!』だ。んなモン注文しやがって…季節はずれにもほどがあるだろ…)

洗濯をすませたあとでもまだ独り言を言っていた…

(おまけに百目鬼のぶんざいでひまわりちゃんと仲良く話しやがって!)

俺はそばにあったごみ箱を蹴っ飛ばした。

(むかつくといえば侑子さんもだよな!毎度毎度注意してるのに大酒飲んでは二日酔いになりやがって、わざわざ『みどり薬局』に液キャベ買いに行く俺の身にもなれっつの!)

台所へ向かっていった。

(その上バイト量どんどん加算しやがって、いったいいつになればあやかしが見えないようになるんだっつの!)

どんどん声が大きくなってきた。マルとモロがこっちにやって来た。

「主様呼んでる。」

「四月一日呼んでる。」

(ヤバイ…さっきの話を聞かれたに違い無い…)

くるり、と後ろを向いてなるべく早足で店を出ようとしたその時!

『ガンッ!』

見上げるとかなだらい…

「またコレかい!」

〜Fin〜

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