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chieru

〜あれから10年後〜

(今でも覚えている、サクラの木の話。まだ、6歳の僕には、あの話を全て理解できていたのか、未だによく分からない。でも、やっぱりこのサクラは今でもきれいに咲いているんだな・・・)

「シャオラン君、もう、みんな集まっていますよ〜早くしないと、もうはじめちゃいますよ〜」

「あぁっ、はい!今行きます!」

翡翠先生が呼んでいる、って、なぜ、10年たっても小学校の先生が呼んでいるかって?今日は小学校の同窓会、翡翠先生の希望でこのサクラの木の近くですることになった、だから、早く翡翠先生たちのところへ行かないといけないんだ。

「何年たってもシャオラン君は変わりませんね♪」

そういって翡翠先生は、俺の隣に来た。

「それって、成長していないって事ですか?」

「ううん、違うよ、心が変わっていないって事だよ。」

「翡翠先生も変わっていませんよ、昔と同じで不思議なことばかり言う、今だってそうじゃないですか。変わってないのは俺じゃなくて、翡翠先生だよ。」

「そうかなぁ?でも、このサクラの木は少し変わったね。」

「えっ?!大きくなったって言う事ですか?枝も伸びていますよね。」

「それだけじゃないんだよ、そうだな、シャオラン君ならいつか、分かるかもしれないね。」

「それって、どういうい・・・」

いきなり突風が吹いた、サクラが舞った。

「先生、昔サクラの木の話をしましたよね?」

「ええ、話しましたよ。少し難しかったですか?」

「はい、ってそうじゃなくて、あの話は本当なんですか?今でもサクラの木の精霊はいるのですか?」

「そうですね、シャオラン君が本当だと思うのなら本当なんでしょうね♪」

「・・・やっぱり翡翠先生の話は、難しいですよ!」

少しシャオランは怒った。(すねてるみたい♪)

「いつか分かります、さあ、皆の所へ行っておいで、1年生の時のクラスで集まるのは10年ぶりなんですから。」

シャオランは軽く、翡翠先生に挨拶をし元クラスメイトのところへ走っていった。

「あなたは、変わりましたね。そこにいるのでしょう・・・。でも、もう、私の声は届かないのですね、、、きっと、彼ならあなたにきづいてくれますよ。だから、今日はここで同窓会をしたのです。一度、閉じた心を開くのは一人では難しいと思います。でも、二人だったら出来るかもしれませんよ。だから、・・・」

「翡翠せんせ〜い、皆で写真とろっ!」

「はい、今行きますよ〜」

翡翠先生は、生徒達のもとへ走っていく。

サクラが舞う、何も答える事が出来ない事に、悲しみを浮かべているかのように・・・

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