
その雑誌とは『ガルビィ』の1999年11月号で,その記事の中の「キャンピングカーパーフェクトチェック」なるコーナーで,なんと車両価格300万円を切るキャブコンという触込みで「エートゥゼット」社のキャンピングカー「アーデンスペンド」の記事が載っていたのです。
車両価格300万円は我が家の貧乏家計からでも何とか搾り出せる金額に思え,とるものもとりあえず「AtoZ」にメールを送り,パンフレットを送ってもらいました。
このキャンピングカーはベースとなるトラックを中古車市場から調達し,それにキャンパーシェルを新たに架装するというものでメーカーでは「新架装」という表現を使っていました。トラックの場合,乗用車と違い15年以上の走行にも十分に耐え得る事は小生も仕事上,実際に見聞きしていましたので,この「新架装」は十分実用性に適うものであると確信しました。
中古車も視野にいれてキャンピングカーを考えていましたが,やはり他人が乗った車であるということで二の足を踏んでいたところもあったので,この「新架装」はまさに天啓ではないかと思いました。
しかし,真の問題はここから始まったのです。
なんと妻がまったく興味を示してくれないのです。
妻も度々のとほほ体験でキャンピングカーの有効性は十分わかっているようなのですが,いざとなると資金面の問題もあり,まったく興味を示してくれないのです。
リビングの妻の目にとまるところにカタログを置いたりと涙ぐましい努力をしたのですが,カタログは危うくごみに捨てられそうになるなど敵もなかなか手ごわく,つらい戦いの日々は続いたのでありました。
しかしその後「ガルビィ」にほとんど毎月といっていいほど「AtoZ」社の記事が乗り,特に1999年12月号の「キャンピングカーオーナーズレポート」では実際に諸費用込みで300万円を切る価格で購入した方の記事が載るに及んで,小生の思いは確信へと移行していったのであります。
後はいかにして妻を振り向かせるかであり,その機会は以外に早くやってきたのです。