吉備と尾道

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 ハイウェイカードが3月で終わりと聞き、残った5500円を使い切るために一泊旅行を計画した。 しかし、どこも予約でいっぱい。インターネットでやっと見つけたところは、日帰りでもできる尾道だった。尾道までわずか150km。
 見どころをインターナビに登録し、年寄り4人組ののんびり1泊ドライブ旅行を決行した。



備中国分寺


 
★これ以後、青色文字は市などのHPより抜粋★


 総社市南部のアカマツにつつまれた丘陵地のほぼ中心部に位置し、聖武天皇の発願によって創建された国分寺の一つです。
 建物は南北朝時代に焼失したと伝えられ、現在の建物は江戸時代中期以降に再建されました。境内にそびえる五重塔は、県内唯一のもので吉備路の代表的な景観となっています。




宝福寺



 水墨画で有名な雪舟は、応永27年(1420)備中赤浜に生まれました。幼くして井山宝福寺(写真のお寺)へ入り、涙でネズミを描いたという逸話を残しています。
 天賦の才能に恵まれた雪舟は、やがて京都に行き有名な画家となりました。さらに応仁元年(1467)中国の地を踏み、「四明天童山第一座」という高位の称号を受け、作品にもはっきりと署名しています。
 帰国後、67歳の時に、雪舟の作品中最高傑作といわれている「山水長巻」を守護大名・大内氏に贈っています。
 雪舟の創作活動は晩年まで衰えることなく、岐阜の正法寺、清水の清見寺などへも足をのばすとともに、82歳の頃には天橋立を巡り、その風景を写生しています。 雪舟最後の地については、山口市の雲谷庵、益田市の大喜庵、岡山県芳井町の重玄寺など諸説がありはっきりしませんが、永正3年(1506)87年間の生涯を静かに終えました。



喫茶、星の郷

 「美星町に行ったら、まずはここ」と言われる人気スポット。メニューは、限定20食の『日替わり定食』や『焼肉定食』といった定食や軽食が多いが、オリジナルもある。
 素材にはこだわり、自家製の無農薬の米や野菜を使ってふるさとの味を追求。地下水で抽出したコーヒーも好評なので、ぜひ試してみよう。


 休業日:火(定休日が祝日の場合は営業)
 料金:日替定食(ドリンク付)1000円、焼肉定食1050円

昼時だけ混み合う感じがした


嫁いらず観音院(井原市大江町)


 奈良時代天平9年、1200年余り前の名僧行基菩薩の開基と伝えられ 行基自作の十一面観音を本尊としてお祭りし、樋の尻観音といいますが、 このあたりでは「嫁いらず観音様」の俗称で知られています。  弥来千数百年参詣者は絶えることなく、とくに年老いた人たちが 「いつまでも健康で、幸福な生涯を全うし、嫁の手を煩わすこともない」 という霊験があり、嫁不要(よめいらず)の観音様といわれております。 縁日に当たる春と秋の彼岸の中日はもとより、毎月17日の月例祭当日は 中国・四国はもとより、広く全国からも参拝者があり、その多くは中老年の 人たちで、数十万人にのぼる。
 開山1260周年と鉄道井原線開業を記念して、平成11年1月16日に国内最大級 の石仏「聖観音菩薩」を建立された。本体は高さ7.7m、重さ38tで一本の石 づくりの仏像としては国内で最大級とされ、二つの蓮華、台座まで含めると 11m、88tとなり、さらに設置用の土台も加えると約12mの高さとなる。


向島洋らんセンター


 国立公園高見山の麓に広がる2000平方メートルのセンター内には、向島の温暖な気候を利用して、栽培した多くの洋ランを展示しています。
 ここは生産部門、農業技術開発のバイオ部門、管理部門、花を飾る展示部門、そしてゆったりとくつろいでいただく憩いの広場からなっています。

入場料:400円 駐車場:無料



写真はここから


高見山


 標高283mで山頂から展望は四方に開け、四国山脈を望み、瀬戸内海に浮かぶ島々を一望することができる内海随一の国立公園。駐車場からは徒歩で数分。
 NHK中継所のある頂上には2〜3台しか駐車できないため、いっぱいだったら急坂をバックで下りなければならない。
中央左の橋は「しまなみ街道」。生口島へ渡る。

 この高見山の南。地図上に「向島青果」というところを見つけ、どんなところかわからないままインターナビに設定していた。予想どおり柑橘類の卸・販売所であった。倉庫の前におおざっぱに置いた各種ミカンが激安状態。オレンジ10個、伊予柑8個、ハルミミカン10個、その他いろいろすべて300円也。しかも味見付き。ハルミミカンを2袋購入した。味も最高。得した気分。


尾 道


 尾道市千光寺公園から尾道水道を見ると、対岸から、近いところではわずか200mの距離である。
 向島との行き来も多く、4つのフェリーなどがピストン運航されている。運賃は一人60円。自転車+20円。車は運転手付きで100円。さすが庶民の足だけあって安いと思ったが、車で毎日通う人は結構高くつく。橋は1回150円だから、フェリーの方が安くて便利。(写真はいずれも旅館の部屋から撮影)
遠くに見える橋は、尾道大橋としまなみ街道大橋 左写真に続く。フェリーの行き来が多い。
向島(中央の山が高見山) フェリーを見ているだけでも楽しい。
夜景は絶対に三脚が必要。解放2秒間固定するのは至難の技。これは失敗作。

ここは旅館で聞いたおすすめの土産店。この店で作っているため新鮮さは抜群。
 鯛の一夜干しと「するめ」を買った。
(尾道駅の西。フェリー乗り場のすぐ横)

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