
前回の『能登・軽井沢の旅』でのあまりの排気ガスのすごさにとうとう耐え切れず、アラモ君は2週間のドッグ入り。
修理のメインは燃料噴射ポンプのOHと噴射ノズルの交換、それとエキゾーストマフラーなどの交換でした。工場の方の話では我が家のアラモ君は日産アトラスベースなのですが日産系はどうしても噴射ポンプが弱いとの事、そう言われて注意してみると黒煙を吐いて走っている車は日産系が多いような気がするのは気のせいでしょうか。
2週間にわたる修理の末、アラモ君が戻ってきたので居ても立ってもいられず、7月14・15日で秋田県の『小安峡・鳥海山』への旅に出てきました。
結論から言うと、『すごい』の一言でした。黒煙が出ないばかりでなく、パワーも出るようになり、それに伴って燃費も改善し、これまではリッター7キロ程度だったのが今回は9キロ以上走るという、驚くべき結果となりました。妻曰く、『もっと早く修理しておけばよかった』、まさに実感でした。
という訳で、今回の旅の始まり、始まり。
今回はあまり距離を走らないということで14日土曜日、午前9時に我が家を出発しました。アラモ君は順調に古川を過ぎ、鳴子の手前の池月から国道457号線に入り、更に国道398号線へと入り、花山村へ向いました。
この辺からは登りが続くようになり、『道の駅はなやま』から先はアップダウンの連続ですがアラモ君、黒煙も吐かず、今までなら3速でしか登れないようなところも余裕の4速で加速していくではありませんか。その後、仙台藩の『御番所』跡もあっという間に通過して難所の『湯浜峠』、『花山峠』もあっという間に通り過ぎ、第一目的地の『小安峡』に着いたのはまだ11時前でした。
この『小安峡』は断崖の脇から熱湯と蒸気が噴出すという迫力満点の『大墳湯』が売り物なのですが、心配は我が家の「もも」ちゃん、前回も船のエンジン音でビビリまくっていたので果たして大丈夫か不安だったのですが、観光客も少なそうだったので、とりあえず連れて行くことにして、それは長ーい階段を降りていきました。
前日あたりに降った雨のせいか峡谷の中は蒸し風呂状態、更にいたるところから噴出す蒸気とその音のすごさには何度行っても驚かされます。
ところが我が家の「もも」ちゃん、今回はまったく平気で意気揚揚と先頭に立って歩くのにはちょっと驚きました。
『小安峡』で30分以上過ごしたのですがそれでもまだ12時前、このままだと東由利には2時前に着いてしまうということで、地図を広げ検討した結果、近くにある『川原毛地獄』へ行く事にしました。
『小安峡』の先から県道51号線に入りかなりきつい登りもものともせず登りきったところで思いっきり道を間違えました。地図の通りに左折すればよかったのですが、道路標識には右折すると『川原毛地獄』となっていたので、思わず右折してしまいました。ところが行けども行けども標識はなく、ついに『三途川渓谷』を通り過ぎたところでやっと間違いに気付き、そこからユーターン、しばらく戻ると右折『川原毛地獄』とあったのですがなんと通行止めではありませんか。しょうがなくすごすごと先ほどのところまで戻ってよく標識を見てみると、そこに先ほどの道は通行止めになっているので『川原毛地獄』へは左折と書いてあるではありませんか。何の事はない、往復30キロ、余計に走ってしまいましたが、これもアラモ君の調子が良過ぎるからと妙に納得して、先へと進みました。
そこから先はつづれ折りの登りが続き、前回の軽井沢であきらめた『白糸ハイランドウェイ』もまっ青という道路でしたが、これもアラモ君、難なくクリア。『泥湯温泉』に到着しました。『川原毛地獄』はそこから更に山を登ること1キロのところにありましたが、これがなかなか迫力のある風景で、皆さんにもぜひ見てほしい景色でした。
山の緑の中に突然モノトーンの世界が広がり硫黄の臭いと噴煙、風向きで突然目の前に広がる白い世界、 「もも」を連れて遊歩道を一周したのですが、先ほどの『小安峡』以上の迫力がありました。
という訳でひとしきり見た後、『泥湯温泉』まで下ってきたのですが、ここは500円で立ち寄り湯が出来るとの事、早速車を公共駐車場に止め、温泉に入る事にしました。立ち寄り湯は2ヶ所ありいずれも奥山旅館でチケットを買って入浴するのですが、これが本当にひなびた温泉で最高でした。その日はものすごく暑く、湯上りはどうなることかと思っていたのですが、やはり温泉のせいか思ったよりも快適で、悔しかったのは湯上りの兄ちゃん達が岩魚を魚にビールを飲んでいる姿でした。
ここで一句『かぜ渡る谷の緑に湯の香ほんのり』、うーん、いまいち。
そのうち、絶対にこの駐車場でPキャンしようと心に決め、『泥湯温泉』を後にしたのはそれでも午後2時過ぎでした。
その後アラモ君は順調に湯沢市を抜け、東由利の『道の駅黄桜』についたのは午後4時でした。
この道の駅も温泉があり、最初はこの温泉を目当てにしていたのですが、『泥湯温泉』に入ってしまっていたのでそれほど触手が動きませんでした。でも料金が90分でわずか350円との事、値段を聞いて入ってみる事にしました。
温泉はアルカリ性の『ぬるぬる』タイプで美肌によさそうななかなかいい温泉で、設備も整っており、料金もわずか350円は道の駅の中ではかなりの高得点が期待できる温泉でした。
夜は石巻であらかじめ仕入れてきたホルモンで焼肉、ビールをしこたま飲んで10時前にはダウンしてしまいました。