● Bacchus Variax Custom

 BacchusのシンラインモデルにLine6 Variax Acoustic 700の回路を移植してしまったデジタルカスタムです。
 Variax Acoustic 700はボディーやネックの作りも良いし鳴りも文句ないのですが、どうも弾いていてしっくり来ないのです。
 そこで数あるテレキャスタイプの中でも比較的ネックがアコースティックギター風に平べったいBacchusに白羽の矢を立てました。
 ブリッジはアコースティック用に交換、ピックガードと木製のコントロールパネルは自作です。

 LINE6のVariaxシリーズは、ちょっと見には普通のギターにしか見えませんが、実は世界でもトップクラスの音質を持つギターをモデリングしたデジタルマシンです。
 簡単に言ってしまうと、ギターの中にサンプラーが入っていて、弾いた弦の振動に合わせて録音されている音源を発音しているようなものなのです。
 このAcoustic 700は、アコースティックに特化したJumboやナイロン、12弦など16種類の音源を内蔵し、デジタルケーブルでPODxtなどと連携させる事によってマイク位置やボディーの形状など様々なコントロールが可能となります。
 しかもフルデジタルの特徴を活かし、ペグをいじらずにチューニングの変更や移調が簡単にできてしまうのです。



ピックガード類を外してみました。
Variaxの基板とコントロールが見えますが、電源を内蔵しなくても
いいと割り切れば、少々の加工でこんなにコンパクトに納まります。
フェライトコアと導電塗料でガチガチにシールドしてあるのは、ノイズ
を拾わないためではなくてデジタルノイズを表に出さないためです。

 
左がVariax Acousticのピックアップ、右はコントロールパネルです。
ボリュームのように見えるノブで16種類のギターを切り換えます。
ノブをクリックしたりダブルクリックする事でコントロールパネル全体
の機能が切り替わります。
スライダーは向かって手前からコンプレッサー、ボリューム、マイク
位置の調整となっており、クリック時の機能としてプリセットの選択や
トランスポーズの選択などが割り当てられています。

 
この写真では判り難いですが比較的平らなネックとブリッジです。
ヘッドのロゴは自作して、上からラッカー仕上げしました。

ネットワークケーブルを使用するデジタルアウト。
Line6のPODxt Liveに接続すると電源も供給されます。
右は三相のジャックになっておりステレオタイプのジャック
を使用することでライン・セレクター兼用の付属アダプター
から電源を供給することができます。

← ちなみに、これがPODxt Liveの
デジタル端子に接続したところです。
エフェクター側からギターをコントロール
できるので非常に便利です。

また、この状態でPCを介してインタ
ーネットに接続すると、PODxtやギター
本体の設定変更からアップデートまで
できてしまうという超便利アイテムです。