芽欠き



この年の春は遅く、ピオーネの発芽は遅れていたが、5月連休の高温時に一気に生長。
2006年、2010年は約7日遅れの発芽になった。いずれも5月連休から葡萄作業が始まる。



 この年は寒い日が続いたため、なかなか発芽しなかった。

 2003年4月19日撮影
 上の写真から2週間後の5月連休にかけて急に生長。

 この写真以下4枚は5月3日撮影
 すでに蕾もできている。この状態から「芽欠き」作業に入る。

 新芽が5〜20cmのとき、1つの茎に1つだけ残し他は切る。木の勢いや作業のしやすさを考慮し、思い切って減らす。
 開花までに「コナカイガラ虫」の予防。開花前に必要。
 もうすぐ開花する「ピオーネ」蕾全体が軟らかい綿のような膜に包まれている。

 写真の蕾は全長5センチくらい(ほぼ原寸大?)。この蕾の右上の部分に、 さらに新しい蕾ができかかっているが、これらの蕾はすべて取り除くことになり、 一枝当たりに一つの花、しかも上側4分の1(約1センチ) くらいの部分のみがピオーネとして収穫される。