第1章 晩秋の福島路,山の旅

 今回は晩秋の福島路にうまいものを訪ね歩いてきました。
 11月23日,最近はすっかりPキャンの準備にも慣れ,余裕の準備で自宅を出発したのは,午前9時半ごろでした。
 石巻を出発し『三陸自動車道』で一路『岩沼IC』へ、そこで高速を降り4号線を一路福島へ。最近はすっかり通いなれた道という感じで福島の入り口で国道399号線に入り飯坂を抜け更に国道115号線に入り『道の駅つちゆ』についたのはお昼過ぎでした。
 本来ならここで昼食というところですが,今回は依然一度立ち寄ってとてもおいしかったお店が目的なので,ここでは休憩のみ。「もも」を散歩させていると虹が出て実にきれいでした。
 土湯トンネルを抜け,『レイクライン』への分かれ道を過ぎてしばらく行くと目的地である『万作農園』に到着。今回は前回に比べ出ているお店の数も立ち寄っている車の数もかなり少なかったもののそれでもかなりの人出でした。
 早速食事をしに行くと、何とご飯は売り切れで『万作けんちんうどん』しか残っていませんでした。隣の人が食べている『マツタケご飯』のおいしそうだったこと・・・。それと今回は前回のように小鉢などは付かず,うどんだけでしたがそう言えばあの時はたしかサービスでついたような記憶が。とはいえとてもおいしくいただき妻と二人で満足満足。
 その後ほかの出店を冷やかしておにぎり,『舞茸』や雑きのこ,りんごなどをゲット,安いしおいしいしここは絶対に外せません。
 無事昼食は終わったのですが,今回はその他にこれといって寄る予定もなく,あまり早く喜多方についてもしょうがないので前回も寄った五色沼へ。凛々しく湖面をみる「もも」
 晩秋というより初冬の装いなので人も少ないかと思ったら,侮れません。前回と同様,人,人,人。やっと駐車場に車を入れ今回は迷わずボートへ・・・。
 湖面はかなり寒かったものの「もも」もすっかりボートになれたようで余裕の表情,湖面に羽を休める渡り鳥を頻りに威嚇していました。
 すっかり体も冷え切ったので,温かい温泉につかるべくアラモ君は一路『道の駅きたかた』へ。
 午後4時過ぎには到着し「もも」を散歩させた後すぐに温泉へ。それほど混んでもいなくてゆっくり温泉につかることが出来ました。その後温泉の売店で『キムチホルモン』なるものをゲット。これが思ったよりもかなりおいしく湯上りのビールには最高でした。昼食が遅かったせいもあり,夕飯はお昼に買込んだおにぎりやお惣菜ですませ、10時前には三人とも夢の中へ・・・爆睡。霧に浮かぶ『道の駅きたかた』
 翌日は起きてみると深い霧,その霧を通して見えるのはキャンピングカー、なんと同じアラモ君が3台もいました。この道の駅はキャンピングカーが多く,前回は中には発電機を回す人や外で食事を作る人まで。さすがに今回は時期も時期なので皆さん実にマナーがよく、散歩しているワンコもみなおりこうさんでした。前回はトイレも紙詰まりなどでほとんどが使用禁止でしたが今回はそういうこともなく,快適に使用することが出来ました。
 朝食を済ませ,『道の駅きたかた』を出たのは午前9時半でした。
 今日の目的地は福島のうみっぷちにある『道の駅ならは』です。ここは最近出来た新しい道の駅で温泉もあるとの事,期待しながら一路アラモ君は会津若松へ。会津若松で国道49号線に入り猪苗代湖で一休み。
 その後磐梯熱海温泉まできたところで時間も早いということで立ち寄り湯。あちこち探した末『簡保の宿郡山』を見つけここに入ることに。ここは日帰り入浴が盛んらしく大広間はおろか廊下にまでお客が溢れていました。ところがお風呂に入るとこれがほとんど誰もいないのには驚かされましたがおかげでのんびりと露天風呂につかり温泉気分に浸りました。ここの皆さんはお風呂よりカラオケのほうがいい様でした・・・。
 という訳で道草をしたおかげでここを出発した時はすでに午後1時を回っていました。本来なら昼食というところですが,昨日は山のものだったので今日は海のものをということでひたすら海を目指す事にしました。