Fanfic

新たなる試練

静寂な時の中で

さくらたちの身に起こった出来事から一夜が過ぎた。

『バサ』(布団をめくる音)

ケロちゃん
「・・・・?」

カードを見つめていたケロが音のしたほうを振り返る。

ケロちゃん
「おはよう、さくら。よう眠れたか?」
さくら
「おはよう、ケロちゃん。」

そういうとさくらは目覚ましのタイマーを止めた。さくらを心配そうに見つめるケルベロス。

ケロちゃん
「あんまり寝てないんか?」
さくら
「うん。カードさんたちのことを考えてたらあんまり眠れなくて。でも大丈夫だよ。少しは寝たから。」

そう言ってさくらは着替えをはじめた。

ケロ
「・・・さくら。」

着替えながらさくらはケロに聞いた。

さくら
「ケロちゃん。今日の夕ご飯はなにがいい?昨日はお好み焼きとたこ焼きだったから・・・、今日はオムライスにしよっか。ね、ケロちゃん。」

ケロの方を向くさくら。

ケロちゃん
「さくら、無理して笑うのはやめぃ。昨日の晩飯の時だってさくら、無理して笑ってたやろ?小僧でさえわかっとったで?」

急に涙目になるさくら。

さくら
「だって、だって。わたしのせいだもん。カードさんたちの魔力がコピーされたのはわたしがしっかりしてなかったから。わたしの魔力がすくないから・・・。」
ケロちゃん
「そんなことはあらへん!!お前はあのエリオルにも勝ったろ?あいつが言ってたやんけ。さくらはクロウの魔力を超えたって。ということは、あのクロウでも一緒のことになってるんや!!さくらは成長して魔力もエリオルと戦った時よりも倍近く上がってる。だから、このことは仕方ないんや。」
さくら
「でも、でも・・・。」

さくらに近寄るケロ。

ケロちゃん
「大丈夫や、さくら。カードたちの魔力は戻る。こんなことは初めてやったさかいカードたちもびっくりしてんねん。だから、カードたちの気が落ち着いて休ましといたら元通りになってるから大丈夫や。な、はよ元気だし。今から勘のえぇ兄ちゃんと父ちゃんにあわなあかんのやろ?」

さくらにハンカチを渡すケルベロス。そのハンカチで涙を拭いたさくら。

さくら
「うん。ありがとう、ケロちゃん。」
ケロちゃん
「ほな、はよ。カバンもって下行き。」
さくら
「うん!!」

さくらはカバンをもって満面の笑顔でドアに向かっていった。

さくら
「本当にありがと、ケロちゃん。」

照れながらケロはいう。

ケロちゃん
「そんなのどうってことないって。」
さくら
「うん。じゃあ、行ってくるね。」
ケロちゃん
「おぅ!!」

『バタン!』(ドアを閉める音)

『トントントン』(階段を下りる音)

藤隆
「おはようございます、さくらさん。」
さくら
「おはよう、お父さん。」

『ジュージュー』(料理をしている音)

桃矢
「お、怪獣。今日は寝坊しないんだな?」

べんとうの具を料理している桃矢。

さくら
「さくら、怪獣じゃないモン!!・・・昨日はありがとう、お兄ちゃん。」
桃矢
「何のことだ?怪獣。」

さくらが微笑む。

さくらが写真の前に行き、

さくら
「おはよう、お母さん。」

料理をちょうど終えて弁当を包んだ桃矢と新聞を取りに行って戻ってきた藤隆と写真のお母さんに挨拶をし終えた3人がほぼ同時にテーブルに座った。

藤隆
「今日は和食ですか。おいしそうですね。」
さくら
「本当。」

3人は楽しく会話をしながら朝食を食べていると藤隆が手紙をさくらに渡した。

藤隆
「外国からさくらさん宛てに手紙が来ていましたよ。それに桃矢君にも。」

2人に手紙を渡す藤隆。

さくら
「わぁー、エリオル君と観月先生からだ。お兄ちゃんは?」
桃矢
「歌帆からだ。それと・・・何!?」
さくら
「どうしたの?」
桃矢
「秋月からだ。」
さくら
「よかったね。」

さくらが桃矢にニコッと笑いながら言った。だが桃矢はいいのか悪いのかわからない状態の表情をしていた。

さくらが手紙を開けようとしたときにチャイムが鳴った。

『ピンポ〜ン』(チャイムの音)

藤隆
「誰だろ?こんな朝早くに・・・。」

藤隆が玄関へ向かった。

知世
「おはようございます。」
藤隆
「どうしたの、知世さん?こんなに早くに・・・。」
知世
「いえ、ちょっとさくらちゃんと一緒に学校に行こうかと思いまして・・・。」
藤隆
「そうですか。ちょっと待っててもらえるかな?今、さくらさんを呼んでくるから。」
知世
「はい。」

そう言って藤隆はさくらがいるダイニングへ向かった。

藤隆
「さくらさん。知世さんが迎えに来てくれていますよ。」

手紙を読もうとしていたさくらはおどろく。

さくら
「ほえぇぇ!!知世ちゃんが!?」
藤隆
「はい。玄関で待っていますよ。」

さくらはあわてて玄関に向かった。

さくら
「知世ちゃん、ちょっと待ってて。すぐに来るから。」

さくらはそう言うとダイニングに戻り朝食の残りを食べきり食器を片付けた。そして手紙を鞄に入れ玄関に向かった。

さくら
「いってきま〜す。」
藤隆
「いってらっしゃい。」

『バタン』(玄関を閉める音)

藤隆
「さくらさん、少し元気が無いような顔だったね。」
桃矢
「・・・・あぁ。」

さくらと知世が学校に向かって歩いていった。

知世
「さくらちゃん、大丈夫ですか?」
さくら
「うん。大丈夫だよ。昨日はちょっと眠れなかったけど、大丈夫。」
知世
「そうですか。」

さくら達が歩いていると前に小狼と苺鈴がいた。

小狼
「おはよう。さくら、大道寺。」
苺鈴
「おはよ。木之本さん、大道寺さん。」
さくら
「おはよう、小狼君、苺鈴ちゃん。」
知世
「おはようございます。」

挨拶を交わし終わると4人は学校に向かった。さくらが急に鞄を開けた。

さくら
「今日、手紙が着たんだよ。エリオル君と観月先生から。」
知世
「わたくしにも着ましたわ。」
小狼
「俺も。」
苺鈴
「私、もらってないわよ!?」
小狼
「これを見ろ。」

『李 小狼様、李 苺鈴様』

苺鈴
「あっ!!」
小狼
「俺たちのは相当分厚いだろ?2人分の手紙が入ってるってことさ。」
苺鈴
「そうだったんだ。よかった。」

ホッとする苺鈴。

さくら
「よかったね。苺鈴ちゃん。」
知世
「本当に。」

そうやって話していると4人は学校に着いた。

『ガラガラガラ』(教室のドアを開ける音)

さくら
「おはよう!!」
知世
「おはようございます。」
苺鈴
「おはよう!!」
小狼
「・・・?」

教室にはだれもいなかった。

小狼
「俺たちが一番みたいだな。」
瑛二
「ザンネン。俺たちが一番だよ。」

小狼が振り向くとそこには転校生の2人がいた。

小狼
「お前・・・、いつからそこに・・・。」
瑛二
「そんなに驚かなくていいのに。さっきだよ。」
「すまないが、早く入ってくれないか?」
さくら
「ご、ごめんなさい。」

そう言うとさくらたちは教室に入った。

さくら
「ねぇ、瑛二君たち見学が終わったら暇?」
瑛二
「俺は暇だけど・・・、刃は?」
「俺も暇だけど。」
さくら
「よかった。今日ね新しくオープンする喫茶店があるの。よかったら一緒に行かない?」
瑛二
「いいよ。な、刃。」
「あぁ。」

そして時間は過ぎていき放課後になった。

「いこう、瑛二。」
瑛二
「わかってるって。じゃあ、さくらちゃん。掃除が終わったら道場の方まで来てくれる?」
さくら
「うん。」

さくらたちが掃除を終え道場に向かうと人が集まっていた。

さくら
「どうしたのかな?」
知世
「さぁ?わかりませんわ。」

さくらたちは瑛二たちを探していると、

瑛二
「さくらちゃ〜ん。こっちだよ。」
さくら
「あ、瑛二君。」

さくら達は瑛二の姿を見つけ近づく。

小狼
「この人たちはなんなんだ?」
瑛二
「さぁね?刃が真田先生に言われて試しに剣道をしたんだ。そうしたらあいつ、手加減はしないほうだから本気でやっちゃって2年のやつを気絶させちまったんだ。そして今度は3年を倒していってるってわけ。それを聞きつけた人が集まってきたんだよ。今、ちょうど5人抜きぐらいだよ。」
苺鈴
「すごいわね。」

『バーン』(竹刀で相手を打った音)

真田先生
「一本、斎藤の勝ち」

『パチパチパチ』(拍手の音)

「ありがとうございました。」
相手
「あ、ありがとうございました。」
真田先生
「次!!」
生徒(A)
「先生、あとは団体戦組みと個人戦組みしか残っていません。」
真田先生
「そ、そうか。じゃあ、あと1人だけでいいか?斎藤。」
「俺はいいですよ。」
真田先生
「よし、佐川。お前いけ。」
佐川
「はい。」

佐川が前に出てきた。そして2人は構えた。

瑛二
「さくらちゃん、刃をよおく見ているんだ。ついでに李君もね。」
小狼
「あ、あぁ。」
真田先生
「はじめ!!」

『シュン』

佐川+小狼+さくら+真田先生
「(き、消えた!?)」
「め〜ん!!」

『バ、バ、バーン』

真田先生
「い、一本!!」
「ありがとうございました。」
佐川
「あ、ありがとうご・ざ・い・・・」

『バターン』(倒れる音)

真田先生
「さ、佐川!!大丈夫か?」
生徒(A)
「気絶しています。」
真田先生
「き、今日はこれにて練習を終わりにする。かいさ・・んだ。部長、どうした?」
部長
「先生、こいつはぜったい反則技を使っています。」
さくら
「えっ?」
真田先生
「何を言い出すんだ。」
部長
「だって、そうじゃないですか。副部長の佐川がこんなやつに気絶させられるなんておかしいですよ。」
真田先生
「そ、それはだな。」
真田先生
「こいつは反則技を使ったんだ。そんなやつを招き入れることはできません。」
「・・・・・。」
瑛二
「ち、ちょっと待った。どうして刃が反則技を使ったなんて言い切れるんですか?」

瑛二が道場に入ってきた。

部長
「なんだ、お前は。」
瑛二
「俺はこいつの親戚だ。」
部長
「そうか、そうか。親類だからかばうのか。」
瑛二
「違う!!こいつが親類だからかばうとかそんなんじゃない!こいつは反則なんかしてないから言ってるんだ!!」
真田先生
「お、おい。石田。」
さくら
「瑛二君。」
「瑛二、もういい。」
瑛二
「黙ってられるか!!お前の剣道を馬鹿にされるということはじいちゃんの道場を馬鹿にされるのと一緒なんだ!!」
「・・・あぁ、そうだったな。」
部長
「ということはお前たちのじいちゃんは反則技を教えてるってことになるんだな。これは傑作だ!!」
真田先生
「やめろ、お前は部長だろ?そんなこと言ってどうする。」
瑛二
「もう、いいです。真田先生。」
真田先生
「石田。」
「瑛二。」
部長
「お、どうした?そんな怖い顔をして。頭に血が上ったか?」
瑛二
「先生、この人と試合をしてもいいですか?」
真田先生
「なにを言い出すんだ?こいつは部長だぞ?お前なんかが勝てる相手じゃない。」
部長
「いいですよ。先生。俺が勝つに決まってるんですから。」
瑛二
「皆さん、壁から離れていてください。」
生徒
「えっ!?」
瑛二
「危ないですよ。」
部長
「は!?なにを言い出すんだか?バカかお前は?」
「言うとおりしてください。お願いします。」
真田先生
「みんな、壁から少し離れろ。」

2人は構えた。

真田先生
「石田。防具は付けないのか?」
瑛二
「いいです。」
部長
「お前は本当にバカだな。」
瑛二
「黙れ!!」

刃がさくら達のほうにきた。

小狼
「大丈夫なのか?あいつ。」
「大丈夫だよ。瑛二は俺より強いから。」
苺鈴
「でも、危ないわよ。何も付けないなんて。」
知世
「本当ですわ。大怪我でもしたら。」
「大丈夫さ。たぶん、怪我をするのは相手のほうだ。」
さくら
「どういうこと?」
「見ていたらわかるさ。というか、見えないかも。誰かビデオカメラなんて持ってないよな。」
知世
「ありますわよ。」

知世がビデオカメラを刃に見せる。

「どうしてあるんだよ。って聞いてる場合じゃない。そのカメラで瑛二をずっと撮るんだ。」
知世
「わかりましたわ。」

そうしているうちに2人は準備万端のようだ。

真田先生
「はじめ!!」

『ダーン!!』(瑛二の踏み込みの足の音)

瑛二
「胴!!!」

『バーン!!!』(部長の胴着に竹刀があたる音)

瑛二
「俺たちを!!なめんじゃねぇ〜!!!!」
部長
「な、なに!?う、うわ〜!!」

部長は吹っ飛び道場の端の壁まで飛んでいった。

『ドン!!!!』(壁にあたる音)

真田先生
「い、一本。石田の勝ち。」

瑛二はお辞儀をした。

瑛二
「ありがとうございました。」

そういうと竹刀を先生に渡し、さくらたちのほうに行った。

「大丈夫か?」

瑛二
「当たり前だろ?」
さくら
「よかった。」

先生が寄ってきた。

真田先生
「お前たちは帰っていいぞ。」
瑛二
「でも・・・。」
真田先生
「自分の物を片付けたやつから今日は帰れ。ほかは俺が全部片付けるから。」
部員たち
「ありがとうございました。」
真田先生
「これでお前たちも帰れるだろ?」

先生は中に戻っていった。

瑛二+刃
「ありがとうございました。」

正門前でさくら達が話していた。

さくら
「行こうか、新しくできたお店に。」
小狼
「あぁ。」
知世
「でも、本当にすごかったですわね。石田君と斎藤君。」
瑛二
「そうでもないよ。」
苺鈴
「でも、私には見えなかったわ。」
「大丈夫さ。瑛二のやつは大道寺さんが撮ってくれているから。」
知世
「あら、斎藤君のも撮っていますわよ。」
苺鈴
「わたし、見たい。」
さくら
「じゃあ、お店で見ようよ。」
瑛二
「それはいい考えだ。」

お店に来て楽しく話しているさくらたち。さくらがふと思い出した。

さくら
「さっきのビデオ見ようよ。」
知世
「はい。」

知世がビデオをだし、巻き戻す。

瑛二
「さくらちゃん、今日てがみ読んでたよね。外国にいる文通友達?」
さくら
「ちがうの。柊沢エリオル君と観月歌帆先生からなんだ。」
瑛二
「その人たちのこと教えてくれない?」
さくら
「いいよ。」

さくらはエリオルと観月先生のことを話した。もちろん、カードのことはなしで。

知世
「なんだかあの2人仲がいいですわね。」
小狼
「えっ?」
苺鈴
「本当ね。小狼、石田君に木之本さん盗られちゃうんじゃない?」
小狼
「さくらがそんなことするはずない!」
さくら
「わたしがどうかしたの。小狼君。」

小狼が振り向くとそこにはさくらがいた。小狼の顔は真っ赤になった。

小狼
「な、なんでもない。」

そんなことを話しているうちにビデオの巻き戻しが終わった。

知世
「終わりました。」
瑛二
「よし、見よう!!」

ビデオを見ているうちに瑛二が解説をしだした。

瑛二
「どうしてあの時見えなくなるかというと『はじめ!!』の声で一歩目を強く踏み出すんだ。そして俊足の速さがでるわけ。まぁ、できるのは俺と刃とじいちゃんだけだったんだけど。今じゃあ、2人だけだ。」
さくら
「おじいちゃん、亡くなったんだね。かわいそうに。」
瑛二
「さ、さくらちゃん?まだじいちゃんは生きてるよ。」
さくら
「ほぇ?」
「腰を痛めてんだよ。この技は腰から下を使うから痛めるとできなくなるんだ。」
さくら
「なんだ。そうだったのか。びっくりしたよ。」
瑛二
「さくらちゃん、こっちがびっくりしたって。」

そうやって話をしているとさくらが手紙を出してきた。

さくら
「そうそう、あのね。さっき瑛二君に話したエリオル君なんだけど夏休みに帰ってくるんだって。」
知世
「本当ですの?」
さくら
「本当だよ。手紙を読んでみて。」
小狼
「本当だな。」
瑛二
「へぇ、そうなんですか。俺もエリオル君に会ってみたいな。そうだ、エリオル君は夏休みに日本に来るんだよね。だったら、その時に俺の家に遊びに来たらいいよ。」
さくら
「本当!?」
瑛二
「ホントさぁ。な、刃。」

瑛二は刃の方を向く。

「あぁ、それはいい。」
瑛二
「じゃ、決まり!!」

そして月日は過ぎていき今は8月7日。

その間はさくらたちの身になにも起こらなかった。

さくら達は空港にいた。

さくら
「エリオル君!!観月先生!!」
エリオル
「さくらさん。お久しぶりです。」
観月
「久しぶりね、みんな。」
さくら+小狼+苺鈴+知世
「はい。」
奈久留
「さくらちゃ〜ん!!」
さくら
「奈久留さん。」
奈久留
「さくらちゃん、桃矢君は来ていないの?」
さくら
「はい。」
奈久留
「あら、残念。」

話しているうちにさくらの鞄がもぞもぞしてきた。

ケロちゃん
「スッピー!!元気やったか?」

ケルベロスが鞄から頭をだした。

スッピー
「元気ですよ。あなたも相変わらず元気ですね。」
ケロちゃん
「そんなんほめんでもええのに!!」
スッピー
「べつにほめてませんよ。」

さくらがエリオルに聞いた。

さくら
「日本にいる間どこに泊まるの?」
エリオル
「歌帆のところだよ。」
さくら
「そうなの?だったら近いね。」
エリオル
「えぇ。」
知世
「車がありますので荷物を運びましょ。」
観月
「ごめんなさい。車まで用意してもらっちゃって。」
知世
「良いんですのよ。」

さくらたちは車に荷物をのせ月峰神社に向かった。神社に着く前に車の中でさくら達は今までのことを話した。そして、瑛二の家に遊びに行くことも。

さくら
「どうする?エリオル君。」
エリオル
「いいでしょう。明後日行きましょう。私もその人たちに会ってみたいですから。」
さくら
「よかった。」
エリオル
「さくらさん、カードのほうはどうなんですか?」
ケロちゃん
「もう大丈夫や。完璧に魔力はもどっとる。」
エリオル
「そうですか。」

月峰神社に着いたさくらたちは荷物を降ろしてエリオル達と別れた。

その夜、さくらの家ではバーベキューをした。藤隆が用意してくれていたのだ。そしてその夜はさくらにとってその年、最高の思い出となった。

〜第三部・完〜

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