第 2 話 「さようならラスベガス」

ラスベガスに着いたジニョンは、おいしいと聞いてやってきたレストランのあまりのひどい様子にキレます。居合わせたドンヒョクの彼女を見つめるその視線にも気づかず。
翌日訪ね歩いたもののテジュンの行方は解らず、途方にくれて夜景を眺めていたとき、仕事場に向かうテジュンに出会います。しかし、彼は頑なにホテルに戻ることを拒否。 後をつけて行ったジニョンは、安食堂で皿洗いをしているテジュンの悲しい姿を見てしまいます。
 「ソウルホテルも もう終わり..」失意に沈むジニョンでしたが、 韓国に戻る前に最後にもう一度話し合おうとテジュンの住まいを訪ねます。 そこには若い女が。テジュンは、以前知り合いだった神父が急死した後、神父に頼まれた孤児ジェニーと暮らしていたのでした。しかし、親兄弟の 消息もわからない寂しい孤児の身に生きがいを見つけられないジェニーの生活は荒れる一方でした。
訳を聞き、その場の気持ちはおさまったジニョンでしたが、3年前の事件以来どこのホテルからも拒まれてきたテジュンの傷ついた心は容易に開きません。 ジニョンは、社長が最後に残した書類を彼の膝に落として別れを告げます。
その夜、ジェニーとトラブルになっていた薬の売人達がテジュンの家に押入り、ジェニーの命と引き換えに金を要求。お金のないテジュンはやむなくジニョンに助けを求め、3人で ひとまずロスに逃げることに。 その途中、車の中で言い争うテジュンとジニョン。「こんな俺が今さらホテルに戻って何ができる、そうさ恐いんだよ!」。かつて自分が愛した男の弱い姿。 悔しさに腹を立てたジニョンは、売り言葉に買い言葉、 砂漠の真ん中で車を降りてしまうはめになるのです。