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chieru

あいつは、俺・・・

でも、小さいころにこんな所で遊んだ記憶はないし、それに、あの少女も知らない。

???
「やっぱり誰もいないよ〜!シャオランの勘違いなんじゃないの??」

シャオラン??俺と同じ名前。どうなってるんだ?

シャオラン
「・・・勘違いかもしれないね、じゃあ、サクラちゃん、向こうに行こうよ!」

サクラ!!あの少女はサクラって言うのか。どうなってるんだ・・・さっぱり分からない。ひとまず、彼らには俺は見えてないみたいだから、観察してみようかな。そしたら、何か分かるかもしれない。

「シャオラン、今日は何して遊ぶの??」

「何がしたい??サクラちゃんの好きなことでいいよ。」

「シャオラン!!子ども扱いはやめてよぉ!ちゃんずけはいやだよぉ!」

「でも、サクラちゃんと僕は6才も離れているんだよ、しょうがないでしょ??」

「うぅ・・そんなこと関係ないよ!!ばかぁ〜」

サクラは駆け出した。

「んじゃ、今日もかくれんぼだね。10数えたら探しに行くからね〜・・・」

もし、サクラが本当にサクラの精だとすると、ここは過去。そして、サクラが生きている時に、なぜか俺と同じ奴がいる・・・サクラが現代で俺の前に現れたこととも関係しているのか・・・それに、俺はどうやったら現代に戻れるんだ・・・

思い出せ、何かを忘れているんだ。翡翠先生の話したサクラの木の話。たしか、あの話では、地面が大きく揺れた・・・大地震!!もしかしたら、その地震で何か分かるかもしれない!いつ起こるんだ、その地震は・・・

目の前が光った!そして、また、俺はサクラの木の下にいた。

どうやら今度は気絶せずにすんだようだ。それにサクラの木も小さい・・・ん・・まて・確か、翡翠先生の話ならサクラがサクラの木になってこのサクラの木が出来たんだ!でも、今でもサクラの木は立ってる!という事は、あの昔話には間違いがあるということなのか・・

「シャオラン、やっぱり今日もいないよ〜」

「ほんとだね。」

「ねえ、今日は何して遊ぶの??」

「そうだなぁ、ひとまずここに座ろうか。」

どうやら二人はサクラの木の下で遊ぶみたいだ。シャオランは俺を探しているのか?それとも違う人を探しているのか・・・

「サクラちゃん、聞いてもいい?」

「何を?」

「サクラちゃんは、自分が生きて皆がいなくなってしまうのと、自分がいなくなって、皆が仲良く暮らせるのとどっちがいいと思う?」

なんでこんな事を小さい子に聞くんだ??

「う〜んと、私がいなくなって、シャオランたちがいるほうがいい!!」

「それはなぜ?」

「だって、一人は寂しいから。それに、皆がいてくれるほうが絶対いいよ♪」

「・・・そうだね、僕もサクラちゃんと同じだよ。」

「ねえ、シャオラン、何か悩んでるの?」

「悩んでたけど、サクラちゃんのおかげで解決できたよ、ありがとう、何かおれいをしなくちゃね。」

「じゃあじゃあ、サクラって呼んで!!お願い!!」

「そんなことでいいの?いいよ、サクラ」

あきらかに、シャオランがおかしい。何か隠している。何を隠しているんだ、きっと大事なことだ。知りたい、

また光った。そして俺の前には、シャオランともう一人、いたんだ。

俺の良く知っている人、でも、今俺の前にいるのは、天使だった。

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