センター試験には良問が多いと言われています。問題が公表され、当然注目も集まりますので、その作成に多くの人が関わり何重にもチェックされます。そんな練りに練られた問題を、単に解いてそれで終わりではもったいない! そんなセンター試験過去問をどこよりも誰よりも詳しく徹底的に解説していきます。1つ1つ丁寧に確認し、真の実力(英語力)を身につけましょう。


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大学入試センター試験英語過去問題解説

2014年(平成26年)センター試験英語第3問C「要約」問1


 次の会話は、アメリカのある高校でカリキュラムを見直すにあたり、教師たちが外国語教育について議論している場面の一部である。(  )に入れるのに最も適当なものを、それぞれ@〜Cのうちから一つずつ選べ。

Ted:  For the past 20 years our school has been offering French and Spanish. However, times have changed and perhaps we should reevaluate the needs of our students. I've heard some suggest that native English speakers don't need to study a foreign language because English has become a global language. I'd like to get your views on this.
Jennifer:  Well, with the globalization of many businesses, knowing a foreign language has become increasingly useful in the workplace. In business situations, when you're negotiating with people from other countries, it's obviously a disadvantage if they know your language but you don't know theirs. Also, by studying a foreign language, students can learn about various customs and cultural values of people from different parts of the world. This can smooth business relationships.
Ted:  So, Jennifer, I guess you're saying that (  ).

@ English is the most common language in the business world
A it's a disadvantage to use a foreign language in business
B knowing a foreign language can have a practical, career-related benefit
C studying business skills contributes to foreign language learning

【解説】
去年は第3問Bに出題されていました「要約」問題ですが、今年は第3問Cに移動になりました。形式は全く同じですね。Ted の発言である
So, Jennifer, I guess you're saying that (  ).
「それじゃ、ジェニファー、君は(  )ということを言っているんじゃないかな」
の、(  )の部分に入る語句を選択肢から選ぶのです。

最初の Ted の発言はさらっと流す程度で良いです。簡単に言うと「英語は国際語なので、フランス語とかスペイン語とか勉強しなくてもいいんじゃないの? 何か意見ある?」という話ですね。

それを踏まえて Jennifer の発言があります。この内容の要約を選択肢から選ぶのです。論説文でもそうですが、話者(筆者)の意見は最初にあることが多いです。それを確認してみましょう。
Well, with the globalization of many businesses, knowing a foreign language has become increasingly useful in the workplace.
「ええっと、多くのビジネスのグローバル化で、外国語を知ることは仕事場でますます役立つようになりました」
どうやら Jennifer は「外国語を勉強すべき」だと考えているようですね。

では選択肢を見てみましょう。
@ English is the most common language in the business world
「英語はビジネス界で最も共通の言語だ」
A it's a disadvantage to use a foreign language in business
「ビジネスで外国語を使うことは不利益だ」
B knowing a foreign language can have a practical, career-related benefit
「外国語を知ることには実際的な、仕事に関連した利益があるかもしれません」
C studying business skills contributes to foreign language learning
「ビジネススキルを研究することは外国語学習に寄与する」

選択肢@とAは「外国語を勉強する必要はない」という意見ですね。これは Jennifer の発言の第一文に反します。ここで「アレ?」と思った人がいるかもしれません。@は「英語は共通語だから、勉強しなくてはいけない」という内容じゃないの? という疑問が浮かんだ人です。そういう人は落ち着いて、問題の最初の日本文をもう一度読み直しましょう。「アメリカのある高校で」とありますよね。つまり英語を母国語としている人が外国語(フランス語やスペイン語など)を勉強すべきかどうかという話です。ですから@の内容は「英語が共通語だから、外国語を勉強しなくてもいいよね」と言う意味になるのです。

選択肢BとCはどちらも「外国語を勉強すべき」という意見のようだ・・・と思わせておいて、Cは何か変ですね。「ビジネススキルを研究することは外国語学習に寄与する」ということは、「外国語学習」が大切ではなく、「ビジネススキルを研究すること」が大切だという話になりますね。それに対して選択肢Bの「外国語を知ることには実際的な、仕事に関連した利益があるかもしれません」は Jennifer の最初の発言とほぼ同じですね。よって正解はBとなります。

【正解】B

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2014年(平成26年)センター試験英語
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