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world of destiny

ここは、シャオランとサクラの孤児院。【クロウ孤児院】そして院長室だ。

「ふふっ、今頃あの二人はどうしているかしら?私、二人の後をつけていけばよかったかしら?でも、あの二人の"試練"ですもの。これを乗り越えないと、ここを卒業できないもの。二人とも、これから大変なことがあるかも知れないけど頑張ってね。」

ミヅキ・カホは、作業しているデスクの傍にある涼しい風が通る窓から空を眺めている。そして、整った顔から微笑がこぼれた。

一方その頃、シャオランとサクラは・・・・・・

「うわぁ、ここって人が入ってきたら自動で蝋燭がつくようになってるんだね。本当にここの神殿ってすごいよね〜!」

と、サクラは笑みを浮かべながら言う。

「あ、あぁ・・・・・・≪て、天然なのか?≫」

しばらく経って、

「シャオラン君!あ、あれ・・・・・・」

と、サクラが言ったのは20秒も経たないうちだ。

「あぁ、あれはミヅキ院長がおっしゃっていた。俺達の孤児院の神様と云われている、クロウ様の祭壇だ。」

と、シャオランが平然と言う。

「そのクロウ様の両隣にあるものは?」

と、サクラはシャオランに訊ねる。

「あぁ、あれはクロウ様がつくられたといわれている、守護者だ。確か、太陽と月をモチーフにしたといわれている・・・・・・」

シャオランがまだ、その説明を言い終わらないうちに、サクラはクロウの祭壇の右端にある、銅像の黄色の頭をなでている。

「シャオラン君!みて!!この銅像、すごいよ。ライオンみたいだねー」

と、サクラが言った時

〝誰がライオンや・・・・・・〟

という、声が聞こえた。

「今の声・・・・・・シャオラン君?」

と、サクラは不思議そうな顔でシャオランの顔を覗く。

「お、俺じゃねぇよ!ご、誤解すんな!!」

と、シャオランが真っ赤になる。

「いいよ〜、べつに。私、秘密にしといてあげるよ。」

サクラは真剣な面持ちでいう。

「お、おい!それって・・・・・・」

〝おい、そこの小娘。なんか勘違いしとるようやけどなー。それ、わいの声や〟

「え?誰?」

サクラとシャオランは辺りを見渡す。が、その声らしき人はいない。

〝わいは小娘の目の前におる〟

「も、もしかして・・・・・・この・・・・・銅像!?」

サクラは驚きながら叫ぶ。

そう、この黄色い銅像(?)と出会うことで、二人のdestiny【運命】が大きく左右されるのである。

to be continued...

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