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中学英語の定期テスト対策はこれでバッチリ?

アイマイミーマインの呪文


アイマイミーマイン
ユーユアユーユアーズ
ヒーヒズヒムヒズ
シーハーハーハーズ
イットイッツイット
ウィーアワーアスアワーズ
ゼイゼアゼムゼアーズ
(参考→人称代名詞とは

代名詞も中学1年の英語における関門の一つだ。
まずなかなか覚えられない。
そして覚えてもなかなか使えない。

そうなる原因は理由付けが不足しているからではないかと思う。

人間誰しも「〜をしなさい」といわれると多少の反発が生じる。
そこで「なぜそれをするのか」「それをするとどういういいことがあるのか」を丁寧に伝える必要がある。
このとき注意すべきなのは「〜しないと…がだめになる」ではなく、
「〜すると…がよくなる」となるように言葉を選ぶことだ。

人は恐怖と希望のどちらでも動くが、その持続力に違いがある。
繰り返し使い続けるとその違いがより顕著になる。

話を戻して代名詞についてだが、
これについても、いきなり表を見せて「これをおぼえろ」では
なかなかその気になれないだろうし、覚えたとしても単に覚えただけになるだろう。

そこで、この代名詞の表を覚えるとどういういいことがあるのかを伝えるのだが、
さて、どういういいことがあるのだろう?

それは一つ覚えておくと、他のものに応用をすることができるという点だ。
I play tennis. / 私はテニスをします。
This is my bag. / これは私のカバンです。
He loves me. / 彼は私を愛しています。
This book is mine. / この本は私のものです。

この4つの例文を頭に入れておけば
例えば 「彼は学校に行きます」なら「は」なので1番目だから、he とわかる。
「私は彼を訪ねました」なら「を」なので3番目だから、him とわかる。

つまり、アイマイミーマインの表を覚えておきさえすれば、
上記の4つの例文を覚えただけで、その他の人称に応用を利かせることができる。
だから、少々面倒だけどもアイマイミーマインは覚えようね、となる。
上記4つの例文も、これを覚えておけば代名詞は完璧に使いこなせるよ、となる。
こうすればアイマイミーマインの表を覚える動機付けとともに、
それらの代名詞を使いこなすための土台となる例文を身につけさせることができる……のか?

さらに考えを進めてみると
上記の方法では「4つの例文+アイマイミーマインの表」を覚える必要がある。
そしてそれを使う時には「〜を」だから3番目、「〜の」だから2番目、と立ち止まって考える必要がある。
やがて慣れてきて、3番目とか2番目などとは考えなくてもよくなるのだが、
その時点ではアイマイミーマインという並び順は意味を成さなくなっている。

となれば、覚えさせるのはアイマイミーマインの表ではなく、
代名詞が全て入った例文全てを覚えさせればよいのではないだろうか?

I play tennis.
You play tennis.
He plays tennis.
She plays tennis.
It is my bag.
We play tennis.
They play tennis.
It is my bag.
It is your bag.
It is his bag.
It is her bag.
It is its bag.
It is our bag.
It is their bag.
He loves me.
He loves you.
He loves him.
He loves her.
He loves it.
He loves us.
He loves them.
This bag is mine.
This bag is yours.
This bag is his.
This bag is hers.

This bag is ours.
This bag is theirs.

これを全て頭に入れておけばもう、代名詞の使い分けに関して問題はほぼないであろう。
難点は語呂で覚えるというわけにはいかないところ。
そして、アイマイミーマイン程度のものであれば覚えさせるための動機付けはまだやりやすいのだが、
この例文を覚えさせるための動機付けは相当なものでなくてはならないであろうことだ。
正直それは難しいと思われる。

次の策は基本文の中に代名詞を紛れ込ます方法だ。
これについては my と your に関して教科書の中(This is 〜の単元)ですでに行われている。
ならばこの時点でその他の代名詞(his / her )も紛れ込ませたらよい。
(複数代名詞 our / their は複数形の後にするのがベターか?)
そうすると I am / You are の次に学習するのは He is / She is になるだろう。
となると目的格に関しても一般動詞の単元で紛れ込ますのがよいだろう。

この策の問題点は三単現の s だ。
I love you. を知っている。I love her. も知っている。そして He / She を知っている。
となれば当然 He love you. なんてことを言い出しかねない。
そうならないためには一般動詞を学習した後、すぐに三単現の s をやる必要がある。

三単現の s は非常にデリケートな単元なので
代名詞の目的格を絡めて学習するのではなく、なるだけ三単現の s に集中させてやりたい。

となれば一般動詞の前に He / She を教えるのは早いということになり、
となれば This is 〜 の単元で his / her を教えるのは早いということになり、
例文で代名詞を頭に入れさせるのが難しいということになり、
結局アイマイミーマインの表を覚えようね…となるのだろう。

その表を覚えるといいことを実感させるために空所補充問題を利用するとよい。

彼女は彼の絵がすきです。
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彼女はだから、彼女(she)グループの一番目、
彼のということは、私のは my だから二番目になる。
彼(he)グループの二番目ってことは…
というように代名詞の表とにらめっこしながら、パズルのようにして解かせる。

「今はこうやって表を見ながらやってるけど、
表を頭に入れてしまうと、いちいち表を見なくてもできちゃうんだよ。楽でしょ」となる。

とはいえ果たして代名詞の表を頭に入れることが本当によいのかどうかは
はなはだ疑問だったりするわけで…かと言って他の方法も一長一短で…

学校で習う英語に関しては使えないとかなんとか色々批判があるようだが、
やはり中学から英語を学習し始めた人に対しては、
学校に沿った形でどうすればスムーズに理解させられるかを考えるのがよいのだろうか?





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