Inside Farming Vol.40 (Japanese) Windows2000 RC2 導入顛末 もうすぐWindows2000が発売されるらしい。愛読のJerry Pournelle氏の日経バイト連載コラム「混沌の館」でも評価版のRC2はなかなか良い評判を得ているようだ。少なくともWindows98よりも安定して動作するらしい!。ちょうど風邪をひいて休んでヒマをもてあましている私は、雑誌の付録で付いてきたWindows2000RC2をインストールしてみるという誘惑にすっかり負けてしまった。(熱がまだ37度あったせいかもしれない)。 Pournelle Ph.D.の「あなたのファイルを全部保存しておき、ディスクをフォーマトし直してインストールせよ」というアドバイスどおり、バックアップの後、さっくりC:ドライブをフォーマット。まずWIN98の起動ディスクでマシンを立ち上げ、DOSモードに入る。さらにCD-ROMのI386フォルダからWinntとタイプしてインストールを開始するという荒業(それとも順当?)でインストールを開始した。 せっかくWIN2000を導入するのだからファイル・システムはNTFSにしようと思い、再再フォーマット。インストールはかなり順調だった。そしてすべてが問題なく立ち上がってきた。動作もなかなかきびきびしているし、おおっ!かなりイケルかも! しかし残念な事に、わがマシンのPCIバスに接続されているDiamond SuperMAX56 PCIという内蔵モデムをどうしても検出してくれなかった。いろいろ試してみたが挫折!今の時代、マシンがネットに繋がらないのでは意味がない。(私はマイクロソフトを責めていませんよ。これは製品版ではないんですから)。というわけで泣く泣くWIN98へ逆戻り。ファイルシステムを変換したためにFDISK(久々にFDISK使って緊張)でHDDのアクティブな領域を一度開放、確保し直してからFATへ再フォーマット。それ以外は無事元の環境に戻ってこれた。 元に戻ってからインターネットでWIN2000関係の掲示板を検索し訪問すると、あっけないくらい簡単にDiamond SuperMAX56 PCIを認識しないというレポートにめぐり合ってしまった。 そうだった!まずネットで情報を集めてから試してみるんだった! そんなこんなで、今ではいい子にWIN2000の製品版の発売を待っています。うちのモデムが認識され、対応ソフトが確認できてから購入を検討するつもりです。羹(あつもの)に懲りてサービスパックがいくつかリリースされてからの購入になるかもしれません。それまでにクライアント向けLINUX環境が充実すれば、そちらになびいてしまうかもしれませんが・・・・。 教訓 安定したシステムを求めている者が、完成していないシステムを導入してはいけない! Go to Inside farming index page kawai@wmail.plala.or.jp 写真、本文とも Copyright(C) 河合果樹園 |