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第 3 話 「許されざる者」 砂漠にとり残されたジニョンは、通りがかったドンヒョクとドンヒョクの仕事のパートナーのレオが乗るリムジンに同乗させてもらう ことになります。実はこの前の晩、ベガスのレストランで、評判とは相反するその店のひどい様子に腹を立てているジニョンを見ていたド ンヒョク。その場でジニョンが店員にした的確な指摘、ジニョンの飾り気のない素直な様子が、ドンヒョクの胸に強く焼きついて いたのです。幼い頃に親に手放され、アメリカの里親のもとで育ったドンヒョクは、心におった深い傷を隠し、死に物狂いで今の地位を手に入れたのです。 ただひたすら異国の地で勝ち抜くために働いてきたドンヒョクは、富と名声を手に入れた今、本当の幸福というものについて考え始めていました。ジニョンがソウルホテルの社員だと知ったドンヒョクは、それまでは興味のなかったキム会長の依頼を引き受けることにするのです。 しかし、ホテルの社員であるジニョンには、買収請負の自分の職業を明かすことはできません。彼は、客としてソウルホテルに乗り込 みます。 一方、ロスに辿り着いたものの、頼りになるあてもなく 「 このままアメリカにいたら私、駄目になっていく。韓国でやり直したい 」 と泣いて頼むジェニーの言葉に、テジュンはついにソウルホテルに戻ることを決心します。 ロスのホテルを訪ね回り、ジニョンが無事だったことを知ったテジュンは、韓国に戻ることを話します。3年前、ホテルを辞めなけれ ばならなくなったテジュンは、ジニョンから結婚を申し込まれたものの、返事をせずに別れてしまっていました。その気まずさから、 ジニョンは、「これからも私たちは友達よ」と言ってしまいます。 その言葉が、テジュンの心に重い枷となってしまいます。 そして3年振りにソウルホテルに戻ったテジュン。 しかし、彼を迎える社員の反応は複雑です。社長の死後、辞職した総支配人の座を狙っていた副支配人のオ・ヒョンマンとその取り巻き達は、 テジュンに猛反発、厳しい言葉をテジュンに浴びせます。社員達から3年前の事件の記憶が消えていないことに苦しみ、自信を失うテジュン。 そしてそんなテジュンを心配するジニョン。 ホテルの一室で、ソウルに戻ったことを後悔し始めていたデジュンのもとへ、ホテルの客が心臓発作で倒れたとの知らせが入ります。ジニョンの言葉に励まされ たテジュンの懸命の処置で、客は無事息をふきかえします。テジュンは総支配人としての才能を発揮し始めます。次から次へと起こる問題をてきぱきと捌きはじめるテジュン 、彼への信頼を取り戻す社員達。 その夜、チェ社長の一人息子ヨンジェは、再び出会っても冷たくあしらうユンヒをなんとかソウルホテルの一室に誘い、仲間達とユンヒの誕生日 を祝っていました。ユンヒは、幼い頃に自殺した母の記憶と仕事一筋の冷酷な父との生活で、孤独に苦しむ毎日。 ヨンジェを警戒しながらも、寂しさからその誘いを受けてしまったのでした。 同じ頃、ソウルホテルにチェックインしたドンヒョクは、ジニョン宛てに逢いたいとメモを託します。 ← ![]() →
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