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黒き翼の女神

部屋では激しい戦いが繰り広げられていた。

神威と小狼は阿修羅王が創った結界の中にいた。

さくらはプレセアから授けられた剣を鞘から抜き、構えた。

「ひとつ・・・聞きたいことがある。なぜお前は女神を殺すと決意したんだ?」

「・・・・悲しいけどそれが運命かもしれませんから・・・・」

「本当にそれがお前の今の心か?」

「わかりません。けど、やらなければ・・・皆のためにも」

「そうか・・・・では、行くぞ!」

「はい!!」

さくらと阿修羅は二手に分かれ女神の元に行った。

「甘くみられたものですね・・・2人がかりだろうがこの私には勝てません」

女神は腕を横に伸ばした。そして右横の阿修羅、左横のさくらに向かってかまいたち攻撃をし始めた。

2人は何とか剣でかまいたちを斬ったりしたが数が多すぎて傷がつけられた。2人は1回地についた。

「あなたたちの力はこんなものなんですか?そんなのでは私には勝てませんよ。さてと・・・私の力が戻った記念に私の必殺技を受けてもらいましょうか」

女神の手から光が出た。まぶしすぎて2人は目をつぶった。

目を開けると、さくらは1人だった。

「ここ・・・どこ・・・?」

後ろからコツコツという足音が聞こえた。

「誰!?」

さくらは剣を構えた。

そこには知世がいた。女神とは違った感じというよりもいつもどおりの知世だった。

「知世ちゃん・・・・」

知世の手に剣が出てきた。

「とっ知世ちゃん!目を覚まして!!」

さくらに襲い掛かってきた。

さくらは何とか受け止めた。

「くっ・・・・知世ちゃん・・・」

その頃阿修羅は・・・。

「ここは・・・一体どこだ?さくら!!いるなら返事して・・・」

阿修羅は目を疑った。そこに夜叉がいたから・・・。

「夜叉・・・死んだはずじゃ・・・」

夜叉は鞘から剣を出した。そして阿修羅に襲い掛かった。

「夜叉!!なぜお前がここにいる!!」

夜叉は何も答えなかった。

「くっ!!夜叉・・・・」

「いかがかしら。私の『幻視』は?」

「女神どこにいる!!」

「そんなことを気にする暇があるなら今ここにいる夜叉王を斬りなさい。でないと殺されますよ。ははははははっ」

「くそっ!!」

阿修羅は目の前にいる夜叉を倒すか倒さないかと心が揺れ動いていた。

〜第15章・完〜

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