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Story of the househusband Vol.8

子供が読んでいた絵本  〜Part2〜

小さいころ子供が読んでいた絵本のお話です。忘れないうちに、まとめておきます。

「おふろだいすき」 お風呂の底が海とつながっていて、いろんな海の動物が自分の家のお風呂場に出てきちゃうお話。我が子は、かばくんの「耳の後ろを洗ってくれ、こう見えてもきれい好きなんだ」という台詞がお気に入り。お風呂嫌いになりそうな時に、丁度この本を読んだので、助かりました。

だるまちゃんとてんぐちゃん 「だるまちゃんとてんぐちゃん」 ジャパネスク。日本を思いっきり感じます。だって、登場人物が「だるまちゃん」と「てんぐちゃん」なんですから。「てんぐちゃん」に憧れた「だるまちゃん」がどんどんと天狗ファッションに変身(コスプレ)していく姿が可愛いです。「だるまちゃん」のお父さんが一生懸命コスプレグッズを用意している姿は、まさに、我が家の親子関係と同じで、笑えます。

「14ひきのせんたく」 14ひきのねずみ家族のお話。お洗濯をしに、谷川に向かって歩いていくシーンでは、山百合が印象的に咲いています。草木や昆虫がいろいろな目線から描かれていて、とても綺麗で生き生きとしています。 ねずみ兄弟の一番末っ子の「くんちゃん」は、いつも小さなねずみの人形のお世話をしています。自分の妹か弟だと思っているんでしょうね。仕草がとっても可愛らしいです。実は、我が子もいつも縫ぐるみを連れています。でも、その人形はアライグマ(通称:らすちゃん)。我が子はアライグマと兄弟なのです。(なお、画像のリンク先は、本ではなくてビデオ版です)

「おおきなペットたち」 おおきな猫にのった小さな女の子が、夜中にお散歩するファンタジ。 我が子は、お散歩の途中で、大きな犬にのった男の子とすれ違うシーンがお気に入り。幻想的な絵が素敵です。そして詩的な翻訳文章も絵にマッチしていて素敵です。どちらかと言えば、子供よりも親がハマッテしまう絵本かもしれませんね。 翻訳は江国香織さんでした。

「からすのパンやさん」 4羽の赤ちゃんの子育てに追われて、お店の経営揺らぎ始めたカラスのパン屋さん。最終的には、子供達の協力で立派に経営再建がなされます。4羽の赤ちゃんの羽の色がカラフルなところが可愛いです。そして、経営再建のために作られた創作パンの数々が楽しいです。 我が家でも、子供が赤ちゃんの頃には、家の中の整理整頓がままならなかったり、仕事がおろそかになったりした事があったと思います。必死に子育てしていたのですね。今となっては良い思い出なのですが、当時の苦労を少しだけ思い出して読みました。

童話作家に密かに憧れる園主。ファンタジを信じる心を忘れないようにしたいものです。(2006/9/1)。




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