
2度のアクシデントにもめげず,その翌週9月29日の夜から2泊2日の予定で,『塩原グリーンビレッジ』へ行って来ました。
29日,金曜日,仕事もそそくさと切り上げてきて,午後6時には自宅を出発,一路福島へと向かいました。
途中,国道4号線,白石市のはずれのパーキング(多少うるさいがトイレもあり,Pキャンも可能かも)でおにぎりの夕食を食べた後,アラモ君は順調に福島市へと入ってきました。市内に入る手前から飯坂温泉方面へ向かい,かの有名な(?)フルーツラインを経由して,福島市の西のはずれ,土湯峠への入り口まで実に順調に走ってきました。
ここから国道115号線で土湯峠越えですが,アラモ君の苦手な登りが続くことになりました。暗くてよくは見えないのですが,車中に入ってくる排気ガスの臭いから,かなりの黒煙をあげている様で,後ろについた車がすぐに車間距離を取って離れていったのにはちょっとつらいものがありました。黒煙を巻き上げながらなんとか今夜のPキャン予定地である『道の駅つちゆ』に到着したのは,まだ午後8時半前でした。
ところがこの道の駅の雰囲気は今までの道の駅とはちょっと違っていました。大型トラックは一台も居ず,代わりにワイドタイヤにストレートマフラーなどで武装した,いかにも走りやタイプの車が数台止っていました。周囲を良く見渡すと道路のコーナーにはタイヤのグリップ痕,駐車場にもスピンターンのタイヤの痕が無数についていました。
我が家のアラモ君はどう見ても場違い。
まだ時間も早いので次善の策として考えていた『道の駅裏磐梯』へ行こうかとも思ったのですが,どう考えてもこの道の駅と条件が似ているのです。地図を広げて考えること数分,ある考えがひらめきました。このまま国道115号線を下っていくと猪苗代湖のところで磐越自動車道の『猪苗代磐梯高原』ICにぶつかるのです。そしてこのICと次の『磐梯河東』ICとの間に『磐梯山』SAが在るではありませんか。
そうです,わずか500円の高速料金で『磐梯山』SAでPキャンが出来るのです。
早速黒煙をなびかせて『道の駅つちゆ』を後にし,途中かなりの台数の走り屋さんに道を譲りながら峠を下り,『猪苗代磐梯高原』ICから高速に乗り,『磐梯山』SAに着いたのはまだ午後10時前でした。
このSAは比較的こじんまりしていて,大型車が数台Pキャンしているだけの比較的静かなSAでした。ももを散歩に連れて行くと,満天の星が輝いており,その時期にしてはカンと冷え切った空気が実に心地よかったです。
しかしこの静寂は意外な形で破られました。翌朝,周りのざわめきで目が覚め時計を見るとまだ午前7時前,いったいなんだと車を降りると,まさに目がテン。
観光バスが数台止っており,そこからはすでに出来上がっているおじさん・おばさんの団体がぞろぞろとトイレに向かっているではありませんか。それも一台出て行くとまた一台入ってくるという風に,本当に途切れなくそれもいろいろな会社のバスがそれこそひっきりなしにSAに入ってくるのです。昼間ならまだしも朝の7時前なのに,いったいこの人たちは何時にどこから出発してくるのでしょう。これはいまだに我が家の謎となっています。
それはさておき,今日のルートは次の『磐梯河東』ICで高速を降り,会津若松市をかすめ,田島町を経由して,会津高原から塩原温泉に下っていくアラモ君の苦手な山間ルート,家族気合を入れ早速出発しました。
思ったよりも快適で相変わらず黒煙をたなびかせながらではありますがとりあえず順調に距離を稼いでいきました。途中,『塔のへつり』(ここは思ったよりも穴場で面白かったです)という奇景で一休み,ここで無料で振舞っていただける『きのこ汁』に思わず舌鼓をうった後,田島町を抜けいよいよ峠越えにかかりました。
正直,我が家のアラモ君,走りは順調なのですが,排気ガスの黒煙はかなり恥ずかしいものがあります。特にエキゾーストパイプの位置が悪いのか,その黒煙が車の背後で巻き上がり,更には車内にも逆流してくるのです。目はちかちかするし咽喉はガラガラ,更に車内のプラスチック部分はすすで真っ黒に痕がつくほどでこれは今後考えないと我が家は肺がんで全滅してしまいそうです。
とはいえ,何とか峠も越え,お昼はちょっと贅沢して,塩原温泉の手前の『滝見茶屋』なるお蕎麦屋さんでそばを手繰りましたが,これがなかなかの絶品,まいたけの天麩羅も天然もので値段もそれほどではなく,この蕎麦は久々のヒットでした。
グリーンビレッジには午後2時前に到着,今回はこの前壊してしまったスクリーンテントがまだ治って来ていないので,とりあえずタープを張ることにしました。でもこのタープも今年の春,お隣の『那須たかはらAC』で穴をあけてしまっているので,その部分にリペアテープを貼り(それも色の違うテープを),設営しました。でもタープの設営だけですんでしまうので,今までのキャンプに比べてもあっという間に出来てしまい多少手持ち無沙汰でした。その後は早々と隣の『福の湯』につかりビールを飲みながら炭火を起こし,今夜のメニューはおでんで日本酒の熱燗,多少寒かったものの熱燗が体に染み渡り,おか
げで翌日は二日酔いでした。
夕方から度々小雨に見舞われましたが,翌朝は雨もあがり,日も出てきて,撤収時にはすでにタープも乾き,一風呂浴びた後,帰路につきました。
今回はエンジンの調子がよく,前回高速を走ったときは80キロしか出なかったのに今回は100キロ近く出たのには驚きました。
アラモ君,今回は黒煙を除けば最初より力も出るようになり,『完璧』でした。
ちなみに全走行距離は592.3キロ,我が家に来てからすでに1,926.5キロも走った事になります。
教訓;中古車は走れば走るほど調子が出てくる(?),