隠 れ 家
  1996
流木 と 廃材
 漆喰 と 碍子

心 癒す ・・・
 手づくりの 温もり

集いし人たちの
   言葉の 暖かさ

海南市の山あいに・・・
 此 処 
 『富夢想野』がある

午前零時の孤独
  1997
眠らない街
   池 袋

喧騒に紛れて
 ひとり・・・

交差点に
 立ち尽くす

  奴がいた
〜 純  情 〜
  1999
大道芸人の
 ギターケースに
  恥ずかしげに
“おひねり”を入れる
   少 女
   
震災後の 神戸に・・・
 ようやく
 “日常のくらし”が
   戻りつつある
昼 下 が り
  1999
誰も気にとめる
 ことのない

そんな
 午後の風景

垣間見える
 ひとコマの
 “平 和”が
 
此処にも ある
モヒカンな瞬間(とき)
  1997
此処を そぞろ歩くと
 何 故か 
  こんな
  “ほ の ぼ の”に
    遭 遇する・・・
そんな 俺の
   〜 浅 草 回 遊 〜