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魔の出現

ケロ
「そうか、転校生が来たんやな。」

学校が終わり、さくらは家に帰ってきた。

さくら
「うん。きれいな顔の男の子だったよ、けど…」
ケロ
「なんや。」
さくら
「ううん。なんでもないよ。」
ケロ
「…さくら、なんか今日の朝なんかあったか?」
さくら
「今日の朝?…うん、あのね…」

さくらが言いかけた時、

『カッ』

引き出しから光が発射した。

さくら
「あの引き出し…」
ケロ
「さくらカードの本が入っとる引き出しや!」

さくらは引き出しから本を取り出した。すると、さくらの手から本が「シュッ」と消えてしまった。

さくら
「!?…本が消えちゃった!!」
ケロ
「なんやて!?」

二人とも何がなんだかわからず、その場でぼうぜんとしていた。

ケロ
「…さくら、今朝の事、話してみぃ。」
さくら
「…なんかね、不思議な夢をみたの。」

さくらは不思議な夢の事をすべて話した。

ケロ
「…そうか、予知夢をみたんか。」
さくら
「やっぱり?」
ケロ
「とりあえず、エリオルに電話してみぃ。」
さくら
「うん。」

ピピピピ…

さくら
「…あれ?」
ケロ
「どないした?」
さくら
「番号ちゃんと押したんだけど、全然反応が無くて…。」
ケロ
「どーゆーこっちゃねん!。それじゃああの小僧のとこしか…」
さくら
「小狼くん?…電話してみる。」

RRRRRR…ガチャ。

さくら
「もしもし、小狼くんのお宅ですか!?」
めしつかい
「(日本語!?)…小狼様のお友達ですか?少々お待ちください。」

めしつかいはしどろもどろしながら、小狼をよんだ。

小狼
「もしもし…さくらか?」
さくら
「うん!あのね、カードが消えて、それで…」
小狼
「まておちつけ!いったい何があったんだ?」

さくらは小狼にすべてを話した。

小狼
「…そうか。」
さくら
「うん。それで、小狼くん、何か知ってるんじゃないかって…」
小狼
「うん、しらべてみる。それと…」
さくら
「なに?」
小狼
「…おれ、また日本にしばらく住むことになると思う…」
さくら
「えっ!」
小狼
「今回の事もあるし、それに、気になる事もあるからな…」
さくら
「気になる事って?」
小狼
「じゃあな。」
さくら
「う、うん。」

ガチャ。

ケロ
「どやった?」
さくら
「…小狼くん、調べてくれるって。それと、何か都合があって、こっちに住むかもって…」
ケロ
「あの小僧がまたこっちに住むんかいな!」

さくらはいろんな思いでいっぱいだった。

どうしてカードが消えてしまったのだろうか、そして、小狼とまた会えるという事。

ケロ
「さくら。さっき言ってた転校生…」
さくら
「なに?ケロちゃん。」
ケロ
「…いや、なんでもあらへん。」
さくら
「?」
ケロ
『あの転校生、気をつけたほうがええな…』

〜第3話・完〜

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