Story of the househusband Vol.7
子供が読んでいた絵本 〜Part1〜
小さいころ子供が読んでいた絵本のお話です。忘れないうちに、まとめておきます。
「くれよんのくろくん」 くれよんくん達の動きが可愛いい絵本です。ほかの色とはちょっとだけ違う"くろくん"の悩みが良く伝わってきます。画用紙に色をいっぱい塗りすぎて、絵がめちゃくちゃになちゃうシーンがあるのですが、まるでわが子の絵をみるようで・・・泣けます。
「11ぴきのねことへんなねこ」
馬場のぼる先生の不思議なおかしな世界。模様の色が変わったり、川に潜って網でお魚を捕まえるへんな猫が登場します。へんな猫の半開きの目がなぜか可愛いと思ってしまうのは、わが子の目によく似てるからかもしれません。
「パパ、お月さまとって」 紙面がいろいろな方向に広がる仕掛け絵本。拡げる方向を間違えると破けてしまうので注意が必要です(いくら注意しても、子供は必ず破いてしまうでしょうけれど・・
)。色使いがとても綺麗です。ファンタジーなストーリもお勧めです。この本を読んだ夜に我が子は必ず「パパ、お月さまとって!」と言います。いつもは「お父さん」と呼ぶのですけれども。
「メグちゃんのバレエレッスン」
仕掛けを動かすとバレリーナになりたいメグちゃんが、プリエ、ジュッテ、アラベスクなどのバレエの基本ポーズをしてくれます。
本棚にあるこの本を眺めていると、我が子がまだ小さな頃に「今、何時か教えて?」と聞いたら、「時計の針がジュッテ」といって、ジュッテのポーズをしてくれたことを思い出します。そう、それは7時だったのでした。
「しろくまちゃんのほっとけーき」原色で描かれていて、本当は(多分)小さい子供のための絵本なんですけど、字がよめるようになったばかりの時にちょうどいい感じです。子供のお気に入りは「ほっとけーき」が焼ける音。念仏のように何回もつぶやいています。最後に、しろくまちゃん達がホットケーキを食べたお皿を洗って、「泡のホットケーキだよ」と言っているのですが、このシーンを見るたびに「しろくまちゃんいい子だね、うちの子は・・」と思う親心。
保育園や幼稚園でこれらの本を読んでいる年頃が、実は一番いい年頃なのかも(親にとっても、子供にとっても)・・・と思ってしまう今日この頃です(2006/9/1)。
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