センター試験には良問が多いと言われています。問題が公表され、当然注目も集まりますので、その作成に多くの人が関わり何重にもチェックされます。そんな練りに練られた問題を、単に解いてそれで終わりではもったいない! そんなセンター試験過去問をどこよりも誰よりも詳しく徹底的に解説していきます。1つ1つ丁寧に確認し、真の実力(英語力)を身につけましょう。


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大学入試センター試験英語過去問題解説

2014年(平成26年)センター試験英語第3問B「不要文選択」問2


 次の問いのパラグラフ(段落)には、まとまりをよくするために取り除いた方がよい文が一つある。取り除く文として最も適当なものを、下線部@〜Cのうちから一つ選べ。

問2
 
Which do you prefer, living in the country or in the city? @According to a United Nations survey, half of the seven billion people on this planet are living in the countryside. However, more and more people are moving into urban areas. AIt is estimated that about two thirds of the world's population will live in cities within the next 35 years. BLiving in a city apartment is convenient but sometimes lonely. CCities are likely to be too crowded and become very difficult places to live. Having said that, due to recent population trends, we soon may not have a choice about where to live.

【解説】
まずは第一文を確認してみましょう。
Which do you prefer, living in the country or in the city?
「田舎か都会かどちらに住む方が好きですか?」
これがこの文章のテーマになります。

@According to a United Nations survey, half of the seven billion people on this planet are living in the countryside.
「国連の調査によれば、この惑星上の70億人の半分は地方に住んでいる」
・according to 〜 / 〜によれば
・survey / 調査 [e]にアクセント。アクセントに注意!

この英文の次に However という逆接の接続詞があります。その英文も確認してみましょう。
However, more and more people are moving into urban areas.
「しかしながら、ますます多くの人々が市街地へ移動しています」

逆接の接続詞の前後には、反対の内容がきます。「半分は地方に住んでいる。しかし多くの人が市街地に移動している」と考えると、何も問題はありませんね。というか、選択肢@がなければ、「田舎と都会のどちらが好きですか? しかし多くの人が市街地に移動している」となり、これは前後関係がめちゃくちゃですね。

AIt is estimated that about two thirds of the world's population will live in cities within the next 35 years.
「世界の人口のおよそ3分の2が次の35年以内に都市に住むだろうと推測される」
BLiving in a city apartment is convenient but sometimes lonely.
「都市アパートに住んでいることは便利であるが、時々孤独です」
CCities are likely to be too crowded and become very difficult places to live.
「都市はあまりにも混雑して、住むのに非常に困難な場所になるでしょう」
・be likely to 〜 / 〜しそうだ

残りの選択肢はどれも「都市に住む」ということが書かれてある・・・と思わせておいて、Bは「都市のアパートに住む」ことが書かれてありますね。このパラグラフのテーマは「田舎に住むか、都会に住むか」ということなのでBはダメですね。

【正解】B

解答に関係ありませんが、最後の文もせっかくなので確認してみましょう。
Having said that, due to recent population trends, we soon may not have a choice about where to live.
「そうは言っても最近の人口の傾向のために、どこに住むかについての選択をすぐに持てなくなるかもしれません」

まず最初の Having said that, ですが、「そうは言っても」「というわけで」の意味になります。いわゆる分詞構文で接続詞が省略されていますので、話の流れでうまく訳を使い分ける必要があります。
due to は「〜のため」の意味。今回の文章の様な副詞句を導くときは、owing to や because of の方が望ましい・・・らしいですが、実際アメリカでは、普通に due to を使っているそうです。

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