Fanfic

ウンメイノヒト

月の光が二人をさしている。

ここは、ペンギン公園、空は真っ暗闇に包まれている。

「・・・・・え・・・・」
小狼
「ごめんな、変なこと言って・・・だけど本当なんだ、お前には、もう魔力はないんだ」

さくらは下をむき、急に無口になった。

小狼
「まっ、そんなこといいから立て。」

小狼はさくらの足を見た。

小狼
「・・・・お前、足血だらけじゃねーか」

血だらけのさくらの足を見た小狼は自分のポケットからハンカチを取り出しソっとさくらの足にさわった。

「・・・・・『そんなこと』、じゃない・・・」
小狼
「・・・・・・」
「私にとって魔法は・・・・魔法は・・・・・・・大切な物なの」

さくらは小狼に怒鳴った。

小狼はただそれを見ていた。

「魔法が無くなったら、私・・・私・・・・何にもとりえがなくなちゃう」
小狼
「そっちかよ・・・・たしかに、お前のとりえ元気だけだし・・・・・・」

小狼、それはひどい・・・・

小狼
「わーかった、だけど明日には戻ってるよ、お前の魔力」
「え・・・・・・本当なの・・・」
小狼
「99%ありえるがな・・・・」

それを聞いたさくらは、すぐに元気になった。

「よーし、1%になりますように」

さくらは笑顔でお願いをした。

「よし、帰ろう。」
小狼
「帰るって、その足でか・・・」
「う・・・・・」
小狼
「かせ」
「何を」

小狼は顔を真っ赤にして

小狼
「足を・・・・かせ、ハンカチで血、ふいてやるから・・・・」
「・・・ありがとう」

小狼はさっきよりも顔が真っ赤になった。

小狼の治療が終わった。

「さー、帰ろう」

すると小狼がさくらの前でしゃがんだ。

「え・・・・・」
小狼
「おぶってやる・・・・早く乗れ」
「ありがとう」

そのままさくら、小狼は家へ帰った。

▲Page Top(T)

←Back(B)

© 2003-2006 sarasa